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サンフランシスコ観光の交通機関は?知っておくべきSFの交通手段6つ。

  千代子です! 実は3月末にある春休みを利用して、サンフランシスコへ2泊3日の旅行をしてきましたよ! ひとりで!! でも無事に帰ってきました!!!私は英語苦手で嫌々留学した人間なので、相当な快挙です。

ということで今回はその時の経験をもとに、 インターネット環境がない旅行者や短期滞在・留学生のひとに向けて、地図のみを頼りにサンフランシスコの街を歩くコツをお伝えします!

1.まず、SF市内の主な公共交通機関って?

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サンフランシスコ市内を観光で利用する公共交通機関は、主に、

1、市内を巡回するバスのミュニバス( muni bus )

2、路面電車のミュニメトロ( muni metro )

3、観光客に人気のケーブルカー線


の3つあります。これらの交通機関はすべてSFMTAという企業が運営していて、ミュニパスポート( muni passport )という上記の公共機関だったら、乗り放題券を販売しています。乗り放題の期間は、1日だけや3日間分など選ぶ事が出来ます。このパスポートは乗り換え時の支払いも面倒でなくいいでしょう。特にケーブルカーは1回の乗車だけで7ドルととても高いので、この乗り放題のパスポートを買ったうえで1日2、3回乗っていい感じに元を取るといいと思います。

サンフランシスコ市内の全ての公共交通機関に使える便利な電子カード(クリッパー)の使い方下の記事を参考にしてね。
サンフランシスコの中心部は多くの路線の起点になっているため、バス停らしきものが大量に見えるわりにどれに乗っていいのか結構戸惑います。バス、路面電車、地下鉄、ケーブルカーと、結構な種類の乗り物があるので停留所の形状もそれぞれびみょ~に違ってくるのです。

市内散策でメインに使うミュニバス&メトロの停留所の特徴などを押さえておきましょう!

余談:ほかにもSFMTAとは違う会社の運営する鉄道バート( BART )、サンノゼとの間を結ぶカルトレイン( Caltrain )がありますが、これらはサンフランシスコ市内の観光というよりは、サンフランシスコ近郊のほかの街へ行くときに利用する感じになるので今回は触れません。ミュニパスポートは使えません。



2. SF市内のバス停ってどうやって見つける?

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市内を走るミュニバスはかなり細かくサンフランシスコ中に路線が張り巡らされていて、だいたい2ブロック (徒歩10~15分ほど) ごとに停車してくれるので、バスを駆使することでかなり歩き回れます。小回りがきいてイイネ!

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SF市内バス、ミュニのバス停は大きく分けて3種類あり、わかりやすいのが赤丸にミュニ( muni )のロゴが入ったマークのバス停。路線の数字が書かれています。(上記写真参照)

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そして、他のタイプのバス停は、ミュニ( muni )のロゴを思わせる赤いなみなみのひさしが着いているバス停も多いです。一発でバス停ってわかるね! ひさしの中に入ると小さな電光掲示板がついていて、そこにはあと何分で何番線の バスが来るかがリアルタイムで確認できるようになっています。安心!

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そして、最後に落とし穴のようなめーっちゃわかりにくい、このミュニのバス停。これです。これ。

この頼りな~いポールがなんと停留所なのです!! 日本だとこのような形状のバス停はないと思うので、普通の電柱と思って見過ごしがちなのですが、この、黄色く塗られたポールのところにもちゃんとバスが停まります!よく見ると申し訳程度にちっちゃっく’BUS STOP’と書いてあります。わかりづらい!!

あるはずのところにバス停がないよー! とならないようにこの黄色いポールバス停について今一度ご確認くださいな。

3. 路面電車とバスは、停留場所が重なりあうことが!

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こちらの路面電車のミュニメトロは、道路に掘られた溝にそって、ゴトゴトと進みますので、溝の位置によっては、ミュニの停留所が道路のド真ん中あり、ぽっかりうかんだ島みたいになっていることがあります。

そして、実は路面電車のミュニメトロと市内バスのミュニの走るルートが被る場合、両方のバス停も兼ねます!!!

同じところに止まるので、間違わないように!自分が乗りたい路線番号あるいは英字が出ているかをチェックだ!(参考:muniバスは、路線名が数字で、muniメトロは路線名は英字。)ちなみに、このミュニメトロ路面電車は、路面だけじゃなく地下も走っており、地下からも乗れます。

ちなみに、ミュニパスポートを持っている場合は、乗り降りは前からでも後ろからでもOKだよ! っていうかほぼ誰もチェックしてくれなくて買ったかいがない…… でも各種博物館や美術館で見せると割引になることもあるからね!! (たまに抜き打ちチェックする人がいて、チケット持っていないと高い罰金が課せられます。無賃乗車ダメ!! )



4. 事前に、行き先スケジュールを組むと楽

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サンフランシスコ市内の公共交通機関事情がわかったところで、ここから実践編です! 現地で使えるアイテムは地図と携帯のGPS機能だけなので事前にある程度ルートをイメージしておくと、異国の知らない街で心細い思いをしなくても済むぞ!重要!

行きたい観光スポットやお店、宿泊先が決まったら、それぞれが地図上のどこに位置し、どの順番で巡ると一番効率がいいかのだいたいの目星をつけましょう。

観光順が決まったら、それぞれの観光スポット間の移動方法をGoogle mapに聞きます!出発地と目的地を入れるだけで所要時間や乗るべき路線、乗換駅などが分かるので本当に便利!!!Google mapは神だな~。

もしもの保険として、観光スポット間の移動の所要時間、それぞれの最寄り駅、使う路線、乗り換え駅などをメモしたしおりを作っておくとよいと思います。わたしは上記の写真のようなしおりを作っていました。サンフランシスコは道が碁盤の目状に走っていることもあり、ミュニメトロ&バスの乗り方などを把握していれば、地図だけで行きたいところに行けるようになります。

観光だとmapを開いたりを繰り返していると携帯の充電がすぐ切れてしまうのと、こういうルートでここの駅に行きたいんだけど、と紙を見ながらだとスムーズに聞けるので、かなりおすすめで使えます。わたしが異国にビビりすぎているという説もありますが!

5. Wi-Fiが切断されても、GPS機能は使える!

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さて、みなさん、ネット環境がなくてもGoogle mapなどのGPS機能は使えることを知っていましたか? 使えるんですよ!! このGPS機能があれば鬼に金棒、地図と照合することによってかなり自由に街を歩き回れます。

まず街に出る前は、フリーWi-Fiが使えるところ(ホテル含む)で事前にルート表示します。ランドマーク的な、ちゃんとフリーWi-Fiが通っているところ (サンフランシスコの中心街だとWestfieldという駅ビルみたいなとこのWi-Fiがつながりやすいです) でGoogle mapを起動し、目的地までのルートを表示させておきます。

そのまま公共交通機関に乗っていきWi-Fiが切断されても、GPS機能はきちんと働き、現在地を示すアイコンがにょろにょろ動いてくれます。あとは地図を拡大縮小したり回転させたりしながらGPSが示す現在地をガイドラインに目的地へ進むということを繰り返しましょう。

碁盤の目状に規則正しく道が伸びるサンフランシスコでは割合すぐに方向感覚がつかめるようになると思います。自分が動くにつれて地図上をGPSの現在地アイコンがどんなふうに動くのかを確認するとさらによし!



6. 意外と使える!観光客向け地図

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ちなみにこれは観光案内所などで配布されている地図。わたしはホテルで配布されていたのをゲット。この地図は普通の地図とは違って、観光地やお店が密集している東側は細かい路地までわかるように拡大されており、ゴールデンゲートパークが広がる西側は縮小されています。

つまり観光客の利用頻度などを考えて、右左で縮尺が違うのです。この右側の詳しい地図は、ほとんどのバスの路線を網羅しており、それぞれの通りの名前もしっかりわかるようになっているので必携です。

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また、サンフランシスコの街は、網目のように細かく道が直行しあっていて、交差点ごとに通りの名前を教えてくれる緑の標識が出ているので、方向修正・確認なども容易です。地図を見てすぐ現在地と照合できるわけです。

たとえこの緑の標識が見つからなくても大丈夫。足元を見ると、歩道のふちに、現在自分が立ち止まっている目の前にある通りの名が彫り込まれています。便利!!!

サンフランシスコは、碁盤の目状に細かく道と道が直行しているので、交差点、すなわち標識を確認できる機会がとても多いです。何十分も歩いた末に間違いに気づくということもなく、せいぜい1、2ブロック分歩けば現在地を照合しなおせるのです。歩きやす~い!方向音痴に優しい!

まとめ

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サンフランシスコは海に囲まれているため、進行方向に対してどちらに海があるかを視認することによっても方向にあたりをつけることもできます。景観、ランドマーク、こまめな交差点、GPS機能、地図、これらを組み合わせれば、Wi-Fiが無かろうとサンフランシスコの街は一人で十分見て回れます。

わたしは1日目が終わるころには、バス停の仕組みもなんとかわかり、街中をかなり自信をもって歩き回れるようになりました!という感じです! サンフランシスコはネットがなくても方向音痴でも英語が喋れなくても海外経験そんななくても一人旅でも、すんげーまじで楽しめる! 歩けるようになる! そんな超めっちゃ愉快でよい街です!! これを参考にガシガシ、サンフランシスコを開拓していってください!!
これを書いた人
chiyoko
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