アメリカのピザの値段が安すぎる!!『$1廃棄ピザ』のお店に潜入した話。

　 最近、ポートランドで、安くて美味くてすぐ食える！言うなれば『地味メシ』を探しております。毎日自炊しているがたまには、誰かの作った美味い飯が食いたい。というか料理したくねー。そうなった時に使える地味飯は心の救世主でもあります。

同時に、人行列なのにクソ高くて大してそんなに旨くない。時間と金だけが奪われていく『マーケティングだけがうまいインスタ飯』のお店がポートランドには多すぎる。もう『インスタ飯』にはうんざりなんだヨォー༼;´༎ຶ ۝ ༎ຶ ༽と言っても、地味飯の情報は、YELPでもインスタでも探せないのが『地味メシ』の悪い点。嗚呼、自分の足で探さないといけないのか。。と思っていた時に、、

『近くのピザ屋さんで閉店間際に行ったらピザがなんと＄1で食えたんだよね！ピザも美味かったし超ラッキー！』という情報を最近なぜか絶好調のゲイの友人から入手。インスタにも、お店の看板にもどこにもそんな情報はない。しかし、ここは体を張っていくしかなーい！ということで、友人の口コミ情報だけを頼りに潜入を決行っ！

『1ドルピザ』の噂は本当なのか!?閉店1時間前に潜入っ(ﾟ∀ﾟ)！

いよいよ噂『$1ピザ』のお店に潜入！巷の噂によると、閉店1時間前にピザが$1になるやしいので、お店は9時に閉まるということで、8時45分頃にお店に行ってみる。




自力で見つけた看板はコレ。オープンしていることはなんとか伝わってくる。よ、よかったです。⊂(´ω`⊂ )

地味メシあるある？店内は閑散としていた。。(º﹃º)

店内に入ってみると、店の外の殺伐とした雰囲気に負けず、劣らず閑散していたというか、客どころか虫１匹いなかった。この閑散さは、以前『タコベルのお店に潜入して店員すらいなくてビビった話』以来の閑散さである。確かに、自分は地味飯を求めていたがここまでくると、なぜか人恋しくなってくる。あんなに行列を嫌がっていたのに、、私というヤツは、本当に天邪鬼だな。と自分にもついでに落ち込む。



ちなみに閑散とした店内には『コロナ対策の人が距離を取るための』ピザが『STAND HERE(ここに立って)』と主張しながら虚しく転がっていた。

廃棄寸前のピザなのか!? いざ、注文してみる！

客一人もいないのに、なぜか忙しく働くおねーさんを捕まえてレジで注文してみることに。

残っているピザを覗いてみると、やはり『時間がたったピザ』感がある。なるほど、閉店1時間前に売れ残ったピザを全部ウッちまおう！という魂胆か。

まーでも、お腹を空かせた住人たちが家で待っているので『全部クレ。』ということで、なんか長ヒョロイ以外は全部注文した。その時点でどんなピザかはあまり把握してないが、まー全部うまいだろ。(´▽`) ‘`,、’`,、という気持ちで。

窯で温め直してくれる『アメリカンスタイル』

アメリカのピザ屋さんは、どこもショーケースに並んでいて冷えてしまったピザを注文すると再び窯に入れて温め直してくれるのが一般だ。このお店も普通に温めてくれた。よしよし。ありが乙。

でレジでいよいよお会計してみると、本当に全部『$1ピザ』だったのだ！６枚買ったので全部で『合計$6』（ポートランドは消費税なし）y( º◊º)y噂は本当だった。コスパも考えて、1枚1ドルで売っていたら原価割れで儲けにならない気がするんだが。手作りピザよりウッカリしたら安いのではないだろうか？と色々考えてると申し訳ない気持ちになり、チップを＄５くらい払う。よく考えたらピザ代と同じくらい払っていた。うっかりした。それでも、チップ多めに払っても、普通に買うとピザ１枚『$4,5』くらいするので激安だ。

家に持ち帰って『1ドル廃棄ピザ』を試食っ(ﾟ∀ﾟ)！

買ってきたピザを家に帰って食うとする。あまりもの全部を買ってきたので、なにピザかは予想でしかないが自分が普段頼まないピザも挑戦できるので意外な旨さがあるのがいい。

パイナップルが入ったものやオリーブが入ったもの、サラミが入ったものなどなど。自分は基本雑食なので、色々試せて嬉しい限りだ。ちなみに、閉店寸前に行くとあまり残ってなかったり、同じものしかなかったりと選択肢がなくなるので、夜の8時の『$1セール』になると同時に行ったほうがいい。



で、味の方はどうかというと、私好みのピザで旨かったのだy( º◊º)yy( º◊º)y

アメリカのピザは、なぜか脂っこいのと生地があついのものが多く、1枚食っただけで、大概胃が『もういいや。』とうけつけなる感じがあるのだが、この『$1ピザ』は生地が薄めで、脂っこくなくさっぱり食べれられて、温めなおされた生地もふかふかで美味しかった。このピザなら毎日でも食えるかもしれん。

アメリカ人はピザに『ランチソース』をつけて食う！

家のアメリカ人たちは、私の感動をよそに『ピザ』ならいつでも食べれる人たちなので普通に『旨いね。旨いね。安いね。安いね。』と連呼しながら食いまくっていた。ちなみに、アメリカ人たちのピザの食い方は、『ランチソース（ドレッシング）』というサワークリーム、ヨーグルト、マヨネーズが入ったその辺のスーパー買えるドレッシングに死ぬほど浸しながら食っていた。そして、はちみつまでも。。なんのピザだわかなくなるレベルに。。でもランチソースは、お店でもクレ。と言えばくれるし、旨いので試してみてね。


ということで、今回の廃棄１ドルピザの正体は『せっかく作ったピザをどーしても捨てたくない頑固なピザ職人（勝手な妄想）がリスクがありながらも非公開でこっそりと提供している』というまさに私が求めていた『安いし、旨いし、行列なし』の完璧な地味飯にふさわしい結果でありました。ポートランドに住んでいる人は是非行ってみてね。

今回紹介した閉店1時間前になると$1で食えるおすすめのビザ屋さんはこちら↓

他に６箇所店舗があるようですが、全ての店舗が廃棄１ドルピザをやってるかはわからないので注意。以下のロケーションは今回潜入した$1ドル廃棄ピザが食べれる場所なので行ってみてね。