最近、アメリカ人に対する『家賃滞納すんなや。』とか『ドタキャンすんなや。時間守れや。』とか愚痴をいっぱい書いてますが、アメリカ人たちだって日本人への言い分はいっぱいある。そこで、アメリカでシェアハウスを運営してきてわかった『アメリカ人が日本人たちと暮らして、怒っていたこと、困惑していたこと』をぶちまけたいと思います。
1.黙って怒って距離を取る。
一緒の暮らしてきたアメリカ人たちが私に口を揃えて行ってきたこと『怒ってるの?怒ってるなら怒ってるって言って!!』私は、本気で怒った時は黙るので、アメリカ人たちはそこがわからないらしい。他の日本人にも聞いてみても、『関係性によるけど、怒った時は、それを見せないで距離をとって離れていくかな。』という意見多く、恋人同士でも友人同士でもない、ただの住人同士という他人に近い人には、日本人はあまり怒りという感情を見せないのだ。
逆にアメリカ人は誰に対しても頭にきたらすぐ怒っているという意思表示をする。すげーなと思う。
2.評価が厳しい。あまり褒めない。
日本で人気のレストラン評価サイト『食べログ』の評価を見るとわかるが、コメントですごく褒めているのに星3つ(満点5つ)で気軽るに満点をつけることはないのが、アメリカ人たちにどうしても理解できないようだ。その為、日本では星3つは評価がいい方になるという。日本は、粗探し文化なのか、素直に褒める、満点をつけることがないのがアメリカ人の不満らしい。
逆にアメリカ人は、ちょっとよかったらすぐに満点をつけるので、アメリカのレストラン評価サイト『YELP』などで、星3つの評価(満点5つ)は日本と違って逆にあまり評価よくないとされている。
日本人がアメリカ人のお店に行って『美味しかった!よかったよー!』と褒めてくれたのに後で評価を見たら3点(5点中)だったりすることが性格悪いというか、意味がわからないらしい。その場で何が悪かったのか言ってくれよ的な。でも日本人からしたら悪気ななく3点(5点中)はいい評価として付けたと言う。
ちなみにアメリカ人たちは、よくない時はその場で文句言うけど、後から評価はすごく良くしてくれると言うのは昔エアビー(家の部屋を貸すサービス)をやってわかった。
3.わかってないのにわかってるフリする。
英語で会話していて理解ができない会話があっても、人々が楽しそうに会話しているところに水をさしたくないのもあって、空気を読んで理解してなくてもその場の雰囲気でわかったような感じにする。(3人以上の場合)それがアメリカ人からしたら、わかってないのにわかったふりをするのが失礼で、本当に意味不明で嫌いらしい。
4.『言わなくても分かれ。』空気読め感を求めてくる。
これは、黙って怒るのにも繋がっているのだが、言わないとわからない!!!と何度も怒られたが、こっちからしたら『そんなこともわからないのか。そして今それをいう雰囲気じゃないだろうが!人に迷惑かかるだろ!場所を考えろ!!』と怒りたかったが。アメリカ人にしたら、『空気なんて読めないし。嫌だったらいちいち説明してくれないとわからないのは当たり前だろ。』と言うことらしい。確かにコレは私の悪い癖と言うか日本人なら一度はアメリカ人に言われたことがある人が多いと思う。
5.パーティーに早めにくる。
コレは、万年遅刻の私にはあまり関係ないのだが、日本人はパーティーの時間に遅れてくるどころか、結構早めにくる人が多くて結構焦った。と言われたことがある。まーこれは結構文化の違いというかアメリカだとパーティーにはちょっと遅れていくというアメリカ人の配慮?があるらしい。
確かに用意周到な日本人にはわからない感覚だ。
『迷惑の許容範囲』と『島国と大陸の人種』の違い
日本は人に迷惑かけないようにと教わるが、アメリカ人たちは人に迷惑かけられても、まー自分も迷惑かけるし、まーいっか。的にあまり気にしない人が多いので『日本人の人への迷惑かけないとする気遣い』が裏目にでてアメリカ人たちにイラっとさせていることもある。空気を読んであえてそうしてるが、それがアメリカ人には届かなかったりする。
また、日本人は常識な範囲など分かり合えている上で話すことが多いが、アメリカ人は、そもそも最初から分かり合えてないのを基本として人と話しているのかなぁと。
この違いは、日本は島国で同じ人種が多く、驚くような価値観の違いもないので日本の空気を読めの習慣も通用してしまう。しかしアメリカという国は大陸でもあり、サラダボウルと言われるくらい様々な国の人たちからできていて、価値観も多種多様なので、『言わないと分からない』というなんでも話し合うということを大切にしているのかな?と思う。
まー、私の経験からの話なので、アメリカ人も日本人も個人によると思うが、こういう文化の違いは少なくともあるかなぁ。と思っている。