最近、アメリカの株にハマり『優良株』はないかと企業の秘密を探りに、土日を利用して社会科見学のようなことをしているんだが、実際に行くとなんかブランドイメージと違ったな。ということがおきる。
今回行ってきたオレゴン州で有名なチーズブランド『ティラムック(Tilamook)工場』もなんかイメージが違った。ということで潜入記事レポ。
オレゴンで人気『Tillamook(ティラムック)チーズ工場』に潜入。
オレゴンの住人は、一度は目にしたことがあるこのロゴ。そう。オレゴンでチーズといえば『Tillamook(ティラムック)』だ。行ってみると、どーーーんと構えたこの看板。ふし穴の私にも一目で『あ。ここだ。』とわかった。
私にとって『Tillamook(ティラムック)』といえば、チーズじゃね?というイメージだったのだが、実はTillamook(ティラムック)は町の名前だった。街の名前からチーズ名を名付けていた事実を知った。
今回は『でっかい牛』が出迎えてくれた。それにしても、こんな何もない街なのに、この工場見学だけで、年間100万人も訪れるとは。
中に入ると『チーズの塊が、、』
中に入って、天井をみると『チーズの塊』がぶら下がっていた。
でも、結構良くできている。チーズの塊たちもサイズがバラバラで、なんかワクワクする。
あんまり興味がないが、歴史を学ぼうとしよう。壁一面に『Tillamook(ティラムック)』の歴史が書かれていたんでな。それにしても創立113年はすげーな。
奥に『Tillamook(ティラムック)』車を発見。写真撮影スポットにもなっている。
売り場での『チーズの種類』が半端ない。
施設内では、すげー種類のチーズが買える。しかし、スーパーで買うのと比べて若干高い気がするが、気のせいだろうか。
『Tillamook(ティラムック)』といえば、チェダーチーズが有名だ。過去に全米一なったこともあるくらいの実力を誇るティラムックのチェダーチーズは人気が高い。100 点満点中 99.6 点を獲得し、他のチーズの差を見せつけたという。
お土産コーナーでの『オリジナルグッズ』
施設の半分以上はお土産コーナーだった。そして、お土産コーナーは、観光客で溢れかえっていた。
『Tillamook(ティラムック)』のオリジナルテーシャツ。
エレベータ内で『チーズに埋もれる。』
エレベーターの中にはいってみると『一面のチーズ』だった。
チーズ工場を見学し、無料チーズをゲット。
2階に上がると、チーズの作る過程が上から見学できた。
工場はほとんどが機械で、1,2人しか働いてなかった。というか、今日が日曜日だったからかもしれん。
そして、1人1個ずつ貰える『サンプルチーズ』だ。『おお!太っ腹!』と思いきや、ちゃんと1人1個だけもらってるか監視するおにーちゃん付だった。
途中で壊れる『アイスマシーン』に群がる人々。
Tillamook(ティラムック)はアイスも有名だ。アイス売り場に行くと、人が群がっていた。そして、よく聞くと途中でアイスマシーンが壊れたようで、中では注文の制限がかけられていた。
なんでそんなに人気なのか?ここでしか食えない限定の味があるのかと思い、メニューを見てみるが、すべてスーパーで買える味だった。
しかも、小さめのコーン型のアイスが1個5ドル。スーパーででっかいサイズの『Tillamook(ティラムック)アイス』が買えてしまうじゃないか。
というか、ここでしか食えない『限定のチーズ味のアイス』とか期待したのに、そんなもんはなかった。
外にもティラムックの魔法にかかった人のアイスクリーム待ちが続いていた。これぞ、ティラムック観光マジックだ。
ティラムックの洗脳は、入口付近まで続いていた。私は、あまり洗脳されないケチ臭いタイプなので、『どこでも買えるアイスにここまで並ぶとは!!!』とひたすらおどろいていた。
『観光』にいいかもしれんが、すべてが魔法価格。
今回、『Tillamook(ティラムック)』に工場に行ってみたのだが、チーズは安くないしというか普通より割高だし、限定の味もねーし、なぜか客に監視される従業員も辛いだろうし、新商品も別になかったし、一度くればいいかなという感想。
何よりも、オレゴン中のスーパーで『Tillamook(ティラムック)』が溢れているので、別にここで買わなくてもいいかもなと思うレベルだった。一番気になったのが、こんなにでかいブランドなのに『ビーガン向けのチーズ』とかもなく、デザインはかなりイケイケなのに、商品開発チーム自体は、守りに入っている感じの保守的なんだなと感じた。
個人的には、結構、冒険している企業が好きなので、デザイン自体は可愛かったがあまり魅力を感じなかったな。