アメリカって馬鹿にもわかりやすくできていることが多い。
アメリカのバカ仕様の説明に慣れると日本の複雑な説明に戸惑い、一時帰国中の自分がどうしようもないバカに思えてくる現象は、アメリカ移住者あるあるなのではないだろうか?
今日はアメリカでシンプルな仕組みが多い理由を考えたいと思う。
アメリカでは複雑なものは流行らない。
アメリカでは複雑なものは流行らない。というのは割と有名な話だ。
アメリカで流行っているものは大抵、シンプルなものが多い。ゲームやアプリにしても『アングリーバード』とか『スナップチャット』とか一つの行為を徹底的に追求したものが多いのだ。
日本企業がアメリカ進出して、全く売れずに撤退するというのも『アメリカ人にとって複雑すぎた』という理由が多いと聞く。
『ルールもシンプル!!』細かい抜け道のことなんか気にしないから。
以前、ボランティアでSNAP(生活保護)の受付をして『これ、、普通に不正受給できるじゃん。。。意外と仕組みはガバガバなんだな。。』と思うことが何度もあった。
アメリカはビザや税金など厳しい時は容赦ないところを見ると、多少目をつぶってもいいところは『あえて誰でも受給できるように一貫してシンプルな方法』をとっているのかなぁと思う。
『当たり前のことが当たり前ではない。』多種多様のアメリカだから。
アメリカでシンプルな仕組みでならない理由は、多種多様な人がいる国だからだ。
まさに絶賛移民中の私からしたら、アメリカのシンプルな仕組みで助かってきた時がいっぱいある。移民の人が多いからこそ、シンプルな仕組みが支持される。
学力に差がある!!国民全員が文字を読めるとは限らないから。
アメリカの説明パッケージって、『文字レス』なのが素晴らしス🤗#アメリカの変なもの#リサイクル分別の説明図 pic.twitter.com/bmNEKo1VxH
— BOOの廃人な日常。🫠🇺🇸 (@hatchstudioinc) June 11, 2024
以前、アメリカ人は文字を読まないということを書いたが、読めない人も結構いる。
アメリカは学力の差が激しいため、誰しもが文字を読めるという前提で注意書きを書いちゃうと全く読まれないので、説明書はイラストで書かれていることが多い。
結論、シンプルイズベスト。
結論的に、アメリカのシンプルイズベストな考え方は、日本でもマネして欲しい部分だと切望している。
日本で暮らしている時にはわからなかったが、『丁寧すぎる日本の仕組み』けっこう無駄なことも多いんじゃね?と思う。
日本に帰った時は『多少、雑にしてもいいからシンプルイズベストを取り入れてくれ。』と目を潤ませているのは私だけではないんじゃないか?