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アイダホ州の田舎!!ボイジー観光で購入したビールを日本人が飲み比べ。12種で秘かな実力者どれだ!?

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アメリカ

更新日：2022.07.29

　ポテトのイメージしかないかもしれないアイダホ州って、実はクラフトビール作りも盛ん。それもそのはず、ビールの原料になる大麦の生産量は全米１位、ホップは全米２位。州内にブルワリーは７０軒ほどあるみたい。

Idaho Brewer’s Trail Map

アイダホ州都ボイシのスーパーで、ローカル缶ビールのバラ売りコーナーがあったので１２個選んで買ってきて、飲み比べ。味とデザインの評価は、完全に個人的な好みです。ライトなペールエール系が好きなので評価もそっちに引っ張られがちなのはご了承ください。

masaki

じゃあ、アルコール度数が低い順から紹介。

1910 Black Lager

会社名：Wallace Brewing Company（ウォレス・ブルーイング・カンパニー）
アルコール度数：4.8%
味：7点、デザイン：6点/10点中

個人的に甘くてこってりしてる「スタウト」や「ポーター」の黒ビール系は、あまり好きじゃない。でも、これは黒いけど「ラガー」だから、黒ビールにしてはすっきり飲みやすい。そして、ほんのり甘い。名前通りに黒いデザインは、まあ普通。

「Call Me Ginger」Lemon Ginger Blonde Ale

Mother Earth Brewing Company （マザー・アース・ブルーイング・カンパニー）
アルコール度数：4.8%
味：8点、デザイン：8点

スーパーの店員のお姉さんも一押しだった。シャンディガフ（ビールをジンジャーエールで割ったカクテル）みたいで、女性受けしそう。飲みやすい。「Call Me Ginger」っていう名前もいい。Gingerは女性のニックネームで、赤毛の女の子っていうイメージもあるんだって。

Lemon Ginger Hefeweizen

会社名：McCall Brewing Company（マッコール・ブルーイング・カンパニー）
アルコール度数：4.95%
味：7点、デザイン：7点/10点中

これも飲みやすいシャンディガフ系。でも、さっきのCall Me Gingerに比べるとスッキリ感が少し落ちる。わかりやすいレモン色の缶。女の子は、あんまりかわいくない。どこかちょっと垢抜けない、昭和っぽいデザインだけど、個人的には好き。

Lonesome Larry American Lager

会社名：Sockeye Brewing（ソックアイ・ブルーイング）
アルコール度数：5%
味：5点、デザイン：7点/10点中

アイダホでは、どこのスーパーやコンビニにも置いてたから、たぶんアイダホで一番有名なブルワリーだと思う。Sockeye は紅ジャケのこと。ラガーにしては甘め。個人的には、ラガーだったらもう少しドライな方がいい。

Fly Line Vienna Style Lager

会社名：Payette Brewing Company（ペイエット・ブルーイング・カンパニー）
アルコール度数：5%
味：8点、デザイン：4点/10点中

ウィーン・スタイル・ラガーとか、チェコ・スタイル・ピルスナーとか呼ばれるビールは、クセが強めだから好みが分かれるところだと思うけど、ぼくは大好物。でもこれはクセが弱めで一般受けもしそう。個人的にはもっとクセが強い方が好きだけど。パッケージデザインは平凡。

Blond Ale

会社名：White Dog Brewing Co.（ホワイトドッグ・ブルーイング・カンパニー）
アルコール度数：5.2%
味：7点、デザイン：9点/10点中

白い犬と金髪のお姉さんのデザインで統一しているWhite Dog Brewingの看板商品ブロンド・エール。すっきり飲みやす過ぎて、あまり印象に残らないけど、その分、ずっと飲んでいられる味。安定感抜群。

Hopkiss Session Ale

会社名：Edge Brewing Co.（エッジ・ブルーイング・カンパニー）
アルコール度数：5.4%
味：9点、デザイン：2点/10点中

青一色に黒い字。地味すぎて目立たない缶のデザインだけど、これは美味しい！ホップの味がキリっと効いているけど、IPAほどクドくなくて飲みやすい。どんな食べ物にも合いそう。やっぱりSession Aleはいいなあ（※Sessionと付くと、薄めのビールという意味。例えばSession IPAは薄めのIPAという意味）。

Hayride Pale Ale

会社名：Country Line Brewing（カントリーライン・ブルーイング）
アルコール度数：5.4%
味：8点、デザイン：10点/10点中

パッケージデザインが洗練されてて、美味しそう。ホップの苦味抑えめのマイルドなペールエールで飲みやい。完成度が高くてツッコミどころがないからコメント少な目だけど、おすすめ。

Battle Hammer Stout Porter

会社名：Woodland Empire Brewery（ウッドランド・エンパイア・ブルワリー）
アルコール度数：5.6%
味：7点、デザイン：7点/10点中

スタウトやポーターの黒ビール系は普段あまり飲まないのだけど、１つくらいチョイスに入れておかないといけないと思って、あえて買う。普段飲まないから、あまり違いを語れないのだけど、美味しいと思う。スタウトの中でも、ちょっと甘めかな。濃い味の食べ物と相性良さそう。バイキング風のイラストもなかなかいい味。

City of Trees Idaho Pale Ale

会社名：Woodland Empire Brewery（ウッドランド・エンパイア・ブルワリー）
アルコール度数：6.3%
味：7点、デザイン：4点/10点中

これもWoodland Empire。さっきのBattle Hammer Stout Porterと絵のテイストが違うから、同じブルワリーと思わなかった。IPAとしてはなかなか完成度高い。ホップはけっこう効いてて苦め。

Big Sticky Red IPA

会社名：Woodland Empire Brewery（ウッドランド・エンパイア・ブルワリー）
アルコール度数：6.5%
味：9点、デザイン：8点/10点中

あれ！？偏らないように買ったつもりだったのに、これもWoodland Empireだった。これはかなりお気に入り。IPAってホップがエグすぎたり、甘味が強すぎたりして、苦手な人も多いジャンルだと思うけど、これはホップの苦味と甘味のバランスが取れてる。色は濃いけど、見た目ほどクドくない。キモカワいい系のパッケージもいいね。