最近、リード大学でのカフェの仕事をゲットした。
しかし、1ヶ月もしないで辞めてしまうという結末にいたる。今日はリード大学のカフェのおばちゃんになったがそっこーで辞めてしまったというクソニートらしい話を3話にまとめて書き出したいと思う。
リード大学の敷地内にあるカフェに面接に行く。
求人応募していたことをすっかり忘れていたある日、電話面接をしたいという連絡があり、『どうせ受からんだろ。』と軽い気持ちで電話面接受けてみることに。その後まさかの『面接に来い。』という連絡が来てリード大学のカフェの面接に流れ着いた。
今までの流れ的に、何となく漂流したという感じに近いかもしれん。
いざリード大学内に行くとすげー広くてマジで迷いそうになる。こんなところにカフェがあったとは。。
未知なる扉開けるたびに『た、頼もう!』と心で叫んでいる。
今年になって未知なる面接の扉を開けるのは、これで3回目だ。
すっかり面接マニアな気分だが、未知なる扉を開ける瞬間はいつでも緊張する。
いざ出陣!すぐに『面接官』がお出迎え。
扉の向こうには、広々としたカフェがあった。
『広いな!』とキョロキョロしていると、太っちょの50代前半のアメリカ人の男性が立っていて『BOOさんだね?』と声をかけてきてくれた。なぜ、一瞬で自分だと分かったのか??やはりアラフォーは大学生の中に混じれないのか。
そんなことを思いながら、面接官の後ろをついていくことにした。
面接開始。。めちゃくちゃ早口で戸惑う。。
近くのテーブルに案内をされ、そのまま面接を始めることになったのだが、面接官(スーパーバイザー)の英語がめちゃくちゃ早かった。
電話でもそうだったが、この人の癖なのだろう。しかし、ネイティブと同じレベルで面接を行うのは当然なので、分かったようなフリするので神経を使った。(ほぼ聞き取れてないが、ひたすら、うなずいていたと思う。)
途中で『あなたが仕事をする時に一番大切にしているものは何ですか?。』と聞かれたので『チームワークです。仕事仲間とは忙しい時にお互い助け合いたいです。』と咄嗟にでまかせを言った。グッジョブだ。
そして、面接官は『では、結果はメールで報告しますね』とその場で終わりを告げた。なんかあっけない。最後の悪あがきで『今日はとっても天気いいですねぇ』と帰り際に雑談してみたが、そうだね。ぐらいしか言われなかったので『こりゃ落ちたな。』という気分で終わった。
面接官のあっけない態度に『こりゃ落ちたな。』とほぼ確信し、『ま、ここの掃除はかなり大変そうだから、落ちても良かったんだ。』と自分をボジティブに納得させて、リード大学のカフェを去る。
その場ですぐに採用されない=落ちた。に違いない。
前回、クロワッサンを食いたくてカフェを受けて落ちた経験がある。その時も『後で連絡する』と言われ落ちたので、今回も同じことを言われて完全に落ちたな。とガッカリしながら家に帰った。
帰り際に見たリード大学の綺麗な紅葉と秋晴れが、傷心に染みる。ここまで来て落ちるのって辛いな。
後日、採用という連絡が。ただし『バックグラウンドチェック』で1週間かかると言われる。
すっかり落ちたと思い込んでいた翌日。『面接通過したから今度はバックグラウンドチェックを受けてね。』というメールが届き、面接に受かってしまったことを知る。
しかし、電話面接といい、バックグラウンドチェックといい、アメリカの大学の中で仕事をするのって時間がかかるんだなぁ。。という印象を持った。それにもかかわらず、その後そっこー辞めるという展開が待っているとは誰も予想できるまい。
つぎの『バイト初日編』に続く。