アメリカの携帯電話のプランを見ていると"No Contract(契約無し)"という文字をよく見かけます。今回は、その『No Contract(必要書類なし&契約なし)』使えるアメリカの携帯電話について紹介します。毎月の安いプランで年間の長期契約の縛りもなくいつでもやめられるので、特にアメリカに長期的に留学する予定の学生さんにおすすめですよ。
一般の携帯契約では『SSNなど必要書類が必要』アメリカの留学生は困難!
実は、アメリカでは様々なサービスの契約時に「ソーシャルセキュリティーナンバー(以下SSNと呼ぶ)」といわれる番号が必要書類として『携帯を契約する時に』必ず必要になります。SSNとは社会保障番号のことで、アメリカの市民権や永住権を持った人たちに与えられる識別番号のようなものです。
日本は人口のほとんどを日本人が占めていますが、アメリカには様々な国からの移民や留学生がたくさん住んでいます。日本ではほとんどの人がいろいろなサービスに自由に契約できるのに対し、アメリカでは移民や留学生はSSNを持っていないがために契約ができない!というケースが結構あるのです。(※移民や留学生でもSSNの取得が可能な例もあります)
英語が話せない渡米直後の留学生でも安心!必要書類&契約一切不要の『契約なし』プリベイドプラン
そんなSSNを持っていない!アメリカの銀行口座も持ってない!英語も来たばかりであまり話せないので契約できるか不安。。。しかも、1-3年ぐらいで日本に帰る予定の学生さんの救世主が"契約なし(No Contract)"プランです。
この"契約なしNo Contract"のサービスは基本的にプリペイド式なので、銀行口座やクレジットカードを登録する必要がありません。SSNが無い移民や留学生、経済面や様々な理由で銀行口座やクレジットカードを作れない、といった人たちに優しいサービスなのです。
しかも一般の携帯電話の「契約」はアメリカも日本と同じで2年契約で、支払いは振り込みや引き落としが主流だと思います。しかし"No Contract(契約なし)"の携帯電話は、先に電話機本体を購入し、月ごとのプリペイドで利用が可能。つまり契約期間の縛りが無いので飽きたら他の携帯に乗り換えが自由ですし、利用を停止したい時は次月の料金を払わなければ良いだけです。
購入はとっても簡単!いざ『契約なしプラン』携帯をアメリカ現地で使ってみよう♪
それでは、そんな留学生におすすめの『契約なし(No Contract)』の携帯はどうやって手に入るのということで、購入の仕方を紹介します。
僕が個人的に使っているのはアメリカの"契約なし(No Contract)"携帯業者の大手のヴァージンモバイル(Virgin Mobile)です。家電販売店とかウォルマート(Walmart)とかのスーパーで買えます。大手のスーパーであれば絶対に売っています。
スーパーや家電販売店に行くのも面倒いや田舎に住んでなかなかスーパーに行けない方は、オンライン申し込みだけでOKで同じように安い現地のおすすめの携帯会社はこちら。以下の記事の携帯会社は申し込み全てオンラインだけでオッケーで、本体やSIMカードも無料配達してくれるので参考にしてね。
僕はiPhoneを使っているのですが、お店でiPhoneの本体を購入し、初回1ヶ月分の料金をチャージして即利用可能。契約じゃないので面倒なやり取りも無く、とても簡単でした。次月からの料金チャージは、Walmartやグローサリーストアなどで買えるプリペイドカードを使っています。携帯を買ったお店に行ってもチャージしてくれます。もちろん、もともと自分の携帯を持っている方は、本体購入しないでSIMカードだけ購入することもできます。
プリペードSIMカードの初期設定の仕方についてはこちらの記事に書いてあるのでを参考にしてみてね。
現地のスーパーで選べるプランも豊富!月額『20ドル』だけのプランから可能。
他のメジャーな"契約なし(No Contract)"携帯会社では、利用可能な通話時間やデータ通信量によって様々な月額料金プランを提供しています。例えば、Virgin Mobileだったら20ドルから最大55ドルまでのプランがあり、自分にあったプランを選んで料金をチャージすれば良いわけです。英語で言う「Pay as you go (使いたい分だけ払う)」ってやつです!
"No Contract"の携帯会社はVirgin Mobileの他にもStraightTalkやBoost Mobileなどたくさんあります。自分に合ったキャリアやプランを探してみてください。とにかくスマホが使いたいけど、ややこしい契約はしたくない!という方、"No Contract"携帯を使ってみてはいかがでしょうか?