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『オルタナティブ資産』とは?アメリカの金持ちミレニアル世代に人気の理由。

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  アメリカのミレニアル世代の投資家は、株に頼らなくなってきている。

これは、アメリカの大手銀行『バンク・オブ・アメリカ』のプライベートバンクの投資責任者であるケン・シェパード氏が放った言葉で、今の若い世代はもはや『株』だけで資産が運営できるとは信じておらず、これからは『オルタナティブ資産』を含めた資産運営が常識になりつつあると言っている。

同じく、バンク・オブ・アメリカの調査によると、若い投資家の80%が現在、『オルタナティブ資産』といわれるものに目を向けているという。『オルタナティブ資産』は、特に『長期目線』での資産運営方法として、若い投資家が最もよく利用している方法である。

BOO
今、アメリカの資産運営で人気の『オルタナティブ資産』とはいったいなんぞや?ということで調査してみる。

オルタナティブ投資1.『不動産投資』


オルタナティブ投資とは、株、債権、現金以外の資産投資のことで、その中でも代表的なのが『不動産投資』がある。

中古になると価値が大幅に下がってしまう日本の家に対し、アメリカの家は中古になっても価格は下がらないので、ハードルが高くなく、アメリカではかなり一般的な資産運営方法でもある。

BOO
アメリカの家は古くても高く売れるので、投資のために家をリフォームしまくり、老後に家を売り資産として増やす人も多い。

ただ、『不動産投資』のデメリットは、最初にまとまったお金がいるというのと、インフレ時にはオイシイが、安定した賃貸収入が得られない可能性もある。



オルタナティブ投資2.『コモディティ』

『コモディティ投資』とは、モノの投資である。

コモディティ投資には、『原油』『金、銀、プラチナ』『トウモロコシ、大豆』などの商品があり、不況に強い投資先だ。その為、不況に弱い不動産を持っている人はセットで持っている人も多い。

特に『金』や『穀物』は、世界的な不況にも強いと言われていて、今、若い世代を中心に注目されているらしい。

BOO
『コモディティ』は、不況になった時に強いのだ。そのため分散投資として人気がある。

オルタナティブ投資3.『デリバティブ』


デリバティブとは、『先物取引』『オプション取引』『スワップ取引』を指す投資で、ざっくりいうと、ある条件付きで株や債権などを買い利益を生み出そうとしているものだ。この投資は、ハイリスク・ハイリターンともいわれる。

BOO
商品がでたらすぐに買うことを約束する条件で、人気が出ても値段変わらずに買えるというのが『先物取引』だ。

また他に、お互いの条件を交換して利益を生む=『スワップ取引』、買う権利を買っておく『オプション取引』もある。



オルタナティブ投資4.『ヘッジファンド』


ヘッジファンドは、金持ちの為の投資とも言われ、投資単位は最低でも一千万円以上ともなり、庶民にはなかなかか手が出にくものだ。

しかし、金持ちにとっては『ヘッジファンド』は、結構オイシイ。この投資は、リスクを回避するためのファウンドで安定的に利益があり、金融市場がどんな状況であっても利益を狙えて、投資家は運用をまかせで何もすることはない。

その中でも有名なのが、プライベートエクイティ『未公開株』というものがある。これは、上場している株とは違い、まだ世に出てない株を取得し、利益を得る方法なのだ。

BOO
しかーし『未公開株の詐欺』がかなり多く、金持ちが引っかかった被害ニュースもよく見る。

投資に詳しい友人たちに『どーしてもあの会社の株が欲しいが、上場していないので買えなくて、ずっと待っている。』と話したところ、意外にも会社にメールすれば株を売ってくれることもあるよ。という返答が返ってきて、マジかよ!!とびっくりしたことがある。

『オルタナティブ投資』はリスクもあるが、株だけ持っているよりマシな時代の到来か。

今、日本でも資産運用が注目され『株投資』が人気になってきているのだが、すでに、アメリカでは『株』だけに頼ることの危機感を覚えている若い層が増えているということだ。

先が読めない今だからこそ、株だけに頼らず、資産を分散させ、いかにリスクを取らない方法を選ぶことが時代の流れになっている。

結局、資産運営方法は、不況になってもバブルになっても、どっちになっても儲かる仕組みを作っておかなければならないのだ!という金持ちたちの教訓を肝に銘じておこうと思う。

BOO
資産運用は、長い目で見て、始めるのが早ければ、早いほど利益になる。そして、まとまった金がある富裕層が勝ちやすい仕組みなんだなぁーとしみじみ思うわー。
これを書いた人
boo
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