最近、アメリカの歯医者に行って、治療を始めてみたのだが、日本との違いに仰天した。
そもそも、アメリカの歯医者って技術が高く、日本よりレベルが高いんじゃねーの?と期待していったのだが、結論から言うと、日本でつけた銀歯を全部取られ、虫歯ところは、全部セラミックさせられました。というか、それ以前の問題が多発したので報告しようと思います。
いざ、潜入!!『問診票』に苦戦する。
電話で近くの歯医者を予約し、予約当日に『アメリカの歯医者』に初めて足を踏れる。ちなみに、家から10分くらいの歯医者でグーグル評価もかなりいい歯医者だ。死にたくないので、とりあえず近所の歯医者を調べ尽くした。
受付は、白人の年配おばさんが対応してくれたんだが、このおばさんがすげーおしゃべり好きで、私が日本人だとわかると『私の息子は日本人と結婚したのよ。松坂牛ってしってる?おいしいわよねー。』という感じで喋り尽くしてくれた。
そして、『問診票』を書くように言われて、名前とか、保険とか、体の状況(酒は飲むか、妊娠はしているか、アレルギーなど)『日頃の歯のケア』を自己申告で書いた。あと、アメリカは訴訟文化なので歯医側の対策で『合意上の契約書』のサインを求めるのがアメリカらしいなと思った。
歯のクリーニング中『顔中に水浴び状態』に。
歯の虫歯チェックをした後は、歯のクリーニングをすることになったのだが、まず血圧を測られ『サングラス』を渡される。『アメリカの歯医者はサングラスをするのか』と呑気にしていたのだが、のちに、今までに体験したことのない『顔中が水浸しの刑』と言う謎の罰で、サングラスをしてよかったわー。と命拾いをする。
歯のクリーニングは、白人のおばちゃんがやってくれたのだが、水を口に流す機械の取り扱いに慣れていないのか、機械がやばいのかわからんが、『おっと!ごめんね!水が飛んじゃったわね。ハハハ。』とお茶目に言われるたびに、私は首の下まで濡れていた。
そして、一番辛かったのは、口を開けているのに『チワ話』話しかけられまくる刑だ。
常に口を開いている金魚状態の私に、おばちゃんは、容赦なく質問をしてきた。しかもチワ話だ。しかも、近所の店が安いとか、いい情報もたまにくれたりするので、口を開けながら『おおお!』と言ったが、英語だし、口開けっぱだし、本当に難易度が高いことをした。
虫歯の治療中に道具がない!!『口がカピカピ状態』に。
歯のクリーニングで『謎の水浸しの洗礼』を受けた後は、虫歯の治療での『口がカピカピの刑』が待っていた。
今回、虫歯の治療をしてくれたのは『ベトナム系アメリカ人の30代くらいの女性の医師』だ。とても綺麗な人で、いい匂いもしたので、彼女に自分の身を任せることにした。
しかーし、この女性医師には『若い黒人さんの女性の助手』がついていて、この助手さんが初心者すぎて、道具をすぐ見つけられずに、治療中の私の口がカピカピになるくらい放置されてしまったのだった。
結局、アシスタント女性は、5分くらいしても戻ってこず、女性医師が倉庫に行って見ることに、この時点でわたしはの口の中は、道具待ちの『唾液吸うやつ』が入れられたままで、口の中の脱水症状が起きていた。
もう、不信感しかなかったが『まー新人さん#あるあるだよね。こーゆう失敗して成長していくもんだ』と気軽に構えてた。
しかーし、今度は、女性医師とこのアシスタント女性が、ちわ話をしながら、私の歯を削りだして、アシスタントさんが部品の一部を口に落とした時は『やべ。このままのんびりしてたら、いつか干からびて、道具が喉に詰まって死ぬかも。』と手に汗を握っていた。
しかも、『麻酔注射』がクソほど痛く、日本の歯医者の麻酔の方が痛くなかった。これも技術によるのか。と疑問だった。
治療後に『うがいする場所』がなくて撃沈。
口の『カピカピの状態』が続き、治療が終わったら、すぐに喉を潤そうと思っていたのだが、日本の歯医者のように椅子の隣に『うがいマシーン』がなかった。。トイレに行かないと、うがいができないという新事実を知った。
最後:保険が効いた価格でそのまま金を払う。
そして、治療が終わった後に受付に戻り、保険が適応後の値段を言われるので、そのままクレジットで支払うことに。
アメリカの歯医者は、高いって聞いてたので死ぬほどビビっていたのだが、私は『デルタデンタル(delta dental)』という保険に入っているので、『虫歯チェック(無料)』&『歯のクリーング(無料)』&『3本の軽い虫歯の治療(2割負担)』だけで『$181(約2万)』だけの支払いですんだ。ほっ。
しかし、保険なしだと合計『$1013(10万ちょい)』かかるので、やべーなと思う。
結論:アメリカの歯医者は『クソほど雑。』
今回初めて、アメリカの歯医者に行って思ったのが、『日本の歯医者が神である』と言うことだ。サービスにしても気遣いにしてもアメリカにないものがある。
しかし、今回よかったのは、『銀歯からセラミック』にバージョンアップしたことだ。銀歯は今だに日本でやられるが、アメリカにはもう銀歯をはめ込むという古い技術はないそうで、すべての銀歯を取られ、代わりにセラミックで埋められた。
また、私が行った歯医者がヤバめだったのか確認するため、アメリカ人に聞いたら『治療中におしゃべりは#あるあるだけど、部品を口に落とされるのはあり得ない!!』とすげー怒っていた。そして、違う歯医者を勧められたので、やっぱりグーグルの評価に歯医者も騙された話だという。