今日はクッソどうでもいい話をしようと思う。
私の周りのアメリカ人が『タコを頑なに食わない』という話だ。日本ではタコはちょっと高いが、スーパーでも気軽に買えるし、別にタコなんて普通だろ?タコがどーした?( ˙³˙)з.。という感じで、日本人は『タコ免疫』があると思うが、アメリカ人たちは、『タコ免疫』が全くないので、タコを見た瞬間、キャーキャー騒ぎまくる。 (゚Д゚;≡;゚д゚);
『タコ免疫』がないアメリカ人は、頑なに食わない。
そもそも、アメリカ人は『タコ』を食う習慣がないので『タコ免疫』がなくて騒ぐのだ。スーパーでも売っていないし、かろうじて日系のスーパーで見かけるくらいで、メジャーな食い物ではない。その為、日本人同士たこ焼きをする時は、『タクワン』や『コンニャク』をいれたり代用することが多かった。
また、シェアハウスでアメリカ人達にタコパした時に『本物のタコ』を披露したことがある。その時のアメリカ人達の反応は、化け物を見たかのように『う”ぉ』との太い声をだし、ソロリソロリと一歩づつ下がりながら、タコとソーシャルディスタンスを取り、頑なに食わんかった。
ちなみに、日本文化が好きなゲテモノも食えるアメリカ人は普通に食っていた。w(←人にもよるらしい)
理由は、タコは『賢い生き物』だから。
頑なにタコを喰わないアメリカ人達にその理由を聞いたところ、『タコは賢い生き物だから、食いたくない。』と言っていた。ほぅ。さすが意識の高い街、ポートランダーらしい答えだ。しかし、家のシェアメイトのアメリカ人達は『ベスカタリアン率』が高く、肉は喰わないが、魚介は食う人たちだ。魚介はオッケーなのに『タコ』だけ頑なに喰わない。
何故だと問い詰めたところ『タコだけは賢いから。』と言っていたが、じゃー、サーモンは馬鹿だから食いまくるのか。と心の中で思わずにいられなかった。(←空気を読んでいわなかったが。)
タコが賢いなんて初めて聞いたぞ。と思い、調べてみると嘘か、本当か、『タコは地球外生命体だった。』という記事で、タコは最新のゲノム解析でタコの遺伝子は人間よりも複雑で、イヌ並みの神経細胞があり、タコは私が思う以上に賢い知性の持ち主だということが書いてあったのだ。しかもタコ遺伝子は、ほかの動物とかけ離れていて『地球外生命体』から来たのかもしれないとy( º◊º)y。。
都市伝説にも近い感じなのかと思いきや、意外と科学的に証明されているようで、アメリカ人もタコに対してそういう知能のある生き物という認識が広まっているようだ。
タコは『邪悪な悪魔のキャラクター』
もっと調べてみると、ヨーロッパなどの海外では、人によっては『タコは悪魔のイメージ』があって、邪悪な生き物だから体に入れたくないという人もいるようだ。ちなみに、タコは「デビルフィッシュ」と言われているくらい、海外では『タコ』は悪魔的キャラクターが定着しているのだ。そーいや、ディズニーの『リトル・マーメイド』でてくる悪役も『タコ』だったな。
アメリカ人は『蟹味噌、ウニ(内臓系)』も食う文化がない。
ちなみに、アメリカ人達とカニ釣りに行った時に頑なに『カニ味噌』くわんかったな。脳みそ(カニミソはカニの肝臓的部分)を食っているイメージ感じなんだろうな。中国系アメリカ人はバグバク食っていたが。
アメリカ人からすると、
という印象で、コウモリを食う(アジアの一部地域で食う)くらい、グロテスクな光景として見られているだろうと思う。
また、アメリカ人にとってはウニも食べる習慣がなく、昔、ウニは害虫と扱われ、捨てられるような存在だったそう。それを見た日本人がもったいないということで、アメリカでウニ(しかもアメリカで取れるウニはめっちゃ美味いやつらしい)を獲るようになったという話もあるらしい。今でこそ、アメリカでも寿司屋なんかが普及してウニも食べられるようになったが、一般のアメリカ人にとってゲテモノ扱いなのだ。
ということで、『アメリカとアジアの食文化は超えられない文化の壁がある。』しかし、だからこそビジネスにしたら、ウニのようにビックチャンスがまだまだあるのかもしれないな。と金に目が眩む近頃です。
蟹味噌で国際問題になりそうだった話はこちら↓