オースティン旅行中だが、『日本食が食いたい。』そして、発展が目紛るしいオースティンの日本食のレベルはどうなのか。アメリカのテキサス州というアメリカのど真ん中で食える日本食ってどのレベルのものなのか、すげぇ気になったので行ってきましたぜ。( ✧Д✧) カッ!
オースティン観光で見つけた日本食のお店『Fukumoto』に潜入っ!
行ってきたのは、『Fukumoto』というオースティン市内にある日本食レストラン。で、レビューをみても凄いい評価だったので期待していくことにした。そして、お店に行くと、外観からして『あ、ちゃんとした日本人経営だ。』だと思ったのだが、友人は、
とすごい顔して読んでいたので、
と軽蔑した。どんなふうに読んだらそう思えるのか。意味がわからん。
中に入ってみると、そこは、思った以上の日本の空間が広がっていた。定員のアメリカ人の可愛らしいおねーさんに『今待ち時間が30分くらいなんだけど大丈夫?』と聞かれたので、『うん、その辺ぶらついているから大丈夫だよー』ということでそこら辺をぶらつくことにした。
周辺をぶらぶーら。この辺は、ダウンタウンから徒歩15分離れたところにあるが、周辺はこじんまりとした、たくさんの可愛いレストランやお店があって、『この通り絶対、将来おしゃれなお店がもっと増えて、物価が高くなりそうだな。』と確信する。
ちなみにポートランドもこんな通りが、昔は何の変哲もない通りだったのに爆発的に土地代があがって成金誕生の羨ましすぎる話をよく聞いたので、オースティンも、これからももっともっと発展する街だろうなと思った。もうすでに土地代はあがってるぽいが。
お店の中に入ったら、『そこは日本の居酒屋だった』
で、15分くらいブラブラしたところで『キャンセルがはいったので早く空いたよ。』と日本食レストランのおねーちゃんから電話があったので、ラッキーと思い店に戻る。中に入るとやっぱりお店の空間はまさに人気の日本の居酒屋だ。
壁一面には、日本の酒のラベルとガチャポンのポスター?らしきものが店の壁一面中、ベタベタと貼ってあったぜ。
こんなにオシャレじゃなくて、かーちゃんに怒られてたぜ。
さぁ!注文しようじゃないかっ。
さてさて、お腹も空いていることだし、早速注文しようじゃないか。取り分ける用の皿も置いてある。ますます日本だ。
そして、何が一番驚いたって、完璧な日本語が書いてある!カタカナと漢字とひらがなの使いこなしが完璧だ!!!y( º◊º)yy( º◊º)yy( º◊º)yその上、メニューの1貫10ドルの寿司!!!にビビる。y( º◊º)yy( º◊º)yy( º◊º)y
注文した『デブ巻き』と『トロたく巻き』
早速、注文した『デブ巻き』と『トロたく巻き』。繊細な盛り付けだ。トロたく巻きの中心よりちょっとずれた盛り付けに職人のこだわりを感じる。(←それっぽく言いたいだけ。)
これが、トロとタクワンが入った『トロたく巻き』だ。そこまでトロの味がしなかったが、とっても繊細で、奥ゆかしい味わいに、味が思い出せない。すまん。(馬鹿舌あるある)
こちらの『デブ巻き』の味はわすれてないぞ。このデブ巻きは『ちょいデブ』レベルでアメリカサイズに慣れてしまったワタシからすると全然デブではなかったが、日本だとデブのレベルなのだろう。
味わいは、漬物の奈良漬?の味がして、ちょー日本ぽい味がした。普通に美味しかったがまー、繊細な味付けすぎてそんなに美味しいという衝撃がなかったかな。デブじゃなかったし。
『焼き鳥』は絶品!!!
で、この店は『焼き鳥メニュー』もあるということで焼き鳥を頼んでみるぜ。一本3.5-4(約350−400円)ドルぐらいで日本と比べるとちょっと高めだ。
こちらが頼んだ『ネギマ』と『芽キャベツ』の焼き鳥でござい。アメリカでこんなクオリティーの焼き鳥が食えると思ってなかったので、うまかったわー。
こちらは砂肝でございます。味付けは、ちょっと甘辛い感じだけど、そんなに濃くない。このお店の食べ物はとっても繊細な味付けで、日本人か、金持ちのアメリカ人が好きそうな味である。
こちらは『サーモン』の串焼き。目で楽しむということはこういうことなのかも知れない。
こちらはシシトウ。焼き具合がいいかんじでうまかった。
『サーモンカマ』
サーモンカマは、当初は『ハマチカマ』を頼んだが売り切れということでサーモンカマになりました。この『サーモンカマ』はぶっちゃけ自分にとっては脂っこすぎた。うまかったけども。
デザートに紫いもの『モンブラン』を注文。
今度はデザートを頼むことに。ワタシが無類のモンブラン好きだということをわすれてはならない。過去に記事でも紹介したが、『うんこモンブラン』を自分で自作しちゃう程の無類のモンブラン好きなのだ。
ということで紫いもの『モンブラン』と注文。すげーうまそうである。しかし、これはちょっと自分のイメージと違って、そんなに美味しくはなかった。甘いすぎるのと、芋の風味があまりしなかった。見た目の期待の割にちょっと残念。(←馬鹿舌なくせに上から目線。)
これだけ食って『$100』くらい!!
で、食いかけ写真。結構頼んだが、量自体は少ないのでかなり食ったようにみえる。この店で大の男ががっつり食うとするとかなりの料金になると思うが、居酒屋として、おつまみ程度にいろんなものをちょっとずつ食べれて個人的には嬉しい。で、これだけ食べて『80ドルプラスチップ』なので合計で$100(1万円)くらいでありました。
ちなみに、同席した友人は、料理ではなく、ひたすらこのナプキンを終始褒めていた。ワタシを上回る『馬鹿舌』の友には『日本の繊細な味付け』や『見た目で楽しむ』という日本の伝統の美しさが目に入らずに、ひたすらナプキンの肌触りのことしか目に入らんかったんだろう。
日本の本格居酒屋は『高級店扱い』で間違いなく儲かる。
でなことで、今回テキサス(オースティン )の『日本食レストラン』のクオリティーを調べるというミッションがあったんだが、結果的にはかなりレベルが高いと思った。
ポートランドでもそうだが、オースティンでも、日本食レストラン(居酒屋)は『フレンチ料理』と匹敵するくらいの高級レストランの扱いで人気があるんだなぁとしみじみ思った。しかも高級レストラン扱いで、平日30分待ちの人気店だ。
ぶっちゃけ日本人の馬鹿舌のワタシから見て、ここのお店をはじめとする、ポートランドでも人気の居酒屋のお店のクオリティーは、日本だと普通に美味しい安い、どこにでもある居酒屋レベルだが、アメリカで居酒屋をすると『高級レストラン』並みの扱いで人気のお店になるのだ。
最近は、ニューヨークとかLAとか都心部から、ポートランドとかオースティンの郊外に移住してきたアメリカ人たちは舌が肥えているので、田舎の韓国人やら中国人が経営する『日本食レストラン』の違いはすぐにわかり、こういう本格的な日本人が経営する『おしゃれ居酒屋』が人気なっているのだ思う。日本で苦戦している居酒屋チェーンは、なぜアメリカ進出しないだろうと思う。白○屋とか。
ちなみにお店で働く店員さんはすべて白人のアメリカ人で、調理している人も若めのイケメンアメリカ人たちですげー新鮮だった。LAとかSFだと必ず日本人スタッフが働いているに。