アメリカ

『日本のおもてなしに驚愕!!』日本の接客の特徴BEST5選-山形旅館編-

5月 3, 2023

アメリカでは一生味わえないサービスが『日本独自のおもてなし』だ。日本の特有のさりげない気遣い。多分、アメリカ人は知る由もないだろう。

ということで、今日は山形の旅館で味わった『アメリカ人が一生気が付かなそうな気遣い』を発表しよう。

BOO
去年泊まった『山形の古窯旅館』は、凄まじい程のおもてなしだったワ。

今回、行ってきたのは、山形人なら誰もが知る有名旅館『古窯(こよう)』だ。ちなみに旅館100選の中で、常にトップの名旅館だ。

コロナ以降、廃れてしまった旅館が多い中、『古窯(こよう)』に行っておけば間違いないだろ。ということで潜入。

BOO
前回は、ケチってビミョーな旅館に泊まってしまったので、今回は奮発。

山形人なら誰しもが知っているこの宿。どれくらい有名かというと、展示されてあった過去にきた有名人たちの絵皿がとんでもなく、バブリー。ということだ。

BOO
バブリーすぎて『美空ひばり』の絵皿がありましたぐらいです。

BOO
ちなみに『貴乃花の絵皿に闇を感じる。』と横でボソッとねーちゃんが呟いていた。

1.『座布団がエアバック並みにフカフカ』

高級旅館あるあるの気遣いが『座布団が究極にふかふか』だということだ。

こんな座布団あっていいのかと思うくらい、私のケツを優しく包み込んでくれた。

BOO
日本人は、ケツにまで気を配る。もう、下界に帰れる気がしない。

そして、お茶菓子が真面目に美味かった。サクサクふあふあの繊細なクッキーとチョコのナッツ。

BOO
ねーちゃんの分まで食ったし、カーチャンの分は自分のバックにコッソリしまった。

2.『マスクへ』の気遣いも忘れない。

そして、びっくりしたのは『マスクの休憩所』も用意されていたことだ。

言葉の選び方に、多大なる気遣いを感じる。『マスクの置き場所を決めるなんて!自由がない!人権問題だ!』とアメリカ人が暴動を起こしそうなくらい、繊細な気遣いだ。

BOO
なんということだ。マスクまでも旅館で一休みできるとは。

3. 食事が『玉手箱』である。

夕食は、玉手箱の中に入っているという豪華な姿で登場。気分は、完全に龍宮城で豪遊する『浦島太郎』一直線だった。アメリカという国に戻れる自信がなくなってきた。

BOO
玉手箱の中には、繊細な味付けのものがゴロゴロ入っていた。ちょー美味かったが、何食ったか覚えてない。竜宮城マジックだ。

そして、山形名物『米沢牛すき焼き』やら、『ビーフシチュー』やら、『土瓶蒸し』やらが続いた。雪のカマクラの中に入った刺身の繊細な盛り付けが手間かけてんなー。と思わせる。

BOO
こーゆう繊細な一口料理は日本ならではだ。私の周りにいるアメリカ人は、これら全部一気に口に放り込むに違いない。

3.『枕の硬さ』と『抱き枕』が選べる。

日本人の気遣いは、寝る間際までも続いた。今度は、枕が選べるという気遣いさ。

BOO
こーいう気遣いに慣れてないせーか、チョイスが多すぎて、普通の枕で寝たという。

そして、寝る前に、冷水をもってきてくれるという心遣い。以前のホテルでは、洗面台の水道水を飲むしかなかった過去を考えるとありがたきお言葉。

BOO
トイレ近くの水道水を飲んだ過去があるからこそ感じる、ありがたさ。

4.『スリッパへの厚い待遇』も忘れていない。

人のスリッパを間違わずに、履くための番号札が用意されていて、かつ殺菌するためのブルーライトが光っていた。

BOO
殺菌してんなら『別にサンダル誰のでもよくね?』と思ってしまうのは、日本人の心を忘れてしまったからだろう。あぶねー。あぶねー。

ちなみに、最近、アメリカのプールで、サンダルの盗難が多発していて困るという話思い出してしまったが、日本は、きっとそーいうレベルではない。

BOO
日本人の心を読んだ気遣いだ。土足でベットの上でくつろぐアメリカ人には一生わかるまい。

5.トイレで暮らせるレベルのおもてなし。

ちなみに、便所は神様が住んでいるんじゃねーのか?と思うほどの、手厚さだった。

BOO
トイレの中にテレビがありましてん。

ココで不自由なく一生暮らせんじゃね?と思うくらい設備が整っていた。

BOO
『音と共にさりぬ』という音消しボタンのセンスが地味にツボ。

6. 迎えがある。

高級旅館のおもてなしは、旅館に着くと出迎えがあるのだ。着物を着たスタッフが出迎えてくれたのだ。

BOO
個人的に、出口の『どでかい胡蝶蘭(こちょうらん)の花』がさすがに偽物だろ?と思ったがマジ本物に焦った。

結論:アメリカ人は一生気づかないレベル。

ということで、私が慣れない高級旅館に泊まって『日本の気遣い』にビビった話でした。

私がもっと繊細な心もって、枕にこだわる性質だったら、『日本のおもてなし』をもっと楽しめた気がしたし、便所のスリッパでウロウロせずに、すんだんじゃねーかと思う。それだけが悔やまれる。

しかし、アメリカ生活で地獄のような『柔軟性という雑さ』を身につけてしまうと繊細な心がなくなってしまうようだ。そして、雑の王国の住人アメリカ人たちは、この『ちょーーーーー細かなおもてなし』に気づく人はどれくらいいるのか?ちょっと見てみたい気がする。

BOO
びみょーにケチって嫌な思いするよりも、ちょっと奮発して地元の名旅館に泊まるのがいい。満足度が違う。

エリアで記事を探す