アメリカ

日本人ひとりで『植物を交換する会』に潜入!!超チヤホヤされた話。

3月 12, 2024

最近、変なイベントを見つけた。その名も『植物を交換する会』だ。

自分の好きな植物を持ち寄って交換する。持ち寄りパーティーならぬ、植物持ち寄り会というのがポートランドで開かれているらしいのだ。

BOO
植物を持ち寄るイベント。実にポートランドらしい。潜入。潜入っ。

いざ『植物の交換会』の会場へ!!

会場は、へんぴな場所にあった。

『ここで合ってるのか?』と思うくらいのバスもなさそうな市内からかなり離れた住宅街。

BOO
なんか、、薄暗いし、イベント会場というには静かすぎる。。

しかし、住所は合っているのだ。

目印の看板もなければ、なんの建物かわからないような怪しい入り口。

BOO
中に入って、裸のおっさんたちが謎の儀式していたらどうしよう。

会場は『爽やかムードに包まれていた!!』

しかし、中に入ってみると一転。

外からは考えられないような人たちと爽やかな内装が広がっていたのだ。

BOO
裸のおっさんたちが謎の儀式をしていなくて本当によかった。

すっかり、場の雰囲気に安心した私は心を許すのも早かった。

ネームプレートにしっかり本名を書こうじゃないか。

BOO
ネーム札に自分の名前を書いて、いざ参戦だ。

間違って『日本のタネ』を持ち込んだのだが、、これが思わぬ人気に。。

自分の用意した持ち寄りブツも万端だ。

私は、ばーちゃんから託された日本のタネを準備していた。(輸入植物検査を通ればOK)

しかし、よく周りを見るとタネを持ってきている人はいない。そうだ、、実はこのイベント『PLANT=植物』の交換会で会って、種の交換会ではなかったのだ。

やべぇ。アウェイになりそうだ。。。とドキドキしきた。周りを見ると『お前、何タネ持ってきてんだよ!』という目線を感じたりもしてきた。(完全なる被害妄想。)

BOO
おっちょこちょいが平気でしそうなミスである。

人生初のモテ期到来!!『4人くらいに声をかけられる』

しかーし、私のおっちょこちょいのお陰で、人生最大のモテ期に発展してしまった。

私が『日本の種』を持っていると、『それはなあに?』など、次から次へと可愛い女の子たちに声をかけられるではないか。

そして、私は一心不乱に『シソ』の食べ方や撒き方などを説明したが、緊張しすぎて何を喋ったのかはほとんど覚えていない。『おかひじき』の説明が難しすぎてヤキモキしたのだけは覚えている。

その後も、『日本に旅行に行ってたのよ!』とか『日本の田舎の方に友達いるわ!』など、日本トークが止まらない。私よりも日本が好きな人たちがこの会には集まっていたのだ。

BOO
ついには『あの人、日本人が私だと知って喋りたがっていたわよ!』という、人生最大のアプローチまで受けてしまった

無料で大量の植物ゲット!!!

有頂天になった私はひたすら喋り続けていたが、テーブルを見ると他の人が持ち寄った植物たちがいっぱい並んでいて、さらに心躍った。

全部、店で買うと高い観葉植物たちが並べられていて、全て無料で持ってかえれるんだ!

BOO
名前がわからんが、買うと高い観葉植物たちだということだけはわかる。

チヤホヤされた上に、植物ゲットでまじで楽しかった。

結局、この会に参加して思ったのは『こんな素晴らしい会があっていいのか!』と思うくらい、買うと高い植物がゲットできた上に、日本が好きなアメリカ人とも知り合うことができたのだ。

日本人は私の他に誰もいなかったのに、日本が好きな人たちが謎にこの会には集まっていたということが判明した。もう一人いたアジア系のおばちゃんも、シンガポール出身で日本に友達がいるらしい。

BOO
この会には、日本人がもっと必要だ。

おまけ:もらった植物は今も育っている。

[ 今回ゲットした植物たち。 ]

結局、このイベントに参加してもらった植物は3つ。

多分、買うと合計で50ドルくらいは軽くするし、間違ってタネを持って行っても、全然ウェルカムで自由な雰囲気でゆるーい会で安心した。唯一悔やまれるのは、もっと早くいけばたくさんの植物があったという。

BOO
裸のおっさんの儀式どころではないくらい、今までで参加したイベントで一番おもしろかった。常連になりそう。

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