疲れ切ったあるクッソ寒い秋の夜の日。チャリンコで家に帰る途中、『晩ご飯作りたくねー。今すぐ、寿司を食べたいなぁ』と。寿司屋に行く気力もない。嗚呼、日本のスーパーの寿司かコンビニのネギトロ巻きが食いたいなぁ。。。(◞‸◟)
とりあえず、立ち寄ったスーパー『セーフウェイの寿司コーナー』での自分との戦いが始まる。『食って後悔すべきか、食わずに後悔するべきか。』悩み続けてある作戦をひらめく。
最新の武器『ガスバーナー』の登場だっ!
じゃーん。何を思いついたか買っておいてよかった。忘れすぎて、一生使わんかと思ったわー。
『本体自体』は13ドルくらいで、『燃料(BUTANE FUEL)』のほうも5ドルくらいで買えた。燃料を本体のお尻差し込み、ガスを入れて使う仕組み。ガスがなくなったら何度も補給する。
買ってきた『そこそこ寿司』を炙ろうじゃないか。
最初に、ひとつ味見。うん、冷たーい寿司だ。この寿司が結構旨く感じるなんて。どんなに自分は馬鹿舌だろうかと悲しくなるレベルの味。日本人は、少しは私のことを同情して欲しい。
よし、この寿司を上から炙る。プラスチックの容器のまま炙って大丈夫だろうか。と不安がよぎったが、そこそこ寿司にかける暇はねぇ。ということでそのまま炙る。そして、プラスチックの緑の葉っぱが燃えそうになる。おっと、いけねーいけねー。(´▽`) '`,、'`,、
そして、完成したのがこちらの寿司。ちなみに左の寿司は『レイボーロール』と言って、中にアボカドとカニカマが入って上にはマグロとカニカマと天かすみたいなの。右の寿司は、サーモンとアボカドのロール。
結果、炙るとすげー旨くなる。
食ってみると、『そこそこ寿司』が『うまい寿司』に変わった。香ばしさと寿司のバランスがとってもいい。とくに、『レイボー寿司』の天かすがいい具合で『スーパーの寿司』から『寿司屋の寿司レベル』にバージョンアップした。
後日、調子に乗って『炙りサーモン寿司』をつくる。
アメリカで『炙る』という新技術を身につけた私は、後日調子に乗って『近くの魚屋さん』に直行し、寿司用のサーモンをゲット。(食への行動力だけは半端ない。)アメリカの『コストコ』のサーモンでもいけるらしい。
ちょっと、見てくれたまえよ。すごいだろぅ。炙っただけで、うまそうな寿司に早変わりだ。てか、マヨネーズとサーモンかけてもいいな。
自宅で『炙りサーモン』旨し。
じゃーん。旨そうだろぅ?サーモン自体は、この量で13ドルくらいしたかな。なので11貫つくったので、大体1貫、1ドルちょい位でできた。ということは、、近くの寿司屋と同じ料金だった。近くの寿司屋が安すぎるのか?ガックシだわ。
でもまー、家で寿司がこんなに簡単に作れるのはすげーありがたい。普通にうまいしな。コストコのサーモンで作ったら、もっとコスト的に安く仕上がると思う。
あと、オーブンで焦げ目がつかなかった時に、パパッとチーズの部分だけバナーで焦がしても美味かったな。よく考えると使い道は結構ある。場所も取らないし、安いし。結構いい買い物をしたと思う。これで『クリームブリュレ』とかも作りたい。(←言うだけ詐欺)