世界的に見ても、日本はツイッターユーザーが多いと言われる。
その分、ツイッターによる誹謗中傷が問題になってるわけだが、日頃から礼儀正しく、喧嘩を嫌う日本人が、なぜTwitterになると暴言を吐きまくり、喧嘩腰になるのか?
『匿名でしか本音が言えない文化』だから流行る。
日本でTwitterの利用者が多い理由は、『匿名』で使えるからだ。日本のTwitterユーザーの75%は匿名で使っていて、アメリカに比べると2倍以上の人が匿名なのだ。
また↑の表は、世界のTwitter利用者ランキングだが、2位が日本だ。しかも、アクティブユーザーの面では、なんと日本は1位。日頃からツイッターを利用している人は、日本が世界一多いという結果。
【ツイ廃】日本人ツイッターが好きすぎる。
イーロン・マスクが国別のTwitterアクティブユーザーを公開。
日本は米国やヨーロッパ全土を上回り、最も活動的な国である事が判明しました。
日本人はTwitter調子が悪い時にトレンドで「まーたTwitter」が出る国ですからねイーロンさん。 pic.twitter.com/ie4v9BykUG— きたがわ (@bukuta_3) July 15, 2023
『楽したらずるい!!』苦労するのが美徳の価値観だから。
日本人がツイッターを向いていない一つの理由として、日本には『頑張り強要』文化があり、Twitterで人を追い詰めてしまうことがある。
『私も頑張ってんだから、一緒に頑張ってないと不公平だ!!』と言う体育会系に似た『頑張りの押し付け』があり、人間的な弱さやダメなところを見つけると袋叩きにして、キツく当たる気質が強いと思う。
自分で必死で生きざる得ない『人に頼れない文化』だから。
日本は、誰にも迷惑かけようとせずに、ひとりで必死で生きようとする人が多いと思う。
しかし、その必死さで他人のことを許せなくなってしまうくらい余裕がなくなってしまい、他人まで追い込むという負の連鎖に落ちいってる気がする。
『周りの意見を気にしすぎる』文化だから。
日本は、いい意味でも悪い意味でも人の意見を気にし過ぎる文化にあると思う。私も散々『人の意見なんて気にすんな!』と怒られてきたがなかなか慣れない。
そして、Twitterをやっているといろんな声が届く。それはいい意見もあれば、誹謗中傷だけの声もある。全ての声を気にしていたら身がもたなくなるので、ツイッターをやるには、特に人の意見を無視する自己中さも大切なんだと思う。
『日頃言えない本音』を同調し合うことで気持ちよくなるから。
最後に、日本人がツイッターが向いていないとされる根本的な理由は、日本人特有の真面目すぎる部分や同調文化で生まれたストレスの吐け口になっているからだと思う。
『日頃から言えないし、匿名なら本音なら何を言ってもいい。』という加減で、人を切り裂く暴走型になりつつあるし、どっぷり真面目にハマってしまえば病んでしまうのだ。