先週、グーグルで『大量レイオフ(リストラ)』が行われたようだ。
ツイッターでもレイオフされた人の声で溢れかえっていた。グーグルのレイオフの前にも、年末ごろから『マイクロソフト』『アマゾン』『ツイッター』などの大手企業でも続々とレイオフが行われていて、2023年も波乱の予感すぎる。。
ということで、今日は、2023年から目立ってきた『大量レイオフ』の波について、今後の景気とともに、アメリカ報道されている今後の情勢について調べてみました。
なんと!本日Googleからレイオフされました!
朝起きて携帯を見たら仕事関係のアプリがごっそり消えていて嫌な予感がしましたが、案の定最近パフォーマンスは良かったと思うけど……まあしょうがないですね。
とりあえず退社にともなう処理をこなしていきます〜#レイオフ
質問とかあればどうぞ— Takashi Matsuo (@tmatsuo) January 20, 2023
グーグルで1万2千人規模の『レイオフ』が実施される。
元々、Googleは12,000人、従業員の6%をレイオフすると発表していたのだ。
当初、『グーグルに限ってそんなことするか?』という疑心暗鬼の声も多かったが、、やっぱりグーグルやっちまったか。と今になっては落胆の声が多い。
そもそも、今回のレイオフはGoogle社にとって、過去に稀にみない人員削減で、すべての部門でレイオフが実施された。やるなら徹底的にやったった。という感じだ。
ただ、Google からレイオフを受けた人のツイッターによると、グーグルだからこその手厚い補助が受けられていて、ある意味、転職したかった人はここぞとないチャンスじゃね?と思うレベルで待遇が良さげだ。
Google layoffs!
Employees just got an email from Sundar Pichai saying 12000 employees will be cut. pic.twitter.com/eDaqifkGQX
— Vibin 👋 (@vibinbaburajan) January 20, 2023
【速報】GoogleのCEO、全社員にレイオフのアナウンスのメールした模様。俺たちのGoogleがついに、、
- 12,000人のレイオフ
- 最低60日間雇用、16週分の退職金。1年ごとに+2週間
- 年間ボーナスの支給
- 16週分のGSU(Google Stock Units)
- 6ヶ月分の健康保険、就職サポート、移民サポート pic.twitter.com/yaBfH0XdEp— サカモト@エンジニアキャリア論 (@sakamoto_582) January 20, 2023
2023年の幕開けは『ITの大量のレイオフ』だった。
アメリカで起こっている大量レイオフは、グーグルだけではない。上の図は、テック企業でこれから職を失ったor 失う人の数だ。(図のひとりあたり100人で計算)
もうすでに、2022の上半期から2023年の短期間でアマゾン、マイクロソフト、ツイッター、メタなどの大手IT企業が続々とレイオフを発表しているのだ。
大手企業問わず、このレイオフ波は、テック業界を中心にこれからもますます強くなっていくだろうと言われている。
Good Morning Everyone! Layoffs announced YTD:
- Google: 12,000 (6% of workforce)
- Microsoft: 10,000 (5%)
- Salesforce: 8,000 (10%)
- Amazon: 8,000 (2%)38,815 tech workers have been laid off in 2023 pic.twitter.com/dN1RCD8Phe
— Genevieve Roch-Decter, CFA (@GRDecter) January 20, 2023
🇺🇸アメリカ、ここ半年ほどで10万人以上のハイテク人員削減が行われる。
Google $GOOGL が従業員12,000人をレイオフ(従業員の6%)。
2017年から従業員数が年間20%ずつ増加し続けていた。AmazonとMicrosoftの合わせて約3万人のレイオフに続くもの。
1年前のエンジニア引っ張りだこ状態が懐かしい🐽 pic.twitter.com/9hWT1ua2ww
— ブタ丸🐷米国株投資🇺🇸在米 (@Butamaru_Butako) January 20, 2023
アメリカで従業員の大量解雇(レイオフ)が進んでいます↓
2022年11月頃〜(IT企業中心)
メタ=11000人(13%)
Twitter=4800人(半数以上)
Amazon=18000人(1%)
マイクロソフト=11000人(5%)
ゴールドマン・サックス=3200人(6%)今はまだ不況が終わっていない段階。
市場は楽観しすぎている気がする。— サワジン(Sawajin)👟 (@sawa1414) January 19, 2023
アメリカで『レイオフ』されると失業保険はどうなるのか?
そもそも、『レイオフ』と『ファイヤー』は雲泥の差があって、『レイオフ』は雇用主の都合でクビになり、『ファイヤー』は、従業員の責任でクビになるということだ。
そして、手厚いのが『レイオフ』で、失業保険は申請もできるし、大企業だったら失業パッケージ手当も貰えてかなりオイシイ。のでラッキーではと思ってしまうレベルの手厚さ。
Googleのlayoff対象者へのパッケージ、凄すぎませんかね…
- 最低60日間(約2ヶ月)の解雇通知期間の給料支払い
- 追加で最低16週間(約4ヶ月)分の給料が払われる。勤務期間1年につき2週間上乗せ
- 株でもらってるお給料のvestが16週間前倒し(なのでその分もらえる)
- 2022年度分のボーナスも払われる— Yuki Nakazato (@ynakazat) January 20, 2023
2023年『必ず不況がくる』と予想されている。
前にも↓記事で書いたが、2022年にアメリカで行ったCEOへの調査で、91%のCEOが『来年2023年には、景気後退になると考えており、それも短くはない』という理由で、今後6ヶ月間に人員削減も検討しているCEOが最も多かったそうだ。
やっぱり、この『レイオフ』の波は、アメリカが利上げをやった瞬間から、逃れられないものになったのかと思うレベルで、『不況』は、きそうな予感がゾクゾクする。
個人的にやばいなと思うのは、周りの家の値段が下がりに下がりまくっているのが地味に怖い。