アメリカに来た人は勿論、日本在住の人にも今や結構知れ渡っているオーガニックスーパーTrader Joe's(トレーダージョーズ、略してトレジョもしくはTJ)。
今更私が説明するまでもないですが、日本でも一時期エコバックが流行り(今も?)、自社製品のパッケージがお洒落で、オーガニックの商品が割と安く、冷凍食品やお菓子も中々おいしい。Two Buck Chuck(ツー・バック・シャック)なる格安ワイン(昔は$2弱だったが、今は$2.5弱に値上がり)なんかも有名です。
「まあ、そんなの知ってるよ。」という人も多いでしょうし、ここはっちすたじおでもあんな記事やこんな記事でトレジョのおすすめ商品の情報盛りだくさん♪なので、「はっち記事を読んで熟知してるわ。」っていう素敵なはっち愛読者も多数いるはず!(はず?)で、こんだけ記事がひしめいている中で、今更トレジョについて何書くのー?ということですが、今回はちょっと視点を変えて子連れでトレジョを楽しむ方法をご紹介します。
『トレジョ限定オリジナルシール』が貰える!
それは、夫が初めて娘を連れてトレジョで買い物をしたときのことでした。渡米間もない頃で、夫が慣れなかったのがレジでの会話です。紙袋がいるかどうか?くらいなら、想定内なものの、日本と違いレジで会計とは関係ない話題(こっちでは一般的な調子どう?とか、これ(商品)美味いよね。俺もよく買う買う!とか世間話含む)が少し苦手だった様子。そんな中、彼はレジの人に聞かれたそうです。
「Would you like some stickers?」
夫、思わずぽかん。前回、一人で来たときはこんなこと聞かれなかったぞ?なんだ?シールなんて何に使うんだ?でも、要るって言ったら余計な料金取られそうな気がするぞ。そこで、夫。
「No!」
良く分からんが、断る。すると、笑顔だった店員さん、何故か少し悲しそうな顔。夫はよく分からないまま、会計を済ませトレジョを後にしました。
さて、店員さんは何を聞いていたのでしょう?実はトレジョでは子連れ客にシールをくれるサービスをやっているのです。これは後日、私がトレジョに行ったときに、同じ質問を娘相手にシール見せながら店員さんがして、発覚した事実。日本のスーパーで会計時にシール貰うなんてなかったので、とっさにこの発想に至らなかった夫。まあ、仕方ない。
このトレジョで貰えるシールですが、実は2パターンあります。1つは量販店で売ってそうな、お花のイラストなんかが描かれてる普通のシール。で、もう1つはトレジョのオリジナルデザインのシールなんですが、これが子供向けにはもったいないデザインだったりします。というか、大人向け?百聞は一見にしかずということで、そのシールがこちら。
こちらはサンクスギビング仕様。サンクスギビングの伝統的な料理で出てくるターキー(七面鳥)やマッシュポテトやグレービーソースなどのデザイン。
サンクスギビングの翌日に行ったら、シールも素早く模様替え!冬使用デザインに♪
この他にも写真はありませんが、独立記念日のデザインのものなどあります。娘向けに貰えるんですが、シールの数はその時の店員さん次第。「こんなにいいの?」ってくらいに長ーーいロール紙を貰うこともあります。多く貰った時などは、娘に瞬殺される前に、私が少量くすねることもあります。もったいないんだもん。
娘はトレジョ=シールとインプットされ、店員さんが忙しかったり、忘れたりするときは「Sticker!!(シールくれ!)」と主張できるまでになりました。最初のころは小さな声で一回言って、ダメだったら諦めるか私にお願いしてたんですが、私がいちいちお願いするの面倒なんで「自分で主張して勝ち取れ」と教えてからは、店員さんが聞いてないと更に大きな声で「Sticker!!!」と懇願するように。相手に伝わるように必死なのか、この単語だけやたら発音良かったりします。主張する者だけが享受されるというアメリカンな社会を実生活で勉強中です。
トレジョのお店で宝探し『隠されたぬいぐるみ』を探せ!
子供にとって食料品の買い出しは、つまらなく、早く解放されたい業務の一つだと思います。あれ触っちゃダメ、走らない、大人しくカートに座ってる、立たない、騒がない、欲しがらない…etc.「じゃあ、何してろっていうんだぁっ!」っていう子供の気持ちも分からんでもない。そんな子供におすすめなのがトレジョでのマスコット探しゲーム。
実はトレジョには売り場内にぬいぐるみ(店によってサル、カメ、キリン、カエルなど様々)が隠されていて、これを探して見つけると、宝箱からロリポップやチョコレートなどのちょっとしたおやつが貰えるという子供向けゲームが密かに行われています。
これ、店舗によって実施していないところがあったり、また、探し方なんかも実際に見つけたものをサービスカウンターに持っていくのか、場所だけを伝えるのかなど、やり方は違うようです。が、実施している店舗では店内入口あたりにルール説明が掲示されてるらしいです。らしいです、というのは、我が家の最寄りのトレジョではどうやら実施してないようでして。オークランドのロックリッジ駅近くのトレジョではやってるようです!(友人談)
トレジョの店内で子供向け『無料スペシャルな季節のイベント』
ここまではお買い物に伴っての子供向けサービスですが、トレジョさん、実は時期によってはスペシャルなイベントもやっています。先日のハロウィーンシーズンに私と娘が参加したイベントがこちら。
エルセリートにあるトレジョで行われたイベントで、装飾用のカボチャをデコれるというもの。お友達に教えてもらい、それぞれ子供連れで出向くと店前に特設作業場が出来ていました!
真剣にカボチャをデコる子供たちと、結果、母の理解の域を超えた芸術を生み出した娘の作品。怖い。ハロウィーンだから怖くて正解か?
カボチャも無料、デコ道具も無料、なんなら試食でアップルサイダーやみかんも無料と、無料尽くしのイベントにトレジョの懐の深さを垣間見ました。この装飾用のカボチャなんかは、日本で購入しようとすると結構お高い商品らしいですよ?(←いやらしい)ちなみに、こんな感じの不定期イベントも、全店舗同時開催ではなく、店舗による様子。
大人だけじゃなく、子供も楽しめるトレジョ。我が家の娘もすっかり魅了され「Trader Joe's」のロゴを見かけると「あ、トレジョだ!」と。普段行っていない店舗でも、看板見える前に外で店員さんを見かけたら「トレジョの人だ!」。家のトレジョ製品をめざとく見つけては「これもトレジョでしょ!」と。トレジョの回し者と化してます。子連れでトレジョに行ったら、貴方のお子さんも、トレジョ好きになるかも??
シール欲しいけど、子供居ないぜ!という方は、是非、友人から子供借りて預かってチャレンジしてみてください♪
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