『空港で預けたはずの荷物がなかったらどうしよう!?』誰しもが旅行先で一回はおびえる。
実は、毎年200万個もの『ロストバッケージ』が発生しているというのだから他人事ではない。
ということで今日はロストバッケージが最終的にどこにいくのか?と調査してみようじゃないか。
全米から集まる!!唯一の最終地『Unclaimed Baggage』
アメリカの航空会社で発生した全てのロストバッゲージは、最終的にはアトランタにあるお店に行き着く。
そこはいわゆるディスカウント中古ショップなのだが、一つ違うのは全ての商品が航空会社内での落とし物という店なのだ。
ルイ・ヴィトンの財布、プラダの靴、ノース・フェイスのジャケットなどの高級品もあり安く買えるので、物珍しさもあって毎年100万人がやってくる観光地のようになっている。
『ガジェットが人気!!』あらゆる紛失品を売っている。
一番人気のあるコーナー『エレクトロニクス部門』だ。
携帯電話やラップトップ、タブレット、ヘッドフォンが新品のほぼ半額で購入できてしまう。なぜならば落とし物だからだ。
『航空会社が保証!?』紛失物を勝手に売っていいいのか?
『おいおい、落とし物だからといって勝手に人のものを売っていいのかよ。』と思う人も多いかもしれない。
しかし、荷物搬送中にスーツケースを紛失した場合、最終的には航空会社が補償することになるので心配いらない。3か月たっても荷物が発見できない場合は弁償しないといけない決まりがあるのだ。
『あ!私のなくしたものだ!』落とし物が持ち主の元に戻った話。
稀な例があった。
婚約者の男がここで買ったスキーブーツをプレゼントしたら、彼女が自分の名前があるのに気づき、それが以前スキー旅行中に紛失したものだったというのだ。
ロストバッケージの最終地は『世界中から集まる宝の山』なっていた。
記事によると、この店には『旅行に持って行ったお気に入りのもの』が集められていることから宝探しのようなスポットになりつつあるという。
女子棒高跳びのポール、ベイツキンバリーのストック サドル、新品の乗馬ブーツ、ロレックスやシャネルなどのブランドまである。旅行中に買たものも多く、まだ新しいタグが付いている商品もある。
世界旅行を行くのは金と時間がかかるが、この店に行けば世界を回った気持ちになれるのかもしれない。