ポートランド

『Tillamook(ティラムック)』工場に潜入!!年間100万人訪問の秘密を探りに潜入。

9月 15, 2022

最近、アメリカの株にハマり『優良株』はないかと企業の秘密を探りに、土日を利用して社会科見学のようなことをしているんだが、実際に行くとなんかブランドイメージと違ったな。ということがおきる。

今回行ってきたオレゴン州で有名なチーズブランド『ティラムック(Tilamook)工場』もなんかイメージが違った。ということで潜入記事レポ。

BOO
ティラムック(Tilamook)は、全米で48 番目に大きな乳製品加工業者であーる。

 

オレゴンで人気『Tillamook(ティラムック)チーズ工場』に潜入。

オレゴンの住人は、一度は目にしたことがあるこのロゴ。そう。オレゴンでチーズといえば『Tillamook(ティラムック)』だ。行ってみると、どーーーんと構えたこの看板。ふし穴の私にも一目で『あ。ここだ。』とわかった。

私にとって『Tillamook(ティラムック)』といえば、チーズじゃね?というイメージだったのだが、実はTillamook(ティラムック)は町の名前だった。街の名前からチーズ名を名付けていた事実を知った。

BOO
しかも、ティラムック工場は、ティラムックという小さな街で最大の雇用を抱えているので、街自体が『チーズ』でできた街と言っても過言ではない。

今回は『でっかい牛』が出迎えてくれた。それにしても、こんな何もない街なのに、この工場見学だけで、年間100万人も訪れるとは。

BOO
それにしても、すげー人だな。なんか秘密があるんか?

中に入ると『チーズの塊が、、』

中に入って、天井をみると『チーズの塊』がぶら下がっていた。

BOO
チーズ工場じゃなければ、よくわからん集合体だよね。

でも、結構良くできている。チーズの塊たちもサイズがバラバラで、なんかワクワクする。

BOO
チーズ工場に来たなー!!て感じ。

あんまり興味がないが、歴史を学ぼうとしよう。壁一面に『Tillamook(ティラムック)』の歴史が書かれていたんでな。それにしても創立113年はすげーな。

BOO
ちなみに、『Tillamook(ティラムック)』が全米の注目を集めた『成長ホルモンの改革』はボードに書かれていなかったようだ。
Tillamookが起こした『成長ホルモンの改革』とは、消費者の懸念を受けて『Tillamook(ティラムック)』が初めて全ての農家に、成長ホルモンの使用をやめるように促した改革のこと。

BOO
『Tillamook(ティラムック)』の歴代のパッケージ。アメリカンレトロって感じだ。

奥に『Tillamook(ティラムック)』車を発見。写真撮影スポットにもなっている。

BOO
ちびっこが車でわちゃわちゃしていたので、影から羨ましそうに見つめておいた。

売り場での『チーズの種類』が半端ない。

施設内では、すげー種類のチーズが買える。しかし、スーパーで買うのと比べて若干高い気がするが、気のせいだろうか。

BOO
今まで、見たことない味のチーズがいっぱいだ。

『Tillamook(ティラムック)』といえば、チェダーチーズが有名だ。過去に全米一なったこともあるくらいの実力を誇るティラムックのチェダーチーズは人気が高い。100 点満点中 99.6 点を獲得し、他のチーズの差を見せつけたという。

BOO
これは、白いチェダーチーズ。珍しい。

お土産コーナーでの『オリジナルグッズ』

施設の半分以上はお土産コーナーだった。そして、お土産コーナーは、観光客で溢れかえっていた。

『Tillamook(ティラムック)』のオリジナルテーシャツ。

BOO
チーズ好きにはたまらんじゃろう。

BOO
この帽子をかぶってたら、従業員と間違われないかだけが心配だ。

BOO
チーズかどうか怪しいのもあるが、普通に可愛い。

エレベータ内で『チーズに埋もれる。』

エレベーターの中にはいってみると『一面のチーズ』だった。

BOO
チーズに埋もれるという気分をエレベーターで味わった。謎の圧迫感にくるしめられた。

チーズ工場を見学し、無料チーズをゲット。

2階に上がると、チーズの作る過程が上から見学できた。

BOO
チーズ工場で働く人は、ずっと見張られてる感じなんだろうな。たまったもんじゃねーわ。

工場はほとんどが機械で、1,2人しか働いてなかった。というか、今日が日曜日だったからかもしれん。

BOO
そもそも、人がいない件。

そして、1人1個ずつ貰える『サンプルチーズ』だ。『おお!太っ腹!』と思いきや、ちゃんと1人1個だけもらってるか監視するおにーちゃん付だった。

BOO
チーズ見張り役のおにーちゃんの目が鋭かった。

BOO
チーズのお兄ちゃんに見張られながら、全種類のチーズをげっと。

途中で壊れる『アイスマシーン』に群がる人々。

Tillamook(ティラムック)はアイスも有名だ。アイス売り場に行くと、人が群がっていた。そして、よく聞くと途中でアイスマシーンが壊れたようで、中では注文の制限がかけられていた。

BOO
人が多いのに、途中でアイスマシーンが壊れるとは、店員さん地獄でしかないな。

なんでそんなに人気なのか?ここでしか食えない限定の味があるのかと思い、メニューを見てみるが、すべてスーパーで買える味だった。

しかも、小さめのコーン型のアイスが1個5ドル。スーパーででっかいサイズの『Tillamook(ティラムック)アイス』が買えてしまうじゃないか。

というか、ここでしか食えない『限定のチーズ味のアイス』とか期待したのに、そんなもんはなかった。

BOO
スーパーで、全く同じものが安く買えてしまうのに、ここに並ぶ価値はあるんか?客にと聞いたらティラムックの店員に殺されるだろうな。

外にもティラムックの魔法にかかった人のアイスクリーム待ちが続いていた。これぞ、ティラムック観光マジックだ。

BOO
観光の威力はすげーよ。なんでも売れてしまう。

ティラムックの洗脳は、入口付近まで続いていた。私は、あまり洗脳されないケチ臭いタイプなので、『どこでも買えるアイスにここまで並ぶとは!!!』とひたすらおどろいていた。

BOO
みんな、根性あんな。

『観光』にいいかもしれんが、すべてが魔法価格。

今回、『Tillamook(ティラムック)』に工場に行ってみたのだが、チーズは安くないしというか普通より割高だし、限定の味もねーし、なぜか客に監視される従業員も辛いだろうし、新商品も別になかったし、一度くればいいかなという感想。

何よりも、オレゴン中のスーパーで『Tillamook(ティラムック)』が溢れているので、別にここで買わなくてもいいかもなと思うレベルだった。一番気になったのが、こんなにでかいブランドなのに『ビーガン向けのチーズ』とかもなく、デザインはかなりイケイケなのに、商品開発チーム自体は、守りに入っている感じの保守的なんだなと感じた。

個人的には、結構、冒険している企業が好きなので、デザイン自体は可愛かったがあまり魅力を感じなかったな。

BOO
せめて、限定のチーズ味のアイスとかさ、もっと目新しいものを作って欲しかったなぁ。

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