アメリカ

『朝市ボランティアに行く!! 』フードスタンプのレジ係で孤独になった話。

最近、近所のファーマーズマーケット(朝市)のボランティアに参加した。

過去にボランティア関係者だけが集まるパーティーで一度も参加してないのに食うだけ食って悪いなー。と思っていたのだ。

 

しかーし、実際に行ってみるとバイトよりも難易度が高いことが判明した。超ピーンチ。

BOO
またもや、レジ係の放置プレイ。。。しかも複雑で難易度高かった。

アメリカで初めて『朝市のボランティア!!』ワクワクが止まらない。

日曜日の朝、ちょっとだけ早く起きてチャリンコをぶっ飛ばして、ウキウキ気分で近所の朝イチに向かった。

『ボランティアのために朝早く起きるのもいいなっ。』と自己肯定感マックスだ。

BOO
クソニート脱出後、なかなか自分偉いじゃないか!はっはっは!

早速、レジ係(フードスタンプ)の係になる。

ファーマーズマーケットの受付ブースに行くと、運営リーダーのアンちゃんが待っていた。彼女は赤毛のアンに似ているから、勝手にアンちゃんと呼んでいる。

アンちゃんは『待ってたよ!こっちに入ってきて!』と早速テントの中に向かい入れてくれた。

BOO
現場に行くまで不安だったが、明るく迎え入れてくれたアンちゃんにホッとした。

レジ係まかされた後、いきなり一人ぼっちになってしまう。

ホッとしたのもつかぬ間。。

アンちゃんが一通りレジ係の説明してどっかに行ってしまった。彼女は他にも色々やることがあり忙しいのだ。

BOO
でた!!まさかの放置プレイ!!アンちゃん、、、、カムバーーーー----ーーーーク。。。

キッチンカーでレジ係をやっているので慣れているものの、SNAP(フードスタンプ)というアメリカの生活困窮者のためのレジ係なのでなかなか仕組みがややこしい。。

朝市でのフードスタンプは『木のお金』が使われていた。

[ ファーマーズマーケットでしか使えない木のお金。フードスタンプ受給者に渡す。 ]

アメリカの生活困窮者には『フードスタンプ』という食品を購入できるカードが配られる。このカードは政府から毎月決められたお金が入れられ、食品を買う時に使えるようになるという生活保護の仕組みがある。

そして、今回の私の仕事はフードスタンプ所有者から使いたい金額を聞き出し、木をお金を渡して朝市でもフードスタンプで支払えるようにするというのだ。

木のコインのお釣りは現金で渡されるので、そのお釣りでドラックや酒を買えないように最低限の1ドルコインを渡すのでマジでかさばる。

BOO
ボランティアをして初めてわかったアメリカのフードスタンプの仕組み。かなり面白い。

どんどん人が増えてプチパニック。。便所休憩でサボる。

フードスタンプの仕組みは慣れると簡単だが、フードスタンプに金が入ってない人とか、いろんな事情の人が来る。昼近くになると人が増えて、いつの間にか行列になってしまった。。。

わからないことだらけ。しかもファーマーズマーケットのグッズの販売やら出店からの両替などにも応じることもあり、やることは山のようにある。

他のボランティアの人も助けようとしてくれたが、他の人は私よりもレジ係の仕組みを分からなかった。。。もうプチパニックで便所に逃亡したり、アンちゃんを探す旅に出ていた。

BOO
まーボランティアだし、客など待たせてしまえ。。。と肝に銘じながらアンちゃんを必死で探したりした。

結論:レジ仲間がいないと孤独で辛い仕事だった。

今回初めてのファーマーズマーケットのボランティアだったが、思ったよりも孤独で楽しくなかった。

作業というのは一緒にわちゃわちゃできるから楽しいのであって、一人やるのはつまらないと改めて実感した。誰かを助けるというよりも楽しそうという不純な動機でやるとボランティアって逆に続かないのかもな。。元クソニート、常に動機が不純すぎて続かんのが悩みだ。

BOO
今のキッチンカーのバイトの方が100倍楽しいやん。という結論になってしまった。

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