最近、『昆虫食』が注目されつつあるが、アメリカ人は『セミ』を普通に食べるらしい。
しかも、調べてみると、セミを食うを習慣ができたのは『大量発生』したから。今回は、そんな理由で適当に食ってたら、米FDAに注意される。というアメリカ人らしい結末を紹介しようと思う。
虫を見るのも嫌いな人は、ここで、読むのをやめてた方が身のためだ。

2021年『セミの当たり年』だった!!北米で大量発生。
2021年に、アメリカの中西部、東海岸にありえないくらいのセミが大量発生した。
これは、当時アメリカでニュースにもなり、世間がざわついた。
しかし、これは異常気象ではなく、17年のサイクルで、地上出てきて孵化するセミの自然現象だったのだ。そして、2021年はそのサイクルに当たっていた。

17年間、このセミは、幼虫のまま木の根元などの地中で過ごす。そして、時がくれば、うじゃうじゃと地上にあらわれてくるのだ。
赤い目が特徴のこのセミは、単体でみるとかなり気持ち悪い。しかし、そんなセミが、一気に、数兆匹として現れたのだから、マックスで恐ろしい。
大体、7月の頭ぐらいまでには、いなくなるそうだが、当分の間は、うるさく眠れない日々や交通事故も被害も多発しているのだ。

大漁のセミの鳴き声↓
SOUND UP
"My backyard...Cicada Ground Zero, apparently."
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— 7News DC (@7NewsDC) May 24, 2021
アメリカ人、セミを躊躇なく食う→『気軽に食うな』警告発令。
私なら、このセミの大量発生で、家から一歩も出ないと思うが、アメリカ人たちは根本的に何かが違う。
彼らは、『おお!こんなにセミがいるんか!食ってしまおう。』と考えたのだ。いつものことながら、アメリカ人のこの柔軟性と楽観的思考には、呆気に取られる。
そして、この『セミブーム』に乗ろうと、地元のレストランでは『セミ料理』を出したり、『セミ』のレシピを紹介するメディアも多く現れたのだ。

そんな中、慌てて異例の警告をだしたのが、米FDA(米国食品医薬品局)だ。セミは、甲殻類、魚介アレルギー反応がある人』は気軽に食べちゃいけん。と。そうりゃそうだよな。

時遅し!!セミを使った『ヤバいレシピ』も続々登場。
食品安全性を考えずに、先に食っちゃうアメリカ人。もう時遅しだ。その頃には、すでに『ヤバいレシピ』が数々登場していたので紹介しよう。ちなみに、セミの味の方は『ナッツ風味のバター味』らしく、アメリカ人が好きそうなフレーバーなのだ。

セミがトッピングされた『ピザ』
こちらは、見た目通り、セミがそのままトッピングされたピザである。全然、原型をとどめている。何も知らない客からすると、『虫が入っている』とクレーム来そうなピザだ。

こちらが、間違って虫が入ったレベルのタコスだ。アメリカ人の仕事ぶりって、常にこんな感じで雑。

そして、最後は『セミの寿司』だ。意外と切り口は、セミが入っているとわからないが、びみょーに食欲をそそられない。

勢いでセミを食った結果→『昆虫食』が意外と受け入れられる事実が発覚。
アメリカ人は、雑で、楽観的思考で、頭よりも体が先に反応する習性があるが、時にそれがミラクルを起こすことがある。
というのも、今『昆虫食ビジネス』が注目されつつあるが、昆虫の見た目のグロさから、どれくらい庶民に受け入れられるかが、懸念されていたのだ。
しかし、この奇跡の『セミ大量発生』により、昆虫を食う文化があまりない先進国アメリカで、思ったほど、受け入れられたという事実が判明し、ますます『昆虫食ビジネス』に火をつけるだろうと言われているのだ。
昆虫食は、環境への負荷が少なく、栄養価が高い食材で味もいい。食糧危機や温室効果ガスの排出量が懸念される中で、その救世主になる。とますます期待されていくのだ。
