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日本と違う!?シリコンバレーIT系で働いた入社時の失敗&出来事ーアラサー女子編ー

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  アメリカのシリコンバレーで現地IT企業に勤めて3年以上が経過した3kkiさん。日本在住時も英語を使った仕事は行っていたものの、やはり日本とアメリカではその中身は大きく変わった様子。今回は、アメリカで働き始めた頃に経験した出来事や失敗を図を書いて教えてくれましたー♪

アメリカの会社で英語100パーの環境に、、、


東京オフィスで働いていたとき、英語で仕事をする割合はおそらく50~60%くらいだった。メールや海外とのミーティング、場合によっては社内のミーティングも英語、という感じだった。逆にお客様はみな日本人、そして社内での同僚との会話も日本語が多かったので、日本語を話す機会はたくさんあった。

それがアメリカに引っ越してきてから、英語で仕事をする割合は当たり前だが100%になった。お客様はアメリカ人(あるいは他の国の英語を話す方々)になり、社内での会話も100%英語になった。これに伴い、今までなかったことを経験したり、たくさん失敗をしてきた。




何万人もの英語の一斉メールで焦る!!!


Work in English 1

例えば、お客様との1対1のメールは、レビュー(見直し)なしに送ってしまうことが多いが、何千、あるいは何万人ものお客様へ一斉メールするときはそういうわけにもいかない。まずは自分でドラフトを書き、それからネイティブスピーカー(同じチームのライティング担当の同僚)に毎回レビュー(見直し)をしてもらっていた。

ドラフトを書くのにも時間と労力がかかるが、むしろ同僚にレビュー(見直し)を何回も連続でお願いしたり、急ぎのときには「今日中にレビューをお願いします」とお願いしていたので、内心「毎回毎回お願いして悪いなぁ・・・」と思っていた。心優しい同僚に本当に感謝した。

要注意人物の英語が聞き取れず、議事録で焦る!!!


また、ある仕事の問題(バグ)の解決方法を話すために至急社内のミーティングをリードしたときに、自分で議事録をまとめて同僚やマネージャーに送る予定だったのだが、ミーティング内の重要人物(ミーティングで一番発言していた同僚)の言っていることがほとんど聞き取れないということもあった。彼のアクセントが聞き取れず、重要事項をほとんど逃してしまったのだ。

「ヤバい・・・何も言っていることがわからない。後で議事録送らないといけないのに・・・」と内心すごくパニックになっていた。この後、ミーティングに出席していた他の同僚が、フォローアップしてくれてなんとかなった。ここでもまた心優しい同僚に救われたのだ。




電話での技術的な質問で聞き取れず、、、落ち込む。


Work in English 2

それからチームを異動して、今のチームでは電話をすることが多くなった。ほぼ毎日、基本的に一回の電話は20~30分かかる。しかもテクニカルなことが多いので、英語+テクニカルという二つのハードルがあり、電話し始めた当初はとてつもなく緊張していた。

事前に下調べをして、どんな質問がきても応えられるように関連情報の載ったスライドなどを印刷して全て電話の横に置いていた。電話での仕事をし始めたころ、話の最後にいくつか質問をされたが、その質問が聞きとれないという事態が発生。

私:「質問を繰り返していただけますか?」
相手:「(質問)」
私:「(やばい、また聞き取れない)再度質問を繰り返していただけますか?」
相手:「(質問)」
私:「(・・・・・また聞き取れない。・・・・・終わった・・・・・)再度質問を繰り返していただけますか?」

この後やっと理解できたのだが、さすがに3度も聞き返してはまずいと、電話を切った後に相当落ち込んだ。しかし、その日のうちに相手から「お電話本当にありがとうございます。先ほどはお話できてとても楽しかったです。」というメールがきて、とても救われた。

今だから思う当時の感想のまとめ。


社内よりも社外に向けて電話やメールをする方が、やはり緊張する。しかし、何回も繰り返すうちに最初よりはよっぽど慣れて、今まで念のために備えていた紙もいらなくなった。

また、お客様以外とのコミュニケーションでも日々間違えたり、学ぶことばかりだ。同僚が話している会話に入り込もうとして発言したものの、実は全く違うトピックを話していたらしく的外れな発言をしたことがある。今のチームはジョークがたくさん飛び交ったり、スポーツや映画の話題になってたくさん固有名詞がでてくるので理解できないことも多々ある。

そんななか、マネージャーが「大丈夫。固有名詞も含めてそのうち理解できるようになるから。保証する。分からないことがあれば教えて、その都度説明するから!」とフォローしてくれた。

こうやって同僚やまわりの人の助けがあってこそ、仕事ができている。これからも失敗や壁にぶち当たることもあるかと思うが、それを学びに変えて、日々少しずつでも進歩できればいいな、と思う。ジョークや固有名詞まで理解できるようになれば、それは以前より本当に進歩した証だし、最終的な目標の一つといっても過言ではないだろう。

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これを書いた人
3kki
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