最近、株とかでアメリカの『グルテンフリー』市場がいい感じじゃね?と思って調べてみると、アメリカのグルテンフリー市場は2026年までには、14億ドル(約1兆4820億円)規模に達するといわれていくらい注目度が高い。
アメリカでは『グルテンフリー市場』は、超注目されているが、日本は遅れているといわれている。
というのも今回、アメリカで『グルテンフリー業界』を牽引する有名オーガニック粉専門店(ボブズレッドミル (Bob's Red Mill))』に潜入してきて、『グルテンフリー』の種類の多さに腰を抜かしたので紹介したいと思います。
ちなみに『ボブズレッドミル (Bob's Red Mill)』は、100%の株を従業員たちが所有していて一般には買えないらしい。間違いなく将来性がある株って、ほとんど公開してないよな。インパッセボーも未公開だし。
ポートランドにある『ボブズレッドミル (Bob's Red Mill)』のオーガニック粉専門店に潜入!!
全米で展開する、オーガニック粉の有名ブランド『ボブズレッドミル (Bob's Red Mill)』店はは、ポートランド市内から車で15分ぐらいの郊外の『ミルウォーキー』と言う街にある。実はギリギリポートランドではない。
入口で出会った謎のおじさんは、実は『グルテンフリーの先駆者』だった。
建物の中に入るとすぐに『見知らぬおっさん』が出迎えてくれた。どこかで見たことがあるこのオッサン、、実は、『ボブズレッドミル (Bob's Red Mill)』の創業者の『ボブ・ムーア』と言う人だった。ケンタッキーおじさんよりも健康そうだ。
ちなみにこのおっさんは、最初はカリフォルニアでガソスタ運営するが経営が失敗、その後タイヤの店で働き、ヤギ農場を購入して、卵や牛乳を販売しながらも全粒粉のパンを焼く実験をしていた。
その後、お父さんを若くして病気でなくしたのと、ばーちゃんがちょー健康志向だった影響で、『健康的な食品』に追求し始めて、ポートランドに引っ越し、『オーガニック』『グルテンフリー』商品をメインに作る、今の『ボブズレッドミル (Bob's Red Mill)』のブランドができたそうだ。
今でこそ『グルテンフリー』は有名だが、このおっさんこそが、何十年も前から『グルテンフリー商品』にメインに開発し売り出していた先駆者だったのだ。
秘密は『昔ながらの石臼』オーガニック&グルテンフリーを追求する粉もんの宝庫。
中に入ると、溢れんばかりの『粉の宝庫』があった。
いろんな種類の『ボブズレッドミル (Bob's Red Mill)』ブランドの粉もんが売ってある。しかし、隣に売っていた陶器は、全て中国産だったのが気になった。ボブのおっさんは、粉もん以外はどうでもいいらしい。
粉もんに対しては、徹底的に健康を追求するおっさんの製品は、現在も石臼(いしうす)を使用しているというのだから驚く。しかも、火事になった時にこの石臼は無事だったと言うミラクルが。
そもそも数が半端ねー。何を買ったらいいのかわからず、結局買わんかった。
次世代すぎる!!『ビーガン』✖️『グルテンフリー』の新商品。
昔ながらのやり方をつらぬくボブのおっさんは、しっかり時代の流れにものっているな。と思わせる商品が。その名↑『エッグ リプレイサー(卵代用粉)』と言う粉だ。
この粉は、卵が食えない『ベジタリアン向け』の商品で、クッキーとか卵が命のレシピでも、この粉を使えば卵を使わずにすむと言うものだ。しかもグルテンフリーだし。
マリファナ王国ならでは!!『ヘンプシード』も。
そしてこちらは『マリファナの実』のヘンプシードといわれる商品。今、アメリカではスーパーフードの一つとして、胡麻のように使うのだ。
脱プラ!!量り売りできる『豆&粉』コーナー
そして、オーガニックスーパーでは、量り売りが基本だ。自分で好きなだけ袋に粉を入れる。(グルテンフリーじゃない製品もある。)
なんかよくわからんスパイスもいっぱい売ってあった。
そして、日本の『Adzuki(あずき)』と書かれた豆を発見。
粉もん専門店で『関係ないサラダ』を食ってみよう。
せっかく、ボブのおっさんの店に来たんだから、なんか食うとする。店の中にはカフェが設置してあったのでそこで頼む。
外のテラスがいい感じだったので、テラスで食うことにした。
そして私が頼んだのは、粉もん全くと関係ない『チキンサラダ』だ。店内の小麦粉に埋もれて、粉もんを食う体力を失ってしまった。ボブのおっさんが悲しむに違いない。
それでも、申し訳なさそうに『クルトン』が入っていたので、クルトンは多分パンの『はし切れ』だろうが、ボブのおっさんの努力を感じれて、うまかった。
こちらは、友人が頼んだ『朝食ビスケット』だ。私もぶっちゃけ、サラダじゃなくてこれを頼めば良かったくらいうまかった。ただ、このビスケットは多分グルテンフリーではないと思われる。
ちなみに、ビスケットの中に入っていたソーセージは、フェイクミートだったが、普通にうまかった。しかし、友人は、一つでは足りないと愚痴っていた。
ボブズレッドミル (Bob's Red Mill)の『ダサいお土産』を堪能。
店の中には、変なステッカーも売っていた。なんか地味に高い。300円ちょっと。
結果『カイワレ』を育てることになった。
で、ボブのおっさんの努力を踏み躙る行動ばかりする私は、お土産に『ボブのおっさんの努力の結晶の粉もん』でもなく、『ボブのおっさんのシール』でもなく、『カイワレの種』を買った。
なぜか、急に店の隅っこに売られていた『カイワレの種』が目につき、無性に育てたくなったのである。
日本でも『ボブズレッドミル (Bob's Red Mill)』ブランドは上陸していて、アマゾンで買えるので気になる人はどうぞ。↓