アメリカ

オクラホマ・パンハンドルには3州境が3つある

11月 20, 2019

前の記事(https://hatchstudioinc.com/archives/27566)で書いたオクラホマ・パンハンドルという変な場所には3州境が3つあります。と言われても何のことかわからないかもしれません。下の地図を見てください。A地点はオクラホマ州、コロラド州、ニューメキシコ州の境目。B地点はオクラホマ州、テキサス州、ニューメキシコ州の境目。C地点はオクラホマ州、カンザス州、コロラド州の境目です。 それだけです。行ったところで何があるわけでもないんですが、最近はこういう場所をわざわざ訪れる奇特な趣味も認知されてきてるのかもしれないです。日本にも、栃木・群馬・埼玉に、歩いて行ける3県境があって、今ではちょっとした観光スポットとして整備されてるみたいです 十年前に行った時は、何もない田んぼの真ん中だったのに。 ちなみにアメリカにはたった1か所、4つの州の境界線が集まったフォー・コーナーズ(アリゾナ、コロラド、ニューメキシコ、ユタ)もあるようです。レア度はそれに遠く及びませんが、個人的には3州境くらいで丁度いいです。「全米唯一」なんて称号は輝かしすぎるから。 泊まった宿から近かったのでA地点から攻めることにしました。オクラホマ州で最も標高の高い場所のあるブラック・メサ保護区というところのすぐそばです。ブラック・メサという名前はかっこいいと個人的に思います。 かっこいい名前のブラック・メサを通り過ぎると、オクラホマ州とコロラド州の境界に標識が建っていました。ここから先はコロラド州の「バカ郡」(Baca County)になります。かっこいい名前からの落差がすごいです。 そしてしばらく進むと、3州境のところにモニュメントがありました。四角い柱の側面にそれぞれの方角の州の名前が刻まれています。 オクラホマとコロラド。 ニューメキシコとコロラド。 「あれ?3州境だよね?四角柱だと四面あるから1つ余らない?」と気付いた賢いあなた。 こうなってました。コロラド&コロラド。 用事は済みました。こんな何もないところに長居は無用なので早速B地点を目指します。距離は70kmくらい。車で1時間ほどです。 途中で、この辺りでは唯一の集落であるケントンを横切ります。人口は17人だそうです。リアル過ぎる数字です。 ケントン博物館というのがありました。 「寄ってらっしゃい(Come Visit)」とお誘いが書かれていますが、日曜だったからか閉まってました。でも平日にCome Visitしても開いてなさそうな気もします。 ケントンの村を通り過ぎるとすぐに「ニューメキシコへようこそ」です。 道中にいた白くてデカい牛。その存在感に、思わず車を止めてしまいました。他の牛たちは近づくと逃げていきましたがコイツは微動だにしません。ラスボス感がすごいです。 B地点のあたりに着きました。ここはオクラホマ州、テキサス州、ニューメキシコ州の境目なんですが、さっきのA地点と違って、目印になるようなものは何も置かれていません。ただ牧草地とトウモロコシ畑が広がっているだけです。携帯も圏外でGPSも使えなかったので、ピンポイントの境目はわからずじまい。 何やら近くにそれっぽいモノもありましたが、これは一般的な測量標識で、3州境を示しているものではなさそうです。 まあでも、このあたりであることは間違いないので良しとします。近くの農場のゴミ箱にも「TRI-STATE(3州境)」って書いてあったし。 時間の都合でC地点(オクラホマ、カンザス、コロラド州境)には行けなかったのですが、オクラホマ・パンハンドルに3つある3州境の3分の2を制覇できたので良かったです。

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