こんにちはー。最近、ポートランドでもうろつきが止まらないBOOですが、皆さま、いかがお過ごしでしょうか?久しぶりの更新でござります。
ポートランドは、『雨が多いのに懐かしくてなぜか心地いい。ポートランダーは基本ちょー気さくで人懐っこいが、ある程度、いい距離間を保ってくれる。それがポーツランド。』(世界の窓から風。)
いつものどーでもいい前置きはそれくらいにして、近所のジブリ映画に出てきそうなソーセージ屋さんに行ってきたので紹介。ポートランドのように、新しい店と古いお店がいい感じで混在している街もめずらしいだろう。そんな位置感覚が掴めなくなるポートランドならぬ、実写版ラピュタ世界にようこそ。ようこそ。
こちらのお店である。地元民じゃないと入るのに勇気がいるくらい外装はいい感じでクサビれている。私も地元の人に紹介してもらわなかったら、一生足を踏み入れることはなかった未知のゾーン。
Yelpにもグーグルマップにも全然乗ってねー。そんな店今時存在するのか。そんな店はやはりジブリ界の店くらいだと。。外装からして、普通にラビュタのパズーがお使いに来ても、『よっ!パズゥー!シータは元気かね?』と普通に挨拶しちゃうくらいの店である。
店にはいると、年配のおソノさんならぬ、多分ドイツ系アメリカ人のお母さんが一人。そして、パズーがいつも買うソーセージはどれかね?ときこうとしたが、『頭がおかしいメンヘラ日本人』だと思われたくなかったので、わかりやすく一番人気のソーセージを聞いた。
購入したのは、一番人気、その名も『パズーソーセージならぬ、チキンソーセージ(いたって普通)』写真左上。
1パウンド、5.99ドル(約453g 、600円)!!
一切れ食ってまずかったら、普通に友達に渡そう。と企んでいた私は、薄い一切れ口にして、そのあとは、一気にかぶりつき、一瞬でなくなった。儚い友情は、うまさのあまり吹き飛んだのだ。
味は、ソーセージというよりは、そのまま食べられる。ほぼサラミ近い。しかし、今まで食べてきたサラミとは全く違うくらい美味しい。それくらい衝撃的に美味しかった。これは、お土産で買ってたらヒーローレベル。そして転売できるレベル。また食べたくなってわざわざ買いに走るレベル。
その奥で違いが全くわからない何種類ものトマトの瓶詰めなんかが、所狭しと並びまくる店内。日本人未知ゾーン。そして、今時、もうお目にかからなくなった値段シールが丁寧に貼られているのが哀愁をそそりる。⊂(´ω`⊂ )
もうこれは、天空の城ラピュタを見ながら、金曜日の夜に一人でビール片手にこの『チキンソーセージ』をつまみに古き良きアメリカの懐かしさにうち焦がれるしかない。
おまけ画像:店先に並んだバケツに入ったパズーなピクルスも食べたことないけど、いいねいいね。(パズーといえば何でもオッケーだと思ってる節。)
では、皆さん、また『超ローカルでポートランド地元民しか知らねーんじゃないかよ。的な超入りづらい超うまな店』があったらどんどん潜入していきたいと思うのでそれまで、ご機嫌ヨゥ。