最近、またもやアメリカの『レバー』で撃沈した。これで2度目だ。
しかも、そんなにレバーが好きか?と言われたら、むしろ嫌いな方で『じゃーお前、なぜそこまでレバーに執着してるんだ?』という疑問が出ると思うが、それは正論すぎて目を背けたい。
多分、前世あたりで、レバーと深い関係があったに違いない。
居酒屋で糞まずいレバーを食った話はこちら↓
アメリカのスーパーで『レバー』を発見っ!!
近所のスーパー(セーフウェイ)に行くと、『レバー』がすぐに目についた。
『ふし穴』と呼ばれることが多いのに、レバーだけは3秒で発見するという特殊能力も発揮してしまった。
ついでに『砂肝(Gizzards)』と『ハツ(Harts)』もあった。ここまでくれば、今日の晩飯は焼き鳥以外しか考えられない。
実際、レバーしか興味がないので『砂肝』『ハツ』ってどんな味だっけ?と後から調べたら、こっちの方が断然うまそうであるし、絶対食うならコッチだった。
本当に『前世からくる執着は後悔しかしねーな。』と怪しい占い師の言葉が今頃になって身に沁みた。
『ぼっち焼き鳥!!』炭火焼きで食ってみる。
急遽、焼き鳥をすることにしたのだが、ベジタリアン率が多く誰も参加してくんない。魚派のカンパチ(猫)も拒否っ。
隣近所までベジタリアン。『クッソぅ!こうなったら何がなんでも焼き鳥を食う!!レバーを食うのだ。』とぼっち焼き鳥を断行することにした。
最初にレバーを焼いたのだが、レバーがクソほど不味かった。炭火焼きなので全てが美味かったが、レバーだけ全て捨てたレベルにまずかった。
作戦変更.『レバニラ炒め』にしてみる。
いまのところ、レバーが私にもたらしてくれた感情は『孤独』と『絶望』だけだが、私は決して諦めない。
絶望の1週間経ってから、また『レバー』と向き合うことにしたのだ。
今考えると執着とはすごいものだなと思うが、当時の自分は『レバニラ』に希望の光を生み出していた。
レバーのためならと牛乳や氷水で臭みを取り『このレバニラが、海を超えて私だけのものになるんだ!』と心を踊せながら、惜しげもなく貴重なもやしとニラまで貢いだ。
しかーし、期待マックスの中で完璧に出来上がった『レバニラ』は簡単に私を裏切りやがった。
悔しすぎて、泣きながら『にらともやしだけは!!』と拾い集めて食った味は今も忘れない。
結論:アメリカでレバーは『どうしようもないクズ』レベル。
『煮ても焼いても食えないやつ』というのはアメリカのレバーのことだと思う。
ここまでのクズっぷりの食材は私も初めてで、バカ舌もお手上げだ。
そして今一番恐れているのは、周りのベジタリアンたちに私とレバーとの愚かな関係を暴露すれば、『ドン引き』されて人間関係も支障が出るだろう。
そしてこの後、私は『ハゲる』ことになるのもその時はまだ知らない。