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アメリカ人は祝日に儲ける気ゼロ!?『一人勝ちの社畜店』が出ない理由。

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  サンクスギビングディーの当日に疑問に思ったことがある。

『儲かりそうな休日に抜け駆けしてでも金儲けする店はないのか?』

この謎を解きに街を探索。これぞ、サンクスギビングデー暇人の極みだ。

BOO
『サンクスギビングディー』はマジでお店が空いていないのか?検証っ。

『サンクスギビングディー』に街を歩いて検証。



とりあえず、近所の高級スーパーに行ってみたらやっぱり閉まっていた。張り紙もなく堂々と。

その隣にあった庶民スーパー『セーフウェイ』はオープンしていたが、今日だけは早く閉まるのだそうだ。

BOO
スーパーは早く閉まるか、閉まっているかどっちかだ。



隣の行きつけのパン屋も閉まっていた。

BOO
ここも張り紙すらない。当たり前だろ?的な感じか。



その隣のレストランは、貼り紙がはって『サンクスギビング閉まります』と書かれてあった。

ついでに、クリスマスも締まるらしい。

BOO
張り紙あったけど、みずれーな。むしろ貼らない方がいい。



『どこもかしこも閉まってんな。』と思いきや、近くの中華レストランには『オープン』の文字が!!

朝っぱらから中華の需要があるかは謎だが、中をのぞいてみると誰もいなかったのでやっぱりしまっていた。この店は通常でも人が入っていないので、オープンしているかマジでわからんかった。

BOO
やっぱり閉まってんのかい。おい。



アメリ人に聞き込み調査!!『店を開けても儲からない』




でもやっぱり納得いかない。『実際なんで店を開けないんだ??』と疑問だったので、今日休むのか?店を構える知人たちに聞いてみることにした。

BOO
なんでサンクスギビングに店開けないんだ?休日こそチャンスだろうが。

店の亭主
実は過去に一回だけ開けたことがある。誰も来なくて意味ねー!と思ったからそれ以降、開けていない。

サンクスギビングに働いて愚痴っていた友人
昔、サンクスギビング働け。という社畜店で働いたことがあるんだけど、誰も来なくてチップが10ドル。。その後、みんな愚痴って辞めたよね。

色々と聞き込みをした結果、サンクスギビングで店を開けない理由は『そもそも儲からない上に、働く人がいない。文句を言って辞められるリスク潜んでいるから閉まる。』ということで決着がついた。

面白かったのは、アメリカ人以外の移民のお店の亭主は『最初からサンクスギビングディーに儲かるんだったらやっとるわ!』と言っていたことだ。

そもそも外に人がいない。



そーいえば、サンクスギビングの街並みは通常と比べてもガラガラだった。要するに外に出る人がいないからだ。

そんな初歩的なことを忘れていた。

BOO
サンクスギビングデーは外に誰もいなくなるんス。



根底に『家族と仲良し=家中で暇を潰せる』アメリカ文化が影響している。



[ https://unsplash.com/ja/@kchance8 ]

サンクスギビングディーに街に人影がなくなる理由は、家族と家で過ごしているからに違いないと思うが、そこでつくづく思うのが『アメリカ人って家族と暇を潰せる民族だよなぁ』と思う。

日本で家族で過ごすといえば『正月』ぐらいだが『家で過ごすのが暇すぎて正月辛い。』てな人が多くなった結果、正月でもお店の需要がありオープンしているところも多くなった気がする。

しかし、アメリカ人は『外に出る』という需要がないというか、家族との会話だけで一日中楽しめるのがすごいなぁ。おい。と感心している。日本では家族や親戚だからってそんなに喋れる人はいねーと思う。

BOO
アメリカ人は『楽しく家族とベラベラと話して過ごせる。』って、地味にすごい。さすがコミニケーション大事国家だけはある。
これを書いた人
boo
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