基本的に引きこもりなのに『コロナでどこにも行けない状況』になるとむしろ『外に出たくなる』という心理状態になり、どーにか人に迷惑をかけず遠出できないかと考えた末、『人里離れたコテージ貸切すれば、コロナ対策もしつつ外を楽しめるじゃないか!?』ということで、ポートランドから車で2−3時間にあるアストリア(ASTORIA)という場所にいって人里離れた自然の中でゴロゴロしてきましたよ。(๑´⍢`๑)
エアビーで予約したアストリアの『コテージ』に到着!
今回、予め予約していたエアビーが4:00pm以降にチャックインだったのでそれに合わせてポートランドからアストリアにあるエアビーの宿に車で行くことに。途中寄り道しながらゆっくり倉庫でだいたい3時間くらいで、目的のコテージの入り口に到着。山道すぎて、本当にここに家があるの?とちょっと不安になった時に『COHO CABIN』という今回泊まる宿の名前の看板を発見し、ほっとする。(๑´⍢`๑)
看板のサインの道に入ってみると、すぐに今回の泊まる予定の『コテージ』を発見!エアビーデミたまんまのイメージ通りでテンションが上がる。朝くらいまで小雨のが降っていたけど、宿についてらピタッと雨が止んでよかったなぁ。と思う。
で、予約確定してから予約前日くらいに教えてもらった家に入る為の『ロック解除の秘密コード』を押して、無事家に入る。自分でもエアビーで家を貸していたものとして、この仕組みはいいな!誰もいなくても家に入れるのは本当に便利っ。
コテージに入ってみる!家の中を探検。
家の中に入ってみると、ウッディーな空間が広がっていて、窓越しに一面、緑やら海やらが見えて『これぞ、一面自然に囲まれた家』である。結構売れた小説家とかがこういう人里離れた家に一人で住んでひたすら小説を書いているイメージがある。( ´˂˃` )
家の中は、リビングの隣のすぐにキッチンがあって心地のいい空間。個人的にキッチンのすぐそばにリビングがあるという間取りは、料理をしながら来客者などとおしゃべりできるので理想出来だよなぁと勝手に想像したりする。
キッチンの奥にあるドアを抜けるバスルームがあって、洗濯機、乾燥機もあり、また、歯ブラシやらシャンプーやら、クレンジング用品なども装備されていた。ここの家主は、気が利く女の人に違いない。
トイレのすぐ横の扉を開けるとそこは、ベットルーム。ベットルームからも、海が見えて緑が見える。目をつぶれば鳥の声と海の音が聞こえるので、しめしめ、寝ながらマイナスイオン放出だ(゚∀゚)
テラスで海を見ながら外のグリルで夕飯。
家の中や家の周りをウロチョロしていたらお腹が減ってきたので、外のテラスにあったグリルで家から持ってきた前日バーベキューした残り物『エビ』やら『とうもろこし』やら『サーモン』を適当に焼いてみる。焼きそばでもうまかったかもなとちょっと思ったりする。
全部グリルにぶっこんで15分くらい放置して、テラスで海を観ながらビールを飲んでいたらあっという間に今日の夕飯の出来上がり。楽チン。楽チン。
で、グリルで焼いたおかずを全部プレートにのっけでテラスで食べることに。高級レストラン並みで結構感動する。人里離れたコテージ最高じゃん。節約じゃん。
本当にスピーチレス。日頃からこういう絶景の時にペラペラ楽しく喋る人になりたいと思っているが、絶景を目の前にすると、人は喋らなくなるのだ。
音楽うるさいバーとかでは『モゥ。ゆっくり喋りたいのに音楽うるさいなー。』といちいち文句言いながら、負けじと死ぬほど喋る私としては、今は楽しくおしゃべりできる絶好のチャンスなのに、こういう時は黙るという完全に効率の悪い女である。(´▽`) '`,、'`,、
せっかくの貸切の高級レストラン並みの絶景なのに、完全に黙る女。自然の音楽には勝てないのだ。黙るべしである。( ´˂˃` )
近くにあった焚き火台(ファイヤーピット)に火をつけてみる。
家の周りにあった外の焚き火台(ファイヤーピット)に火をつけてみる。ちょっと肌寒かったので役に立つ。一緒にきたアメリカ人は『くっそぅ!マショマロ持って来ればよかったわー.ORZ ..』と死ぬほど後悔していたが、私は、『くっそぅ!焼き芋持って来ればよかったわー..ORZ ...』とお互い文化の違いを感じながら死ぬほど後悔した。
で、コロナ鬱?の反動で超インドアが稀に外ではしゃいでいたら、気づくと夜になっていた。子供の頃、夢中で遊んでいたら景色が夜になっていてビビって家の中に帰るという懐かしい感じを久しぶりに味わう。
朝はコーヒーを片手に海辺を散歩。
翌日は朝起きて、コーヒー片手にコテージからすぐに離れたところに海を一望できる超ー絶景スポットに椅子が置いてあったので、そこでまったり。一応、朝日を見に行こうとしたが時遅し( °꒳° )
やはり、こういういざ絶景ポイントに来ると何を喋っていいかわからなくなる貧乏性である。喋らずにひたすら飲んだコーヒーがただただうまかった。
で、コーヒー片手に海辺を散歩してみる。今コロナでビーチに人が溢れかえってる光景を目にして不安だったが、ここの敷地もコテージの大家さんのものなので、誰もいない。コロナな対策ばんざいだ。
海辺を歩くと、昨夜は海だったあたりが満ち潮で砂浜になっていた。流木を発見して『これ!なんかに使えるんじゃね!?』とヒラメキ、今までの効率の悪さを払拭するべしと拾いまくる。
今考えると、せっかくの静かな壮大な海をバックにひたすら目もくれず流木をひろう姿は、人間の汚いものの象徴であったのかもしれない。ちょっと後悔。しかしこの拾った流木がのちに『もっとも恐ろしい人間の武器』になろうとはその時は知る余地もなかったのである。
コロナだからこその楽しみ方を発見しようと思う。
今回、本当に人里離れたこのエアビーのコテージに泊まって本当に良かったなぁ。と思う。今回は4月ごろで肌寒くちょっと小雨だったけど、また夏ごろ行ったらめちゃくちゃ涼しくて快適に過ごせそうである。次は焼き芋をして釣りをしたい。コロナがなければ、このコテージに来てなかったので、本当にコロナ感謝である。考えてみるとコロナだからこそ、いつもはできないできるチャンスがいっぱいあるんじゃないと今更ながら気づく。
皆さんも、ポートランド観光に来たついでに、目一杯自然が楽しめる『アストリア』の自然をお勧めしまっせー。