アメリカ

アメリカ家探しのサイトで『詐欺られる留学生』が多すぎる!!危機一髪だった話。

7月 23, 2021

最近、この秋に入学(留学)でアメリカに来るのだが、家がなかなか見つからずに困っている。と駐在員さんや企業留学の人からの相談メールが相次いでいる。‎( ꒪⌓꒪)

よく聞いてみると、特に有名大学がある『バークレー』やら『サンフランシスコ』などのエリアは、世界中から留学生が来るので、ほぼ家が埋まってしまっているらしいのだ。私もなんとか助けたいのだが、コロナで全く動けていない。(注意:シェアハウスも家紹介サービスも全て停止中。)

で、こういう状況の時に怖いのは、『アメリカでの部屋探しに焦って、家募集の詐欺メールに引っかかる。』ということ。実際、私のポートランドの友達も引っかかったり、日本人会をバークレーでしてた時は、バークレーの留学生たちが『引っかかっちゃいました。数十まんも払いました。(›´-`‹ )』と悲しそうに暴露していた人がビックリする程かなりいた。

BOO
というアメリカ歴8年以上の私も、詐欺メールと知らずに『家がまだあいているか?』と焦りすぎて、返信したことがある。‎( ꒪⌓꒪)

『家探し』というのは見つからないと本当に焦る。そんな弱みにつけ込んで、大金(デポジット)を騙し取るのが相手のやり口だ。日本で詐欺にぜっったいひっからなそうな人でも、『アメリカにくるとそんなもんなのかなぁ。。でも早く見つけないといけないし!!☭(;´༎ຶД༎ຶ`)☭』という気持ちで冷静な判断ができなくなる。

ということで今回は、実際に私が『部屋募集の詐欺メールに返信した時に、詐欺から来たメール』を公開。詐欺メールを暴く方法を紹介するので、家探しで今焦ってる方、超絶に必見っス ( ✧Д✧)

家探しの大手サイト『craigslist(クレイグスリスト)』で詐欺を見極めるは至難の技。

まず、アメリカで家や部屋を探すときに、ほとんどのアメリカ人たちが使っているのは、『craigslist(クレイグスリスト)』という超大手の掲示板だ。アパート探しからシェアハウス探しから、売ります。買います。という巨大掲示板だ。

有名だけあってエリアごとに、毎日たくさんの家募集、部屋募集などの投稿が見れる。私も過去に見つけた家は『craigslist(クレイグスリスト)』が多いかな。しかーし、人気なサイトだけあって、詐欺投稿もすごいのだ。しかも、詐欺と普通の投稿と見分けがつかない。

BOO
craigslist(クレイグスリスト)にのっている『詐欺投稿』は、実際の普通の家募集の投稿を装うので本当に見分けがつかなくて、うっかり詐欺投稿にメールをしてしまった私である。‎( ꒪⌓꒪)

実際に来た『詐欺師からの返信メール』

で、『craigslist(クレイグスリスト)』の掲示板を見て『お?この物件かなりお手頃じゃね?』と思い、募集している投稿主に『まだ部屋は空いてる?部屋、実際に見せてくれ。』とメールをしたら、実際に返事が返ってきたのが↑メールだ。そこには、

詐欺師メール
先週、交通事故で妻が死んで、私は子供の世話をするためにノースカロライナに引っ越しました。そのため私の部屋を借りてくれる人を短期でも長期でもいいので探しています。水やガスなどの光熱費等は全て込みです。

と書いてあり、ついでに部屋の写真↓も付帯してあった。

ここまでくると、普通にわかる人には詐欺だと気付くかもしれないが、日本から部屋を探している人は、家が実際に見れないので引っかかる可能性は大いにある。わたしもこの返事にまた疑いもなく返事をしたのだ。

BOO
それはご愁傷さまです。しかし、お部屋を実際に見たいので、見せてくれないですか?
詐欺師メール
。。。。(返事が来なくなる。)

妻を亡くしていて、アパートにいない。と言ってるのに。聞き分けのない非道なやつめ。と詐欺師に思われたのかもしれないが、『実際に部屋を見せろ。』というメールをしたら、全く連絡が来なくなったのである。こうして私は、危機一髪、詐欺に引っかかることがなかったのだが、その時はまだ詐欺だと気づかずに、『うーん。返事こなくなったなぁ。やっぱり人気の物件だったからなぁ』としか思ってなかった。(←いい加減気付けという話)

で数年後、まったく同じ手口で引っかかった友達の留学生がいた。その留学生は『やっと家が見つかったよ!』と言っていて、私も『よかったよかった!家はどんな感じ?』ときいたら、『家の投稿主は他の州にいるから会ったことがないんだけど、写真だけ見せてもらって良さそうだったから決めたよ。』といっていて、当日引越しの日に、そこの子から連絡あって『引っ越し先に行ってみたら、、ものけの殻でした。。。『デポジット』と『家賃』のお金をすでに振り込んでいて、、連絡が取れないし、、家もないし、、☭(;´༎ຶД༎ຶ`)☭。という悲惨な目に遭っていた。

そんな話を聞いて、『もしかして、バークレー時代に家探しでおんなじ状況あったなぁ。あの投稿は詐欺だったのか!?!?!あぶねーあぶねー。』とそこで気づいたわけである。

BOO
マジで、巧妙な詐欺。私は数年後に気付くことになったのだ。‎( ꒪⌓꒪)(←おそい。遅すぎるぞ。)

個人投稿で『他の州にいる。』は、絶対詐欺メール!!


で、私がなんとか危機一髪で詐欺を免れたのは、『実際に部屋を見せてくれーや。』と言ったことだ。詐欺師は実際に『部屋なんかない。』のでそう言われると全く連絡が来なくなる。

もし、日本からアメリカの部屋を探していて、実際に家を見に行けない場合は、投稿主に『スカイプとかズームでをビデオ通話して実際に部屋を見せて欲しい。』と言えば絶対に投稿主さんは、日にちを調整して見せてくれる。詐欺ではなければ。

で、その投稿主に『他の州にいるから、実際に家を見せられれない。』と言われたら詐欺の可能性が高いし、家を見せれないのに、デポジットを振り込め。と言われたらもう完全に怪しいと思って良いのだ。

BOO
ちなみに、しっかりした大手不動産会社が経営しているアパート&マンションを借りる場合は、しっかりグーグルレビューをみてから借りよう。実際に経営している会社なのか、投稿レビューをみたらすぐにわかるよ。

家が見つからない場合は、短期で『Airbnb』に住んで見つけるまで住むのもあり。

日本から家探している人が、『craigslist』とかの掲示板の個人の投稿を通して、一回も実際に見たことがない家を借りるのは、色んな意味でリスクがある。

詐欺の心配ももちろんあるが、実際に投稿主(大家さん)がいい人なのか、家のあたりの治安はいいか。など、実際にその家を見てみないとわからないことがたくさんある。一回も実際に見たことないのに、日本から長期の契約を結んでしまって、その家が悲惨な家で我慢して住み続ける、違約金を払って出ることになった人もいっぱい見てきた。(特に、掲示板の個人投稿で見つけたアメリカ人の物件が多い。)

BOO
日本から探していて実際に家を見れない人は、まずは短期の家を借りるのが賢明だと思う。

短期で借りるのは、長期より結構高くつくかもしれなんが、あとのリスクを考えたらかなり安全な気がする。今の時代、『エアビーエヌビー』とかで2,3ヶ月すぐに部屋を短期で借りれたりするのでおすすめ。私もポートランド引っ越してきた最初の数ヶ月は、エアビーで短期で住みながら、長期で住む部屋をじっくり探していたよ。短期の家探しは以下を参考にしてみてね。↓

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