旅行

アイダホ観光!! 移住者が続出『田舎の町ボイジー』に行ってきた。

5月 4, 2020

アイダホ州と言えばポテトが名物。というイメージしかたぶん無いと思う。どこにあって、どんなところなのか、よくわからない。実はポートランドのあるオレゴン州の東隣。でもポートランドからは700kmも離れてるから、ポートランドの人の中でも、アイダホに行ったことがある人は多くない。参考までに、ポートランドからシアトルまでは280km、サンフランシスコまでは1,000km。東京・大阪間は500km。

そんなアイダホ州の州都はBoise。発音は、ボイシーだったりボイジーだったりボイズだったり、なんだかモヤモヤしてはっきりしない。でもこの Boiseは、治安の良さ、なかなか便利な住環境、割安な住宅価格、周囲はのどか、IT産業の進出もあってそれなりに仕事もある、という好条件が揃って、最近移住者がすごく増えてるらしい。現在の市域人口は20万人、都市圏人口は60万人だけど年々増えていて、2017-18年の人口増加率は全米一だったらしい。

この手のランキングは基準がよくわからないから鵜呑みにできないけど、住みやすい街系ランキングで最近は上位の常連。以下のリンク(アメリカ国内の住みやすい町ランキング)だと17位。 なんだか十年前くらいのポートランドのような状況かも。

ということで、そんなBoiseの街をブラブラしてみた。ちなみに、クリスマスと並ぶアメリカ人の国民的祝日サンクスギビング(毎年11月の第4木曜日)時期に訪れたから、街が閑散として寂しい写真になってますがご了承ください。

広い駐車場のあるWhole Foods(全国チェーンの高級スーパー。現在はAmazonの子会社)に車を駐めて散策スタート。

Whole Foodsのポテト売場。「We love LOCAL」のサインが誇らしげ。あぁ、ここはやっぱりポテトの首都。

アイダホローカルのクラフトビール売場。アイダホ州はビールの原料の大麦やホップをたくさん栽培してる土地柄もあってビール作りも盛ん。大麦生産量は全米一らしい。知らなかった。ポテトだけじゃないんだなぁ。

街をブラブラ。なんだか新しい建物が多いなーという印象。建設ラッシュで今まさに発展してる最中という感じ。

ショッピングモール的なところ。

知る人ぞ知るポテト界の大企業シンプロット(Simplot)の本社。マクドナルドのフライドポテトの原料の大半を作ってるのがここ。創業者のJ・R・シンプロット氏は「アイダホのポテト王」と呼ばれた。

ポテト王は、Jack's Urban Meeting Place(JUMP)というコミュニティセンターを本社ビルの裏に作っている。

でかいクモのオブジェが目立つ。

シンプロット本社の斜向かいにあったインパクト抜群のビル。マッチョな兄貴が I LOVE YOU。ポテトの中心で愛を叫ぶ兄貴。愛情表現はどこまでも真っ直ぐだ。

ふらっと入った土産物屋で見つけたポテト君の人形。1個4ドル。

バスク・ブロックと呼ばれる一画。

アイダホには、ヨーロッパのバスク地方(スペインとフランスの間あたり)からの移住者をルーツに持つ人がたくさんいるみたい。

本場のバスク料理が食べられる場所だと思う。きっと美味しいと思う。サンクスギビング中だから寂しい写真でごめんなさい。

アイダホ名物フライドポテト屋 Boise Fry Company でランチ。別記事で詳しくレポートします。

締めにアイダホのクラフトビールを飲んで帰ろうと思って立ち寄ったWhite Dog Brewing。

このブルワリーのイチオシはブロンド・エール。そして店名はホワイト・ドッグ。ということで、金髪のおねえさんと白い犬がたわむれるパッケージデザインで統一してる。

店内にあったアンティーク風看板。いいなー、これ。

スーパーに並んでた缶ビールのデザイン。

味ももちろん、おいしい。

Boiseは新しい街で、少なくとも中心部に限ってはきれいに整っていて、確かに住みやすそうだな、と思った。ただ、車がないとかなり不便そうでもある。

White Dog Brewing Company

705 W Fulton St, Boise, ID 83702

11am-7pm

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