早く家に帰っても誰も待っていない、日本と違って便座も冷たい。そんな海外単身赴任の環境で、唯一冷たくても私に幸福を与えてくれる存在が、そう、ビールですよね。

日本にいた頃、「アメリカのビールといえばバドワイザーのみ。マズい。」なんてことを信じていた時期が私にもありました。実際、渡米直後は高い尿酸値を気にしていたこともあり、トレジョの安いワインばかり飲んでいました。しかしそれは大きな誤りでした。（トレジョのワインも美味しいですし、実はバドワイザーも好きなんですけどね(笑)）はっきり言ってアメリカのビールは「超ウマい！」です！そして安い！スーパーだと６本入りで＄９ぐらいです。

先述の通り、ちょっと尿酸値が高いので日本にいた時から少しビールは控えていましたが、最近はそのリスクも受容してビールLoveな生活を送っております。アメリカはもちろんバドワイザーが有名ですが、実は地ビールがとても多いんですよ。サンフランシスコにもあります。

まず、IPAとは？

さて、タイトルにある【IPA】なんですが、これはIndia Pale Aleの略です。ビールの種類の１つです。私が初めてIPAを飲んだのは、渡米直後に同僚に連れられて行ったPubにおいてです。同僚がみんなIPAを注文するのです。化学出身の私は、isopropyl alcohol（イソプロピルアルコール）なんか飲んじゃダメだよ！と思っていたのですが、ビールのことだったんですね。なぜIPAという名前なのかというと、昔インドにビールを輸出していた時代に、長期間の輸送用としてホップの量を通常の３～５倍入れて作ったのが始まりだそうです。

アルコール度数も８％ぐらいあって普通のビールと比べてかなり強いです。味もホップの香りがとても強く、とても苦い！でもそれが良い！フルーツと一緒に醸造しているようで、フルーティな香りも楽しめます♪今日は私が今までに試したIPAをご紹介したいと思います。

1. ガツンとくる味！悪魔的に一番ウマい『Stone IPA(ストーン アイピーエー)』

私の一番のお気に入りです。かなりガツンと来る味、ニガみで、パッケージデザインの悪魔もカッコイイ。味も悪魔的にウマいです。トレジョで買ったとき、レジのオッサンも「いいセンスしてるな、お前！俺もこれが一番好きだぜ！」みたいなこと言ってました。

2. IPA独特の苦味が強い『Lagunitas IPA（ラグニタス アイピーエー）』

パッケージがとても分かりやすいデザイン。「The IPA」って感じでしょうか。けっこういろんな所で見かけます。ニガみはStone IPAより強いと思います。

3.ものすごいホップの香り 『Peak IPA（ピーク アイピーエー）』

パッケージデザインからしてホップを全面に押し出しているIPAです。実際ものすごいホップの香りでした。最初は「ホップキツ過ぎ！」と思いましたが、慣れてくると美味しく感じましたね。

4. あっさりめのカリフォルニア地ビール『Racer５(レイサーファイブ)』

カリフォルニア州Sonomaの地ビール。SonomaにはサーキットがあるからRacerなのかな？味はIPAにしてはアッサリめです。

他にもいろんな種類がある『生ビール』

上記の４つはトレジョで良く売っていますが、他にもまだまだたくさん種類はあります。スーパーなんかで買える瓶ビールも美味しいですが、Pubやレストランで出される生ビールがやっぱり美味しいですね。

IPAではないですが、Pale Aleも美味しいですよ。Blue Moon（コロラド産）とか、Sierra Nevada（カリフォルニア産）なんか有名です。サンフランシスコで作ってるAnchor Steamってのも美味しいのでお勧めです！上記はあくまでも私の主観ですので、お口に合わなければすみません。味覚や好みなんて人によって全然違いますからね。そこはご容赦ください。

また、飲み過ぎには注意しましょうね、先日、IPA飲みまくった翌日に、オシッコから芳醇なホップの香りが香ってきたときはさすがにビビり、それ以降、IPAは一日３本までに控えるようにしています。アメリカで痛風発症とかシャレにならんですから。これからもどんどん新しいビールに挑戦しますし、その他にも役に立たない記事を気が向くままに投稿していこうと思います。また、寂しいので飲み友達を随時募集しております。一緒に飲みに行きましょう！ありがとうございました。