今、日本人女性が一人でハワイに入国しようとして『強制送還』を食らった話が盛り上がっているようだ。
話によると、最近観光ビザでハワイに入ろうとしいた女性が、怪しまれて入国できずに『強制送還』されたということだ。(詳しくは以下の動画↓)
実は、私も危うくハワイで別室送りになっていた過去がある。ということで、なぜ今アメリカは『女ひとり観光』に厳しくなっているのか?という理由を探ってみよう。
入国拒否か!?『ハワイの入国』で別室送りに。。
2019年ごろ、私は日本からハワイに入国しようとして、まさかの『別室送り』になったのだ。
私は永住権(グリーンカード)を持っているので、基本的にアメリカ入国はほぼ質問されずにスルーなのだが、ハワイの入国だけは違った。
ひたすら別室で待っていると、今度は窓口のアジア系の男性に呼ばれて、パスポートと永住権とチケットを見せるようにいわたので、そのまま見せる。
お互い『?』という流れた瞬間であった。
多分、グリーンカードがあるのに別室に通されたのは稀なことで、別室の窓口の男性も『は?』という顔をし、グリーンカードを一瞬見てから、すぐに行っていいよ。と解放された。3秒ぐらいで終わった。
『ウソっぽい人』は問答無用で別室にぶち込まれる。
確かに私はかなり稀な人種だったに違いない。しかし、グリーンカードもあるし、普通に登録もされているので今だになぜ別室に通されたのか意味がわかっていない。別室の窓口の人も意味がわかってなかったと思う。
ただわかるのは、私を別室に送った『入国審査の白人のおばちゃん』の目がミョーに厳しく疑いの目だったので、考えられる理由は『理由がウソくさかったから。』でしかないと思うんだ。
話題になっていた女性も『なんか嘘くさい??』ということで怪しまれてたんじゃないかと。『理由がウソっぽい奴』は、グリーンカードを持っているやつでも別室にぶち込める権限を持っていて、別室送りに関してはその入国審査官の『個人的な主観』で判断にまかせられているのだと思う。
実は以前、成田際空港の米航空会社の仕事に関わっていたことがあるんだが、そん時に『勘でもなんでも怪しいなと思ったら、すぐにその人をとめろ。』と言われていたので、アメリカの法律は厳しいなと思う反面、やっぱり怪しむのはその人の主観になってしまうのだ。
しかし、そこで働いてた時は違法な証拠が出てこなければ『強制送還』はできる権限はなかったので、今回その女性が、別室送りから『強制送還』までになってしまったのには正直驚いた。もしかしたら、知らないうちに『オーバースティ』とかの記録あったんじゃないのかとも疑ってしまうが、、動画の女性の通り、怪しいからの理由だけで『強制送還』というのは怖すぎる。
ハワイ入国拒否された日本人女性、「自分はOffice workerである」と職業を虚偽申告していて、別室で詰められてからインフルエンサーだと明かしたらしい
「それもあると思います」というかそれが一番の原因では…ESTAの申請内容が虚偽だったなら、そのESTAで入国する権利は原則として存在しないよね。 pic.twitter.com/tYPidWBAQS
— ざるご博士 (@zalgo3) September 10, 2023
ハワイ入国の審査官で『白人のおばちゃん』が特に厳しい説。
ネット住民の中で『ハワイで入国審査白人のおばちゃんに当たると厄介だ。』という噂があった。
『そんなことあるかいw』と心の中で馬鹿にしていたのだが、私を別室送りにした審査官も『白人のおばちゃん』だということを覚えている。今まで入国審査をスルーしてきた入国官は『がたいがいい黒人さん』や『白人のおじちゃん』が多かったのだが、今回は『白人のおばちゃんが厳しい説』だったので当たっているのかもしれない。。
『ハワイ入国』が特に厳しいのか?日本女性の風俗出稼ぎの問題。
ハワイは特に入国が厳しいとされている。
今までに私は、何度もサンフランシスコ、ロサンゼルス、ポートランド空港の入国を通り抜けているが、入国審査でほぼスルーだし、今ぶっちゃけていうと留学ビザの時に『ビザF1の書類(オリジナル)』を忘れて『日本の航空会社の人に絶対通れない!』て言われたが、普通にコピーを渡してOKだったこともある。
むしろハワイ以外の入国審査は、合法ビザを持ってさえいれば『強制送還』はあまり聞いたことがないし、なぜハワイの入国がこんなに厳しくなっているのか?が疑問でしょうがない。
ハワイで『違法で風俗で働く日本女性』が深刻な問題になっているから厳しいらしい。ハワイの入国審査で強制送還された女性の話を見て。子連れでは行ってたけど一人旅は15年ぶりだった2017年サンフランシスコ。
久々の海外一人旅だから緊張して何度も入国審査の練習を頭でしていて、いざ自分の番がきてパスポートを出したら一切質問されずハンコ押されOKと言われてぽかーんとなった😅— にん (@shinorock2002) September 12, 2023
今、ハワイでは『日本人出稼ぎの風俗問題』は深刻らしいのだ。だからこそ、ハワイの入国官が目を光らせているらしい。
特に日本人女性のひとり旅行は怪しまれて、今回のように観光ビザを持っていても、怪しまれれば最悪『強制送還』になってしまう件が多発しているのだという。
そう考えると、これから『日本人出稼ぎの風俗問題』が多くなれば、アメリカ全体での日本人の入国が厳しくなっていくのも時間の問題だ。
『日本人の優遇説』は終わりに近づいているのかもしれない。
アメリカに住んでいて『日本人だから』だということで優遇されたことがいくつもある。
それは、以前にアメリカに住んでいた日本人の先祖たちの行いが良かったからで『日本人は悪いことしない』という信頼を作ってくれたおかげで、無能な私がアメリカで楽勝に暮らせているのもその人たちのおかげでしかない。ちなみにどこ言っても日本のパスポートを持っていれば、入国でスルーされる率が多かったし。
しかし今『日本人=悪いことしない神話』が崩れてつつあるのも確かで、これからアメリカに来る日本人ハードルが上がってしまうかもしれないし、アメリカで『日本人でよかったなぁ。。』という思いが薄まっていくのかもしれないのが辛いな。