アメリカで『ケージ卵禁止』の動きが加速している。
今後、アメリカ全土でケージ卵が食べられなくなる日も近いかもしれないし、ケージの安い卵を使っていた食品業界がかなり変わるんじゃないか?ということで、アメリカで進む『ケージフリー』の動きを調べてみよう。

ケージフリーは『ニワトリを開放しろ!!』運動だった。
『ケージフリー』とは、狭いケージで飼育されているニワトリを自由にしろ。というもので動物愛護団体が声を上げ続けた結果、アメリカ全土でケージ卵禁止の動きが広まりつつある。
現在(2023.8)、アメリカオレゴン州のスーパーには『ケージフリー卵』と『普通の卵』と売られているが、『ケージフリー卵』はちょと値段が高めだ。しかし、今後ケージフリー卵しか売れないことになれば、卵の値段は上がるのは避けられないし、レストランのメニューの値上がりもするだろう。

オレゴン州は2024年からケージ飼育禁止とケージ飼育の卵の販売禁止に。
オレゴン州では、2024年からは完全に『ケージフリーの卵』しか売れなくなる。
3,000羽以上の鶏を飼育している養鶏場は、必ずケージフリーしなければならないし、爪とぎができるエリア、止まり木、巣箱、砂浴びエリアを設けるという細かい規則ができる。
また、オレゴンのレストランでもケージの卵は使ってはいけないことになるので、またもやレストランの物価が高騰しそうな予感しかしない。

アメリカで加速する『ケージフリー化!!』すでに8州で禁止決定している。
今現在(2023.8)ですでに『ケージ卵禁止』がなっている州も多いのだ。
アメリカでケージ卵の販売を禁止を決定した州は、カリフォルニア州、マサチューセッツ州、ネバダ州、オレゴン州、ワシントン州、コロラド州、ミシガン州、アリゾナ州の8つの州がある。(ユタ州はケージ飼育のみ禁止。ロードアイランド州はバタリーケージは禁止。)

有害なのか?なぜ『ケージ卵』が禁止されるのか。
そもそもなぜ『ケージ卵』を禁止するのか?
ヨーロッパの食品安全機関が発表したデータによると、EU加盟国の3,000以上の農場からの『放し飼い』と『ケージ飼い』を比べると、ゲージで飼育された方がサルモネラ菌が見つかる可能性が5倍も高いことが確認された。また、放し飼いだとネズミや昆虫と接触する機会が少なくなり、病気にかかりにくいというデータもある。
また、放し飼いニワトリの方が栄養価が高い卵が生まれるという結果もあり、健康的な面から『ケージ卵』を禁止したという背景がある。

日本でも『ケージフリー卵』の普及は進んでいくのか?
このケージフリー化を加速するアメリカの動きは、動物愛護団体が食品業界と長年戦って勝利した一つの成功例だという。
また『ケージ卵の禁止』によって、食品業界も大きな変化を強いられるだろう。と言われている中でいま、多くの鶏卵生産者は数十億ドルの費用をかけて、ニワトリを檻から解放している。

日本でも、オーガニックブームもあって『ケージフリー卵』は、ますます意識されてくと思うが、日本で食品の価格を上げることがアメリカよりも厳しい現状を考えると『ケージ完全禁止』は、難しんじゃないかと思うし、食品業界が黙っていないだろうなぁ。