こんにちは。今日は、ハワイ島での家のオーナーさんと一緒に立ち寄った『ホノカア』という町に行った時の話。古き良き30'sアメリカの時代がそのまま止まってしまったような懐かしさがそのまま残る街でありました。
今回行ったハワイ島にある『ホノカア』という街は、ハワイ島ヒロ空港からだと車でだいたい1時間くらいで、ワイピオ渓谷では10分くらいの距離にあります。昔、サトウキビやマカダミアナッツ産業が栄えいた町であり、日系人が多く住む町でもあったようです。
今は残念ながらその産業がなくなってしまい、昔のような活気はなくなってしまったようなのですが、今でも時間が止まったような『古き良きアメリカ』の時代にタイムスリップしたような雰囲気。
また、最近では、日本で上映された映画「ホノカアボーイ」の舞台になった町として、観光としても日本人観光客に人気が高まってきてるようです。
ホノカアの映画館『ピープルズ シアター』に行ってみる。
実は、ホノカアで立ち寄った映画館『ホノカア ピープルズ シアター』に立ち寄ったのは、おしっこしたかったから。一緒に連れてってくれたオーナーにおしっこが漏れそう10分前を伝えると、急遽、この映画館に連れて行ってくれたのだ。ほっこり。命拾いをした。
映画館は最初、閉まっていたのだが、家のオーナーさんが勝手に開けると映画館で働くオーナーさんの知り合いがいて、トイレを貸してくれた。
突然のトイレ依頼にかかわらず、快くトイレを貸してくれたこの映画館で働くオーナーさんのお知り合い、仮名:ほっこりさん(名前を忘れてしまった)。彼は、サンディエゴ出身で日本が好き。マイペースにいろんなことを教えてくれた。ありがとう!ほぼ彼が一人でこの館内を見ているらしいなのに、暇そうであった。笑。平和である。
いつもは、この外に置いてある椅子で映画館で働くほっこりさん(仮)が、のんびり暇を持て余しているやしい。なんとも。なんとも。ほっこり。ほっこり。
館内は、現役レトロ感がすごかった。
おしっこを済ませ、じっくり中を見学することに。またしても、ほっこりさん(仮)が館内をいろいろ説明してくれた。ありがたやー。
ピープルズ シアターの創業者の日系人のタニモト氏の写真が飾られていた。ホノカア街全体がトウキビ産業が成り立たなくなり、人口が減り、一度は閉館に追いやられたものの、街の人たちの声で『ピープルズ シアター』はなんとか再開することになる。そして、今も細々とほっこり『ピープルズ シアター』は、上映を続けているのだ。
そして、最近日本で『ホノカアボーイ』という、岡田将生が演じるここの映画館で働くことになった青年のひと夏の物語の映画が上映され、日本から岡田将生ファンが来る時があるんだよ。と嬉しそうに教えてくれた。
館内にはバーがあってポップコーンやお酒を頼めるよ。
館内には、小さなバーがあって、カクテルやジュースなの頼めるスペースが。ほっこりさん(仮)がカクテルとかを作るんだろうか?
アメリカの駄菓子屋ポップコーンなどもあったよ。レトロで可愛い。
可愛いインテリアのそばには、売る気のなさそうなお土産コーナーがひっそりと。笑。こういうお土産はなぜか、買いたくなる性分であります。w
現役のレトロなマシーンが!
なんとも年季が入ったビンテージのインテリアだな。と思っていたのだが、これがいまだに現役だった。今よりも技術がいりそうなマシーンであるがいまだにこの映写機で映画を写しているのだそう。この映写機でみる映画はどんなのだろう。と妄想が膨らむ膨らむ。
テレビもレトロすぎて、お洒落なインテリアに見えるレベル。こちらも映画のセットとしてそのまま使われたそうだよ。
奥に入ると、誰もいない映画館が広がっていた!
あの映写機で、ほっこり映画を好きな人と平日の昼下がりに見れたらマジで最高だろうなぁ。と妄想が膨らむ膨らむ。
妄想が止まらない程、懐かしくもあり夢の中にいるような空間の映画館。
この映画館に入った瞬間から、いつもに増して妄想が止まらないほど、懐かしくもあり、夢のようにほっこりとした空間が漂っていた。ほっこりさんも、ほっこり。ほっこりが止まらないのだ。
ホノカアの街を代表するような『ほっこりとした』この映画館にぜひ行ってみてはいかがでしょうか?都会にはないゆっくりとした子供時代に戻ったような。おばあちゃんの家に帰ったような。そんな空間が広がっているのであーる。
映画の上映スケジュールは夕方と夜の2本のみであーる。料金は大人6ドル、子供3ドル。安い!