バークレーにある『オーガニック料理』を世界に広めたあの知る人ぞ知る"アリスウォーター"さんの有名レストラン店に誘われる機会あったので、へぇラッキーじゃね?と思い行ってきました♪
有名レストランだけあって、普通は3ヶ月待ちでレストランの予約は夜の9時からになってました。ちょっと時間帯を遅くすると予約が取りやすいらしいよ。また、2階にもカフェもあってレストランのよりも入りやすいらしい。
実際、私自身が食に疎いので、まわりで騒がれてても、
とか、東京の人とかは、そこらへんの草(山菜)をよくうまそうにめずらしそうに食ってたしなー物好きだよなー。ウケヶ。みたいな感じでちょっと馬鹿にしつつ、100歩譲って、体にいいっていっても、味が薄くて、量少なくてなんかくった気しねーんじゃねーの。っていう偏見たらたらで、行く寸前、グダグダやっていた。実は。
そして、高級有名レストランに適当な感じでGパンで普通通り行こうとし、行く直前に、
っていう疑問が一瞬、頭をよぎったが、とりあえず行くことにした。一緒に行った相方さんなんかは、最初からよゆーの”出で立ち”で、自分で高級レストランだといっていたのに、同じくGパン。レストランの雰囲気で、わたしがGパンを気にしている様子に慌てて、俺もGパンでいいのかなー?といっており、おせーわ。きづくのと思いながら、秘密基地のような外観から階段に上った。
いざ!Gパンで『シェパニーズ』に潜入!
中に入って、イケメンウェーターに予約したと告げると、ちょっと待ってくださいといわれるので、この椅子に座り、場違いなGパン2人は無視されて呼ばれじゃねーかとどきどしながら待った。
恐る恐る、中をのぞく。。。
やっぱり、やべ。高級感が漂う。。。と思ったら、10分くらい待ち、優しそうなおんなのウェーターさんによばれて、ひとまず席に着く。ふぅ。なんとかくりあー。
シェパニーズは完全コース料理!
やれやれと席に着くと、今夜のコース料理のメニューが置いてあった。英語だが、コース料理が勝手に来るので、選ぶ必要がなく、英語にビビる必要がない。
完全にオーガニックを精進料理と勘違いしていた自分に気づき、アリスウォーターズに悪い事したなと同時に期待がふくらむ。ふくらむ。
ウェイターさんがやってきて、今日のメニューの簡単な詳細と最初にドリンクは何するか聞いてきたので、なんとかビール(すまん、忘れた。)とオレンジジュースを頼む。ビールをちょっともらったが、味はうまいかどうかよくわからなかった。
私は、仕事があった為、普通は頼まないオレンンジュースがこれがうまくてビビる。色からして違ってそんな気はしたが、うまい。自然な甘みですぐに絞った感じ。
ドリンクと同時にこのパンもうまかった。ていうか、この一見ロウソクみたいなバターが味が濃くてヨーグルト?みたいでうまかったー!いやー。未知すぎて、未だに説明できない。
そのあとの前菜はイエローテールのオレンジとパプリカソースのカルパッチョ。いうまでもなくうめー。切り身なのに、そこで泳いでいる様なかんじだった。いやいや殺されて、いやいや食べられる様なおよげ!たいやき君的な感じはなく、初めて、食べてっ♡ていわれているかのように、食べる為に殺されたとはおもえない見た目も味も美味しさもだった。
そのあとの、ほうれん草のスープとニョッキ( バイオリン スマッシュ グノッチっというらしい )この、ピンクのニョッキ( 何のニョッキだろ? )がほんのり甘くて、このスープとマッチしてて、うまかった。
このニョッキ、マジでプリプリでモチモチで美味しい。
むね鴨肉の栗の実のソースwith 梨と白かぶとガーデンレタスサラダ。めっちゃうまいがな。ここまでくると、美味しい基準が味が濃いとか薄いとかのレベルだった私がちょっと恥ずかしくなる。
ここで、相方が、
っていってたので、おおお!写メだ!写だ!と2人で騒ぐが、あとで、アリスウォーターズが載ってる写真をみたら、全然違うやんけ。。またしてもはずかしやー。
その後のデザートはヘーゼルナッツとチョコチップのミルクジェラート。アリスウォーターズの興奮を覚めやらぬまま堪能。うん。うまし!
最後に相方が頼んだコーヒー!これがマジでうまかった。今まで飲んだコーヒーの中で一番うまかった!!感動して、相方にうざいくらい絡む。相方も感動していたので、そこはうざがられなかった。のちに、あ!あれ、ブルーボトルコーヒーですよね?っていわれたけど、ブルーボトル飲んだ経験もなく、そんなはずはない!と完全否定したが、調べたらブルーボトルだった。ブルーボトルの株が一気にあがる。笑。
最後に、チョコがでてきたー!量的に少ないかなと思ったけど、満腹。量は日本人に合うくらいのちょうどいい量で私的にはあー!お腹いっぱいって感じだった。
コストとか、味とかを考えれば安いんでないの?と思うくらいすげーうまいっ。
結論:シェパニーズの美味しさは貧乏人でも分かる程のレベル。
シェパニーズは美味しい。体にいいのに、マジでうまい。なんだろうこれは。繊細なのに美味しい。控えめなのに美味しい。いい女の味だ。味に疎い人でも多分、この美味しさはバーチャンのつくった味とも全く違うと気付くだろう。奥深い、控えめなのに美味しい、一見美人なのに、誰からも愛される例えていうのなら、綾瀬はるか風の味だった。素材が生き生きしていた。
今更、 Gパンで 行き、オーガニックを精進料理と勘違いし、挙げ句の果てには、アリスウォーターズを間違ってたのに騒いだ私に、オーガニックを語る資格もないが、なにやら、こんなにうまいオーガニックはに地元産の食材を使いストレスなく育てたから、体にもいいしうまいんだという。未だにうまく説明できないがバークレーのオーガニックについては、他のメンバーに語ってもらうと期待しよう。
ともあれ、オーガニックすら知らなかったわたしに、オーガニックってすげー?ってなになに?ってググってしまう程興味を持たせるシェパニーズは、さすがで、この店の魅力なんじゃないかなと思う。さすが、世界に味だけでオーガニックを広めただけの事はあると思う。ぜひ、今度はうちのバーチャンをアメリカ来た時は連れて行きたいと思う。
シェパニーズはカリフォルニア州 バークレーにあるレストラン。地元産の有機栽培食材を用い、『カリフォルニア料理』と呼ばれる料理を創作したことで有名である。開店時からウオーターズ氏は新鮮で一番美味しい地元食材を用い、食材の持つ美味しさを生かしたシンプルで伝統的な調理を行うことを提唱した。シェパニーズは、地元の契約農家、酪農家、乳製品会社の食材を用いることを誇りとしている。
シェパニーズは、英国レストラン誌 により何度も世界のトップ100レストランに選ばれている。とりわけ2002年から2008年には世界のトップ50レストランに選ばれており、2003年には12位に列されている[1]2007年にアリス・ウオーターズ氏はレストラン誌から「Lifetime Achievement賞」を受賞し、過去50年でもっとも米国料理に影響を与えたとたたえられた。[2] 2001年にはグルメマガジンがアメリカで一番のレストランであると評したる。