今回、初めて成田空港からの『バス』を使うことにした。
いつもは、成田エクスプレス(電車)を使うのだが、今回はかなり余裕がある。

第2ターミナル(到着ロビー)には中国人の集団がいっぱいいた。


第2ターミナルには、中国人ぽい集団がおし寄せていた。
ちょうど隣にあったコンビニで水を買おうとしたのだが、中国人の波に飲まれてたどり着くことができず、気づけば隣の自動販売機に漂流していた。
中国人の大集団がいるだけで、たちまち店がバブル化してしまう現象は目を見張るものがある。金欠なうちの田舎にもきてくれたら、何かが変わるだろうか?

黄色い方に吸い寄せられたが『罠』だった。
次に漂流したのは、チケット売り場だ。
黄色いカウンターに吸い寄せられて行ったが、『あれ?ネットよりも高い!』と目をパチクリさせていたら、カウンターの受付のおねーちゃんはすぐさま隣に格安チケットを勧めてくれた。

『成田空港→東京駅1300円』は安いのか?
ほう。1300円で東京までおいけるとは、時間があったら電車よりバスの方がいいかもな。
今度使うために、緑のカウンターということを覚えておこう。(絶対忘れる。)

謎のおっさんが現る!!『魔の6番のりば』
やはり、日本は情報量がいちいち多い。チケット一枚にしても全てが書き込んでいる。
何がいらん情報なのか?その場で10分くらい考えて暇を潰す。

乗り場は、ちょうど目の前にあった。後は待つだけ。完全にひまだ。


ネットを見ても早朝、深夜料金が何時からなのかは謎だったが、この時刻表を見ると11時かららしい。

ひとりで『バス待ち』してると、謎のおっさんが。。
ひとりで待っていると、謎のおっさんが『バスの中でチケットは買えるか?』と聞いていた。スタッフがなん度も『バスの中では買えません!』と答えていたのだが、、それでも納得せずに、また近くの店員さんにも聞いて同じ回答をされていた。

バスがやってきたー!と思っていると、またもや、謎のおっさんはバスの中に乗り込み、バスの運転手にも『バスの中でチケットは買えるか?』と聞いていた。
しかし、やっぱりバスの運転手にも『買えない。』と一蹴りされ、今までのスタッフは『あのおっさん、、何者だ?』という謎の雰囲気に包まれていた。

おじさん、さようなら!!『いざ出発。』
結局、おっさんは乗ってこなかった。こちらは結構、暇つぶしのネタとして期待していたし、15歩のところでチケットを買えるというのに。
今日は、『おっさんの求める需要は何だったのか?』このテーマを深掘りしながら、ゆっくりバスの中の時間をつぶしたいと思っていたが、意外とバスは混んでいた。。

謎のおっさんにも別れを告げ、いざ出発。
おっさんに別れたと思ったら、ターミナル3で別のまたしても、別のおっさんが隣に座ってきた。今日はおっさんディーらしい。ちなみに、このおっさんのいびきがすごくて、最初のおっさんの謎を解明できなかった。
完全に、おっさんに始まり、おっさんにバズったバスの旅だ。

『東京駅到着!!』ずんだシェイクの旨さにビビる。
途中、渋滞に巻き込まれながらも大体2時間ぐらいで着いた。
『これから新幹線で山形に帰るとするか。』と思いきや東京駅にはお土産屋が溢れていて、大丸デパートの『ずんだシェイク』に手を出し、あまりの旨さにうっかり新幹線の時刻を逃しそうになった。
また、ここでも中国人の団体に揉まれて、東京駅の今は『中国人』と『おっさん』によって支えられているのか。と切ない気持ちになったが、これも時代なんだなぁ。。としみじみとずんだシェイクを啜りながら、社畜時代を思い出したりして、山形行きのつばさ新幹線で暇をつぶした。
