アメリカ

アメリカ卵の値段が高騰!! 1コ売り盗難バッチもつけられるレベル。

1月 19, 2023

現在(2023年1月)、アメリカで卵の値段が高騰している。

場所によっては、3倍近くも値上がりしていて、卵がダイヤのように扱われている事実を知ったので、今日は、卵高騰の謎について調べてみました。

BOO
私の住む街、オレゴン州ポートランドでは、卵の値段は通常で実感がない。

卵の値段がひとパック『7ドル!!!(約850円)』


アメリカの各地域では、まれに見る『卵不足』で、スーパーでは『卵切れ』が多発しているらしいのだ。卵があっても、『1パック7ドル』と通常の価格の倍以上になっている。

消費者物価指数 (CPI) のデータによると、卵の価格は 2022年に急騰。1パックの卵の卸売価格は、米国で約3.30ドル、一部の州では7ドル以上にもなるという。

BOO
庶民の味方、卵がどんどんセレブになっていく。

アメリカ人のツイッターの声を聞いてみると、やはり『卵高騰』で苦しめられている人がいるのが事実だ。

俺の街のスーパーの卵売り場だ。みんなのところはどうよ?


深刻な卵価格の物語は続く。。

BOO
他、卵のパックに、万引き防止のタグが。。初めてみたわ。

卵の値段が高騰!!一個売る店も。。


アメリカの異常な卵高騰で、ついには、一個ずつ卵を売る業者も現れてきた。

BOO
もう、卵、恐ろしくて、じゃぶじゃぶ食えない。


BOO
卵が、箱に入れられたダイヤモンドに見える。


卵2個、5ドルでゲットした。

卵高騰の原因は『鳥インフルエンザ』だった。


アメリカでこの異常な卵の高騰の原因は、ずはり『鳥インフルエンザ』だ。

USDAによると、2022年の鳥インフルエンザにより、47つの州で約 5,800 万羽の鳥が死亡が確認され、307箇所の鶏施設からの感染の報告があったそうだ。

アメリカ全体の卵の生産量は、 2021年12月の97億個から2022 年11月には、89億個に減少した結果に。

BOO
通年よりも、89 億個に減少したら、そりゃ卵不足にもなるわな。

放し飼い法案のカリフォルニアが『卵不足被害』が1番大きい。

今回1番、卵高騰が高かったのが『カリフォルニア』だ。

カリフォルニア州の施設、サンホアキン郡、ソノマ郡、グレン郡、フレズノ郡、サンディエゴ郡 の15ヶ所だけでも、約 781,000 羽の鳥が影響を受けたとの報告され、全米で最も大きい被害が出た。

カリフォルニア州だけでも、過去1年間の感染により75万羽以上の鳥が死亡し、1パック(12個入り)の卵が平均7.37 ドルで卸売りされる事態になったという。

被害を食い止めるには、野生の鳥と家畜の鳥を分けることなのだが、カリフォルニア州では2022年からは、卵はケージフリー(放し飼いの飼育法)でなければならなくなったことも影響したという人も多くいる。

BOO
カリフォルニア州のケージフリーの法案が、まさかの被害を拡大につながってしまったのか。。

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