今回、カナダ旅行でバスを国境を越えた。
『バスで国をまたぐって、どーなの!?』とイメージがつかなかったが、まさかのバナナの試練が待ち受けていた。
初のバスで国境を越え!!『カナダ』に行くんだ。
前にも書いたが、今回のカナダ旅行はついてなかった。
バス故障疑惑で代わりのバスを2時間待ち続けることになった。
アムトラック(電車)から乗り換えて、バスに揺られること3時間。やっとカナダの街が見えてきた。
入国審査を目の前にチビりそうになる。
カナダを目前に高速料金所のような検問所が見えてきた。
ここで入国審査がされるらしく、車がズラーと並んでいた。
一見、高速料金所にも見えるのだが、明らかに入国審査場だという緊張感が漂っていた。
窓の向こうにはイカついセキュリティーがいて、いま向こう側に爆走したらどうなっちゃうだろう。という変な妄想が暴走しドキドキが止まらない。
さぁ、何も恐れることはない。用意していた『パスポート』と『グリーンカード』を手に入国審査に挑もうじゃないか。
出発前、ベトナム人から『グリーンカードだけではダメ。eTA申請しないといけないよ!』と言われたが、カナダのHPにはグリーンカード保持者は必要ないと書いてあったのでそちらを信じた。
『バスから降りて入国審査へっ!』バナナを持って焦る。
『入国官がバスの中までやってくるのかな?』ドキドキしていたののだが、バス乗客者は一旦降りて外に出なければならない。しかも荷物をいちいち手元に持ってだ。
その時、、ある過ちをしていた。入国検査ということは検疫があり『果物を持ってちゃいかん』という決まりがあり、荷物を取り出した瞬間にバナナが見えてちょー焦った。
慌ててバナナ2本を口にほうばって、入国審査場に並ぶ。
病み上がりのバナナ2本早食いは、なかなかキツイ。しかし、私は70円のバナナさえ体を張ちゃう筋金入りの貧乏性だった。
またバスに戻るが、、いらん報告されて絶望する。
バナナの試練もクリアし重い腹を抱えながら元のバスに戻ると、最初の運転手おっちゃんがひょっこり顔を出し『最初の故障疑惑のバスね!なんともなかった!ハハハハ!』と報告し軽快に去っていった。
すぐ後ろを見ると、あのおっちゃんと故障疑惑のバスがすぐ後ろにいた。わざわざ報告しにきたおっちゃんを呪ったが、乗客たちは適当に笑っていたのでどうでも良くなった。
絶望の向こうに、カナダの街が見えてくる!!
たくさんの試練と絶望を繰り返し国境を越えてバスを走らせると、もうそこはカナダ。ああ、長かった。。
心なしかアメリカと違う空気感が漂っている。
初のカナダに、バスの窓に張り付いて街の人を見守る。
アメリカ人と比べて、カナダの街にいる人がやや痩せて見えるのは幻想か?
『カナダ=いい街のイメージ』の固定概念があるのでなんでも良さげに見えるし、好奇心が止まらない。この時にはすっかり体調が戻っていた。さぁ!初カナダを楽しもうじゃないか!!
4つあるカナダ🇨🇦の信号機っ😳#カナダで見た変なもの pic.twitter.com/UNkyzfvMKm
— BOOの廃人な日常。🫠🇺🇸 (@hatchstudioinc) May 24, 2024