アメリカ

アメリカは『褒め殺し文化!!』自虐ネタでドン引きされた話。

1月 17, 2024

アメリカに来て、いまだに慣れないなぁ。と思う文化がある。

それが『人を褒めまくる』ということだ。

アメリカ人のコミニケーションツールが『とりあえず褒める』と言っても過言ではなくらい褒めまくる。

今日は、褒められてない日本人(私)がアメリカでの洗礼『褒めまくりの刑』で困惑し自虐した話だ。

BOO
アメリカ人は、他人でも身内でも容赦なく褒まくる。いやー辛かったわ。

アメリカ人の『褒めまくる洗礼』に困惑。


[ 他人に褒められることに慣れていないので、何度も確認するBOOの図。 ]

渡米当初は、アメリカ人特有の『必殺ほめ殺し』にビビるしかなかった。

BOO
こ、これは、、なんかの皮肉なのか??馬鹿にされてるのか?

赤の他人に褒められることがなかったので、『なんかの罠にかかっている!なんかの詐欺か?』とまで疑っていたが、褒められることに少し慣れていくと『アメリカ人たちの褒める行為は挨拶ぐらいの感覚だから気にせず、平常心を保つんだっ!』と自分に言い聞かせることができてくる。

『俺の彼女サイコー!!』身内も目の前で褒めまくる。

アメリカは、見知らぬ人にも容赦なく褒めるが、それ以上に身内も褒めまくる。

カップルだと彼氏なんかが『こいつ(彼女)は、サイコーなんだぜ!!』と褒めていて、彼女も得意げな顔している。その上、周りも『素敵ね!』と受け入れていることにトリプルショッキングだった。

日本で『自慢=悪い』という文化で育った私は『私は一体何を見せられているのか!?帰ってやれや。クソゥ。』と目のやり場に困っていたのに、周りは暖かい目で見ているのがすげぇと思った。

BOO
私の性格の悪さが浮き彫りになって『人の自慢を素直に喜べる方が健康的だよなぁ。』と心を入れ替えた。

『私なんて全然っ!!』という自虐キャラになりドン引きされる。

[ つい、全然だよーって言ってアメリカ人を困らせてしまう周りの図。 ]

今思うと『褒め慣れていない』という日本人特有の習性は、アメリカ人をそーとー困惑させていたと思う。

アメリカ人たちに褒められるたびに『私なんて全然だよ!!!NOOOOO!!!』と猛反発していた。

私の中で『褒められて素直に喜ぶ』=『嫉妬される』という方程式が頭でできてしまっているので、自己防衛で否定してしまうが、何も知らないアメリカ人は『は?こいつ、褒めたぐらいで大げさだな。』と困惑していた。

また、人との距離を近づけるために『自虐ネタ』をよく言っていたのだが、アメリカ人たちが反応に困り、ドン引きしていたのもの記憶に新しい。

BOO
日本でウケていた自虐ネタも全くアメリカ人にはウケず。。私は完全に最終兵器を失った。。

アメリカ人にとって『褒め言葉』が特別ではない。

アメリカ人にとっては『褒め言葉』は、全く特別な言葉ではない。

彼らの『必殺ほめ殺し』に打ち勝つには、褒められまくるという数をこなすしかない。

日常的に褒められまくっていると、いつの日か『ああ、また褒めれたなぁ。』とあいさつ程度ぐらいの感覚になっていくし、褒めることに抵抗がなくなるので、自分もだれかを気軽に褒めることができる。

自分が日常的に褒められていれば、他の人が褒められていても嫉妬しない。という感情も知った。この『ほめ殺し』の生み出すサイクルは、頑張りすぎな日本がぜひ取り入れたい文化だよなぁと思う。

BOO
日本人は褒められ慣れていないから、嫉妬する人が多いのかもしれない。

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