とある夜、バークレーの※放送ギリギリな人達の集まるという噂の古き良きアメリカンダイナーの「オココレ」ではっちメンバーと夜の談笑を行っていたところ。
(※注意;ここ、バークレーと言う街は、サンフランシスコから車で30分程の所にあり、名門UCバークレー大学+有名な学生運動が始まった場所+ヒッピー発祥とい奇跡的に重なりあってしまった結果、自由の何かを超越した野郎どもやらが、ウロチョロ集まってる変な街です。それ故に放送ギリギリ。)
どん!!!
一同:「っっっっっw!!!?」
謎のおばちゃん:「アーユージャパニーズ??(お前ら日本人か?)」と謎のおばちゃんがあらわれる!?
突然の事にグラスが揺れるくらいビビるUCバークレー大学の 哲学専攻のフジ君。
大学生さほ氏も苦笑い。え?なにコレ。やばいんじゃん?死んだ目でブゥーに訴えるフジ君。
しゃべり続けるおばちゃんの話を全て理解してしまった英語が出来るフジ君は、ますますヤバいよーヤバいよーと半笑いで訴える 。が私、ブーはこのとき全く理解不能でいいネタが出来たとのんきに浮かれる最近ネタに飢えているブー。
あ、やべ。目をつけられた!!!
とりあえず、真剣に聞いてみる2人。
何やら携帯を取り出し並べる。ちなみに、誰も番号は聞いてないし、鳴っても呼ばれてもいない。(´°ω°`) …
そして、だれも聞いてないが、おばちゃんの荷物は、あそこだそうだす。⊂(´ω`⊂ )
すげー勢いがある。この勢い、若者世代にも是非。
口も挟むヒマもないくらいラッパーのようにしゃべり続けます。
ついに。隣に座り込ってしゃべります。ちなみに、だれもすすめていない。
ちなみに、おばちゃんは、アジアの文化が大好きでタイ語勉強中である。
なぜか日本人を見つけては、声をかけまくっているおばちゃんは、
「昔の日本人よかった。今の日本人はアメリカ人のマネをしてるようになってからダメな人が増えた。」
と落胆の様子。
一同「。。。。」
おばちゃんの勉強している年期の入ったタイ語の教科書の中身。
おばちゃんの尊敬する人は、北朝鮮の代表、金正恩さん。彼を待ち受け画面にしてらっしゃるほどの熱意だそうです。
さすがのおばちゃんも、ボーイフレンドと金正恩さんの話で、ふやける。
おばちゃんは、人種差別から、北朝鮮の話をしてくれた。私はもっとおばちゃん自身の事をききたかったが、質問させてくれないスピートでなかなか聞き出せない。なんとかつかみ出したおばちゃんの個人情報は、元々はハワイ出身で、家族は離れた州にいるとこのと。
お家はどこ?ときいたら、おばちゃんは、多分家が無いのだろう。話をそらして、
「何マイルも歩いて暮らしている。」といっていた。
そして今、学校で無料のクラスをとっている。と言っているらしく、UCバークレー大学で?ってきいたら、ちがうわ!!UCバークレー大学は嫌いだの主張。
仕事はメキシカンにとられて仕事がない。のこと。
そんなに不満なら、アメリカでてったらいい。とある意味、せっかちな私が喝を入れたところ、
「そんなもんお金があればとっくにそーしてるわ!!!」と逆に怒られる。そりゃそーだ。そーいえば、私も金があったら、ハワイに行きたいと思ってたところだった。うっかりわすれていた。
おばちゃんの首になん重にもかさねられた十字架のネックレスが印象的だったので、厳粛なクリスチャンなのか!?と聞いた所、これは、教会でフリーで配っていたのでとりえず、もらうだけもらったというなんとも。なんとも。なんとも。なんとも。
おばちゃんは、このまっ赤なキャリーバックを引きづりながら、現役生活中らしい。他にもこのカフェには放送ギリギリな人の持ち物が多くおいてある。(奥参考)
真剣に話聞く記者フジ氏。どんな時もちゃんと人の話を聞くふじ氏ははっちすたじおの鏡かもしれません。その横で、TOEICの試験の勉強と夜中のプリンを食い始めるマイペースすぎるsappho氏も、違う意味ではっちすたじおの鏡であるかもしれません。
お??なごんでいる!さすが、理解がある フジ君。やはり何かを極めた人達の頂点は何か同じものがあるのか。ところで、おばちゃんのポッケからはみ出しているしろの物体はなんだおう。
なんかの拍子に、全力で感情をあらわにするおばちゃん。話している間、興奮すると何度も白目になる。
じつは、バークレーには、自己主張が強すぎるが為に、ちょっとはみ出してしまった面白い人達がゴロゴロといるが、このおばちゃんもその一人で、バークレーにいる人だったら、一回は絡まれた 目にかかった事はあるおばちゃんだとおもう。突然、おばちゃんに絡まれるので、心の準備が無く、いつも話をする機会をのがしていたが、やっと今回、対談成功したw。
そして、このおばちゃんは90%の話は、わたしには理解しがたいことが多くあったが、たまに10%は考え深いことを言っていたよと ふじ君。彼女いわく、
日本にある黒人への恐れとアメリカにある黒人の恐れは根本的に異なっている。なぜなら、日本は元々コミュニティーに黒人を含んでいないために、恐怖を作るのは無知である。対して、アメリカは元々コミュニティーに黒人を含んでいる状況で、偏見や差別によって恐怖を形作っている。
といっていたことだ。フムフム。すごく興味深いが、まだまだわたしには、わからないとしか言えない。アメリカにとって、というかバークレーとって、差別問題がおおごとな事態なのは目の当たりにしたけど、本当に自分には、わからない。自分は120%のん気で生まれてきた。
ただ、今まで気付かなかったが,その日の深夜の閉店間際のこのレストランの外ベンチには、、行く場所もないであろう人達がすべて黒人さん人だったなぁとぼんやり思う。。コレは偶然なのかどうかはわからないけども。。
そーいうグレーゾーンふくめて、アメリカに住んでいるのに、まだまだ関わってない、考えてなかった事がいっぱいある。アメリカ人や移住者、白人、黒人、アジア人本人達にしかわからない事も、いろいろあんだろうなと。表面しかみえてなかったこととか、でこれから少しずつびみょーに気付いてくんだろうなと。。
はっちメンバーyukoさんも記事で書いていたが、アメリカでは、少なくとも日本より、突然全て失ってしまう恐怖はみんな常に持っている。だから決して人事ではないから、ホームレスの人達にもすごい理解があると思うし仲がいいかなと。それもあってか、おばちゃんのようにどこか生き生きしてる感じの方が多い気が。(最初バークレーに降り立った時は、その生き生きさにビビったがもう慣れた。)
そして、英語も実力も無い底辺すぎる外国人、自分はいよいよ、アメリカで生きれるのか。というよりは生き残れるのか。。今の所は、家はまだあるが。。。という不安しか無くなった夜だったが、今は、体が動くうちに頑張るしかないよなーぁと。しかも意外と自分頑張ってるよな。うんうん。と普通に寝てしまった。
ある意味、その単細胞な感じが、アメリカにこれた理由でもあり、意外とアメリカに向いてるかもしれないな。と結論的にまた自分を褒めてしまった(本日2度目)むしろマイペースプラス思考、楽観的な感じが,元凶でもあるのでどうしようもなかとです。はい。
まーいろいろ書いちゃったけど、バークレーはそんな人達やら、エリートやらがマイペースに意外となかよくと暮らしているやってるオモシロい街でもあるので、一度来たらどっぷりハマってしまうかもしれません。そんな街はバークレーとポートランドだけだと勝手に最近思ってる近頃です。
アメリカに来るのを迷ってるアナタ。是非、バークレーにお越しくだせーませ。家賃がクソ高いけど、ホームレスの人たちは、生き生きしていますよ!!
Thanks! おばちゃん!!