アメリカで『日本人をカモったビジネス』はわりと聞く。
海外に行くとなぜ、日本人同士はカモるのか?
これは世界的に見ても稀な国民性でもあり不思議がられるので、今日は『現地の日本人が日本人をカモる心理』を考えたいと思う。
客と2度と合わんという『謎の解放感』があるため。
海外に出ると謎の解放感でなんでもできそうな気がしてくる。
しかし、やはり海外で金を稼ぐ大変さにぶち当たる。そんな時『なにも知らない日本人はチョロい』とカモってしまうのだ。謎の解放感と金稼ぎの大変さで倫理観がぶっ壊れてしまうのかもしれない。
日本ならではの『モンスター客』に殺意を覚えてくるから。
最初は真っ当に商売していた人が、日本人相手の客に嫌気をさしてきて『余分な金を取らなきゃやってられん。。』ということで、相場よりも高い値段を請求していることがある。
海外で日本クオリティーを要求されて、日本人は日本人を敵視するようにカモってしまう。
海外移住者は、『一度はひねくれ期』を迎える。
海外移住者は、1度はヒネくれる。
移住が長くなればなるほど、やばい修羅場を乗り越えている人が多く、観光客のほほん感に、『そんくらい自分で調べろよ!』と思ったり『危険すぎる!』とヒヤヒヤしたりして、日本人と距離をとってしまうヒネくれ時期がある。
自分はこんな修羅場をくぐっているのに、、奴らときたら、、という僻みもあるのかもしれない。
結論、日本人は『人に迷惑をかけてはダメっ!』という性質だからカモる。
結局、海外にいる日本人が日本人をカモちゃう根底にあるのは『人に迷惑をかけてはダメっ!』という真面目な国民性が関係しているように思う。
その習性が、悲しくも『自分が誰にも頼れず苦労したから、他の人も同じ苦労を味わうべきだ。』という負の気持ちを生み出してしまい、最悪こじらせるとカモったり、足の引っ張り合いをしたりする。そんな気持ちで異国でもお互い楽するようなコミニティーは作れない。
そう考えると、異国でも家族のように助け合うメキシコ人や中国人の同族コミニティーってつえーよなぁ。。。と羨ましい時がある。