こんにちは。popoです。子どもたちの夏休みが終わって学校が始まり、ようやく日々のペースがつかめてきたこの頃です。ついに息子二人とも高校生!子育てもいよいよ終わりに近づいてきているんだなぁ、と思うと、ちょっと寂しいですが、毎日元気に学校に通ってくれていることが、本当にありがたいです。
ヨーロッパへ一人旅に!
さて、夏休みに入ってすぐの6月に、わたしはヨーロッパへ一人旅に出かけました。訪れた国は、フランス、ベルギー、それからオランダです。今日は、パリで食べたものを、いろいろと紹介してみたいと思います。「アメリカに住む日本人」から見た、「パリのごはんについての感想」をお楽しみください。(笑)日本に住んでいる方、そしてパリ在住の方とはまたちょっと違う視点で、紹介できるのではないかなぁ、と思います。
今回は飛行機はパリまでの往復で、後は列車での移動でした。初日はまずパリに一泊、翌日からベルギーとオランダを回ったあと、再びパリに戻り、パリではゆっくり7泊、というスケジュールでした。
パリ北駅周辺のビストロの『鴨肉のコンフィ』
鴨はとっても柔らかかったけど、かなり脂っこくて重たかった... 悪くはないんだけど、しょっちゅう食べたいものでもない、という感想。でもとりあえず初日にフランスらしいものが食べられて、満足でした。
抜群の美味さ!アジアご飯『牛肉麺』
こちらは、ベルギーとオランダを回り、パリに戻ってきた初日に頂いた、牛肉麺。はい、中華料理です。(笑)パリは移民の街なので、各国料理のお店が充実しています。
この麺、はっきりいってパリで食べたものの中で一番おいしくて、しかも満足感があったかも。なんていうと驚かれるかもしれませんが... そろそろアジア系のごはんが恋しくなっていたころだということもあっただろうけれど、本当に美味しく感じました。
そして何より、安い!本当に食堂的なお店でしたが、この麺は確か8ユーロとかそれくらいだったと思います。物価の高いパリではこれは破格。安くておいしい、という点で心から満足出来た、ごはんでした。
安定の美味さ。生姜が効いた『アジアンチキン』
マレ地区で泊まっていたAirbnbの近くのビストロでいただいたアジアンチキン。しょうががきいていて、とってもおいしかったです。アジア系の味付けは間違いない。(^^)/
日本と同レベルの美味さ『抹茶ラテと抹茶チーズケーキ』
Umami Matcha Cafe という、抹茶専門店でいただいた抹茶ラテと抹茶チーズケーキ。日本で食べるレベルと変わらないのでは?と思うお味でした。
パリジャンの主食?スーパーのクッキー付き『サラダ』
ドレッシングの入った容器が可愛くて、ちょっと感激。サラダにはグリッシーニっぽいスティックと、クッキーもついてきました。パリジャンはこれだけで食事を済ませたりするのでしょうね。量は少なめ。パリでは太った人をほとんど見なかったけど、その理由がわかる気がします。(すごい太った人がいるなぁ、と思ったら、たいていアメリカ人でした!💦)
リピート決定!!!『マロンクリーム入りのヨーグルト』
これが、絶品!!!また食べた~い!
ヨーグルトとマロンクリーム... ?あまりあいそうにないな、なんて思いながら、物珍しさで買ってみたのだけど、これが本当に美味しくて。フランスのヨーグルトってほとんど酸味がなくて、あっさりしたムースのような感じなんですよね。
だからマロンクリームとの相性がとっても良かったのです。これは一口食べて、うなってしまいました。おすすめです♪
やっぱり最高!ベーカリーの寄せ集め『クロワッサン&ブリオッシュ&デリサラダ』
こちらは、宿泊場所だったマレ地区のブーランジェリーを2件回って、クロワッサンやデリサラダなどを買ってきた時のもの。別のお店で買ったクロワッサン二つ、丸いのはブリオッシュ、それからデリサラダと、サラダについてきたバゲット一切れ。
パリは何でも高いけれど、パンだけはリーズナブルで、このクロワッサンも確か一つ1ユーロほどでした。そして、おいしい。やっぱりパリのクロワッサンは最高♪サラダは、高いわりにイマイチでした。
普通に美味しい!有名高級デパートの『スモークサーモンのパスタ』
こちらは、有名高級デパート『ラファイエット』に立ち寄った時に、その近くにあったビストロでいただいた、スモークサーモンのパスタ。普通に美味しいクリームパスタだったけど、いくらやとびこが乗っているところが、新鮮でした。これ、ちょっと真似してみたいな。
激高!激マズだった『ステーキ&骨髄』
マレ地区のビストロでいただいた、ステーキ。右側に乗っているのは、骨髄、です。💦この骨髄、味見してみたけど、生臭いような、獣っぽいような匂いがして、わたしはダメでした。💦
そしてこのステーキ....過去にこんなまずいお肉を食べたことがない!というくらい美味しくなかったです。筋張っていて固くて、風味もなくて。
でも決して安いお店でもなく、ワイン1杯を合わせて、40ユーロは払ったはず。日本円だと5000円くらいかな??
フランスの定番の朝ごはん『クロックマダム』
こちらは、ルーブル美術館の近くで食べた朝ごはんの『クロックマダム』。クロックマダムは、フランスのカフェなどで軽食としてよく食べられているもので、クロックムッシュ(食パンにハムとチーズ焼いたもの)に半熟の卵を乗せたもの。これは、とってもおいしく頂きました♪
激マズ第二弾!フードコートの『モロッコ風チキン』と『クスクス』
そして、激マズ第二弾。(笑)ルーブル美術館から繋がっているショッピングモール内のフードコートでいただいた、『モロッコ風チキン』と『クスクス』これも、フードコートの食事だというのに、12ユーロくらいしたもの。チキンは残り物をずっと温めたまま置いてあったものという感じで、水分が抜けてカサカサ。
そしてこの血合い入り(たぶん)ソーセージも、生臭くて私はアウトでした。これは好みの問題だと思いますが..全体的に風味もなくて、半分も食べられなかった...大失敗のごはんでした。
安いのに美味しい!テイクアウトで買った『餃子』
テイクアウトがメインの小さな餃子屋さんで買った、餃子。写真を見たらわかっていただけると思いますが、これはまずいわけがないでしょ(笑)安いのに美味しい。中華料理、万歳!
パリで人気の日本食屋さん!?『カツカレー蕎麦』
最後はこちら。『Nanashi』という、人気の日本食屋さんでいただいた一品。これ、いったい何だと思いますか?なんと、「カツカレー蕎麦」!です。斬新!(笑)
こちらの『Nanashi』と言うお店、メインのシェフはちゃんと日本人で、日本で料理本まで出していらっしゃいます。メニューを見たとき、えー!と思ったけど、どうしても好奇心に勝てず、注文しちゃいました。笑
お蕎麦は、日本で食べるものを想像しない方がいいです。やわやわでコシの全くないもの。そしてこのお料理自体は.. うん、悪くはない。決してまずくはないです。カツはカリッと揚がっていておいしかったし、カレーも普通に美味しい日本の味。
でもやっぱりカツカレーにはごはんがいいし、2000円近くも出して食べたいものでは... ないですね。パリでもどこでもそうだと思いますが、中華料理屋さんはたいてい本場っぽい(味もお値段も)のに日本食になると急にこじゃれた高級店になるのはなぜなんでしょう?とっても残念です。
まとめ
パリは、超高級店で3万円くらい払えば、それは素晴らしく美味しいものがいくらでもいただけるのだろうけれど、庶民が美味しいものにありつくのはとても難しい土地だなぁ、と思います。
日本で5000円も払えば、相当美味しいものがいただけますよね。パリと日本、どちらの食事が美味しいか、という問題ではなくて払った分の対価を考えると、パリはとっても満足度が低いです。(パン以外!)これだけ払ってもこの程度か... と、ちょっとがっかりすることが多かったです。
もちろん、こんなお洒落な和食屋さんも素敵だし面白いけれど、「あー、ここは日本だぁ!」ってほっとできるような庶民の定食屋さんみたいなお店もあっていいと思う。そういうお店は流行らないのかなぁ。中国人はどこに行ってもほっとできる場所があっていいなぁ、と、今回の旅行でしみじみ思いました。(一人で寂しかったから、特にね!)
以上、個人的な見解の、パリの食レポートでした。
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