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未経験『UI/UXデザイナーで必要なスキルは?』30歳で転職の挑戦。

  今年、アメリカでエンジニアの為の厳しいブートキャンプを乗り越えた私は、カナダでUIデザイナーとなりました。そんなある日の突然の出来事、

米公認会計士をする知人
UIデザイナーになるにはどうしたら良いか、今すぐ教えてほしい。
と言われました。ちなみに、なんと彼は12月で30歳を迎えます。名門UBCを卒業後約7年間を捧げた会計士の仕事を振り捨て、人生最後のチャレンジをしたいと言う彼のことを私も最初は理解に苦しみました。


アメリカでは30代過ぎても『キャリアチェンジ』は普通に沢山いる。




会計士として順調にキャリアを積んでいた彼は一体何故突然こんなことを言い出したのか?そして30歳というのはちょっと遅すぎやしないか?そんな突然の彼のキャリアチェンジ発言に理解に苦しんだ私は、サンフランシスコですでにUIデザイナーとして働く知人に、大きくキャリアチェンジしてまでUIデザイナーを目指したいと思う彼のことをどう思うか聞いてみました。

サンフランシスコですでにUIデザイナーとして働く知人
なぜ会計士の彼が今までのキャリアを捨ててまでなりたいかって?答えは簡単だよ。エンジニアとデザイナーは、今世界中の誰もが熱望するクールな職業だからだよ。

そう答えたUIデザイナーとして働く知人は、大学すら卒業していないもののtwitter社の横にある誰もが羨ましがる高級マンションに住んでいます。(確かに、UIデザイナーはクールだ。(笑))

話を聞いてみると、彼以外でも驚くことにカナダやアメリカでは、例え30代を迎えても夢を追いかけて180度キャリアチェンジする人が本当に沢山います。当たり前のようにいることに私もびっくりしました。




未経験でも海外からuiデザイナー目指してサンフランシスコに集まる人たち。




未経験からuiデザイナー目指ざして、サンフランシスコに来る多くの人は長年従事したにも関わらず突然に仕事を辞め、新たな希望を抱きスクールに通い、再就職をするのです。特に私がいたサンフランシスコではエンジニアやデザイナーになるために国を超えてやってきた人がたくさん集まっていて、誰もがそれを「遅い!」といって止めたりはしません。私はアメリカに来てからそういう傾向を本当に素敵なことだと思うようになりました。

とは言っても、もともと学生時代からアプリ事業の立ち上げに参画したり、新卒ではアシスタントディレクターをしていた私と、その会計士の彼とでは違う点が沢山あります。同じ業界の人に相談されることはしばしばあっても、これはさすがに初めてでした。。

uiデザイナーになるには勉強が必要?最初に自分がしたこと。




そんなわけでデザイナーとしてまだまだ半人前にすらなれない私が、彼のようにデザイナーを目指す人に教えてあげられることは何かを考えていました。私が唯一言えることがあるとすると、uiデザイナーになるために『最初に自分を変えるために私がしたこと』です。

私は、何を勉強するよりもまず最初に、時間配分、住所、出逢う人のうちどれかを変えました。特に意識してたわけではないですが、今考えると私はこの中の全部を変えていました。

「時間配分を変えること」


デザイナーになる決心をしてからの私は、今まで楽しんでいた休日のカフェめぐりもお友達とのグータンタイムも、流行りのファッションショッピングも全て辞めました。全ての時間をプログラミングとデザインの勉強にあて、その休憩として学ぶのに必要最低限である「英語」で映画を見たりアウトプットも無理矢理英語に変えました。

「出逢う人を変える。」


成長するのには十分過ぎるほどの素晴らしい環境を用意された前職を退いて、決意をしてからの半年間はもうほとんど人と会うことがなくなりました。日本語しか話さない人とは会わなくなりました。そうすると大好きだった同級生や同期、上司や慕ってくれた後輩の多くが私から離れて行きました。

その代わりに私が会った人というのは、同じようにエンジニアやデザイナーとしてキャリアチェンジした人や英語を話すようになった人です。人はもう既に完成してしまったものには興味がないんです。どうやって変わったのか、そのストーリーに興味を持ちます。それは自分も同じように変化したいからです。自分を変えるために努力した人たちの軌跡を辿ればもしかしたら何かを得られるかもしれない。でももちろんそんな人たちは良く知りもしない他人にいちからあれこれと教える時間なんてないですよね。それでも必死にしがみつくんです!(笑)

出来たデザインを見せて初めてフィードバックがもらえ、それを直してまた見せる。そうやって私はたくさんの方から力を借りました。(笑)とにかく自分がなりたいと思う人物に近い人にとにかく会いまくること。日本にいる間はそういうサイクルをずっと繰り返していました。

「自分のメンターを見つけること。」


そしてこれはもうひとつ、私がすごく尊敬している人に教わったのですが、「自分のメンターを見つけること」です。

インターネット上でもどこでも良いのでこの人には到底敵わないと思う凄いメンターを見つけたら、「私のメンターになって下さい。」とメッセージを送ります。普通は忙しくて面倒なので当然返信なんて返ってきませんがもし面倒だと思っているそのメンターに、あなたのメンターになることを認めさせられたらそこからあなたの勝ちです。

この一番難しいと思える「出逢う人を変える。」は、そんな私に最も大きな影響をもたらしてくれたと思います。

「住む場所を変える。」


最後の「住む場所を変える」。これは私がサンフランシスコに来た意味でもありました。日本に居た頃ではあまり評価されることのなかった考え方やデザインが、アメリカに渡った瞬間に本当に多くの人から評価されたのです。同じ頂点を目指すエンジニアやデザイナー達に毎日出逢い、お互いを称え合い励まし合った。もう肩身の狭さを感じることすらなかった。

ピッチ後に沢山のVCや起業家からプロダクトやデザインを褒められ、Y Combinatorのパートナーに「あなたのデザインはとても美しいから好き!」と言われることもありました。LinkedIn経由で、デザインの仕事のオファーがどんどんと来るようになりました。(何故LinkedInw)

日本に居た頃には怒られていたことが、アメリカに来て喜ばれた。これって本当に不思議なことですよね。もしかしたらこの3つチェンジの中で 一番吟味すべきなのは最後なのかもしれないって思いました。そして私はこんな大事なことを一番後回しにしてしまっていた。

もしあなたもまた何か大きく変わりたい。大きくキャリアチェンジしたい。と思っていることがあるのであれば、最初に是非この3つのチェンジを当てはめて考えてみてください。




未経験、求人新卒でもなれるuiデザイナーの将来性。




私はサンフランシスコで数多くの、非技術者が技術者になる瞬間を見ました。そしてたくさんのNew技術者が自身の作ったプロダクトで誰かを喜ばせている姿を見て、履歴書の肩書に「Developer」と書けるようになったことに興奮する姿を見ました。そして会計士である彼もまた、デザイナーがどれほど魅力的な職業であるかということに気付いているのです。

年齢は関係ない!海外でのuiデザイナーの求人は自分次第でいくらでもある。



本気で自分を変えられると思うのであれば誰でもUIデザイナーになれると思います。こんな私でもなれたので。。。ただ一度決めたら周囲の理解を得ようなんて甘いことは考えずにひたすら最後まで突き進むこと。そして、デザイナーになるのに遅すぎることなんてない。例え30を過ぎていようがそれはあまり関係しないと思います。

何故ならば一度そのレースに乗ってしまえば常にその厳しい競争の中で走り続けなければならず、UIデザイナーになったのが早かったにしろ遅かったにしろ、その足を止める人は誰もいないからです。晴れてデザイナーとなった次の日からあなたのライバルとなるのは途方もなく新しく湧き出てくるテクノロジーと、それを簡単にものにしてしまうような世界中の優秀な技術者です。

UIデザイナーになるのに遅すぎるということはない。


ということです。拙い文章でしたが最後まで読んで頂けましたでしょうか。

大好きだった前職を辞める直前には色んな人から「もっと教えたいことがたくさんあった。」「辞めるなんてバカ!もったいない!」と言われ嬉しくも複雑な気持ちをなかなか拭うことが出来ていなかった当時の私に対して、初対面にも関わらず「バカだなんて!むしろすごくいい決断をしたと思う!」と言ってずっと応援して下さった素敵な方です。


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これを書いた人
Mai Takahashi
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