時代の移り変わりで、誰にも気づかれずに消えたものがアメリカにもある。
今日はアメリカ人たちが『あー、そいえば昔あったなぁ!消えちまったなぁ』という懐かしのモノを紹介。

1.『行方不明者の子供の牛乳のパッケージ』
アメリカでは、1980年代初頭から『行方不明の子ども』が牛乳のパッケージに使われていた。
誘拐事件が多かったので、牛乳パックの一部が人探しの広告に使われていたのである。
しかし、朝から誘拐された子供の写真がテーブルあるのは子供が恐怖でしかないとのクレームも多かった。
また、見つかったケースは離婚した両親たちに親権なしで連れ去らていたことがほとんどで、今では廃止になっている。

2.新聞にあった『映画の上映時間』コーナー。
ネットがなかった頃、アメリカで映画の上映時間を知る方法は、映画館に電話するか、新聞ぐらいしかなかった。
わざわざ映画館に電話するのも手間なので新聞が手っ取り早く知る方法として重宝されていたのだ。

3.『図書館で本を探すためのカードカタログ』
アメリカでいう『カードカタログ』とは図書館で本を探すために著者の名前、タイトル、居場所などの情報を書いたカードのことで、図書館中を探しまくらなくても、このカードを見つけるだけで場所がわかるというものだった。
今ではパソコンで管理されているので必要がなくなってしまった。

4.シール入りのスタンプ『サブウェイのスタンプカード』
これは90年代に使われていた『サブウェイのポイントカード』で、アメリカ人たちが懐かしがるアイテムだ。
今ではすっかりカード化してしまいなくなってしまったが、逆に目新しく達成感がある。

5. 高速道路のガソリンスタンドにあった『地図』
昔はGoogleマップというものがなかったので、アメリカでは高速に乗る前にガソリンスタンドで地図を購入してから行くという習慣があったのだ。
今ではガソリンスタンドに地図を置いているところも見かけなくなったそうだ。

6.マクドナルドの『1ドルメニュー』
マクドナルドのメニューは、アメリカでも昔はものすごく安かった。
たったの1ドルで食えるメニューが多くあったのだが、今では1ドル以下のメニューは消えてしまった。

7.排気ガスによる『スモッグ現象』
昔、アメリカ都市では排気ガスによる『スモッグ現象』が酷かったのだが、近年ではそれがすっかり消えた。
近年の厳しい大気質基準のおかげで、大気汚染による曇り空『スモッグ現象』はもはや懐かしい過去の光景になっていた。

8.『小さな本屋』
Amazonの出現により、アメリカでも個人経営の本屋さんはほとんど姿を消していった。
今ではオンラインで本を買えてしまう時代。その上、デジタル化で本という紙で読むという行為自体もなくなりつつある今、ダブルパンチで『昔からの小さな本屋さん』は消滅危機で見かけなくなってしまった。
