みなさん、近頃手紙を書きましたか? 私は3ヶ月に1度くらいのペースで祖父母に手紙を書いて近況を伝えています。SNSを使い簡単にメッセージを送ることができる世の中ですが、直筆で気持ちを伝えることができるので、手紙を書くことが好きです。
また、家族以外にもたまに国を問わず色々な相手へ手紙を書くことがあります。海外に多くの知り合いがいるわけでもないのですが、ではいったい誰に手紙を書くのか? それはPostcrossingというオンラインプロジェクトを利用して世界中にいる見知らぬ人へです!!
このプロジェクトは、世界中の人々とランダムにポストカードを送り合うというものです。ざっくり説明すると海外の登録者の住所やプロフィールが、くじ引きのようにランダムに表示されるので、その相手にポストカードを送ります。
ポストカードを受け取った相手がポストカードに記載しておいた自分のIDを登録すると、自分のプロフィールが同じように誰かの送り先として表示されます。そして、同じように世界中の登録者の誰かが、自分のプロフィール宛にポストカードを送るというもの。特徴的なのは同じ相手と送り合うのではなく、常に相手が入れ替わるというところでしょうか。
参加者はただはがきを送るだけでなく、受け取った人から連絡が来るようにネットでサポートされています。はがきが届くまで通常に比べ、だいぶ時間がかかることもあります。送ったはがきの到着連絡待ちをしていると、別の登録者から自分宛てにはがきが届くことも。いつ自分にはがきが送られてくるかわからないところもプロジェクトの楽しみの一つです。
それでは、早速このプロジェクトへの登録方法と画面の簡単な説明をしましょう。
1. アカウントを作る
ホームページの左側にあるSign upをクリックしてアカウントを登録します。住んでいる地域、ユーザー名、Emailアドレス、パスワード、住所を入力。住所を間違えるとはがきが届かないので、登録前にもう一度確認して下さい。
2. はがきを送る
サインインしたら、左側にあるSend a postcardをクリック。次にをクリックするとランダムに送る相手が選ばれてその会員の情報が表示されます。必要なことは相手の名前と住所、表示されるID、送付日をはがきに記載することです。あとは自由にメッセージを書いてOK!
3. はがきを受け取ったら、メッセージを送る
お礼のメッセージを送るときは、左側のRegister a postcardをクリック。はがきに書いてあるIDを入力してお礼のメッセージを送りましょう。送付者がはがきを送るときに写真を撮っているかもしれませんが、写真がなければ添付して下さい。必須ではありませんが、送付者も後にどんなはがきを送ったか確認ができるため、添付することをおすすめします。送付者にお礼の手紙を送る必要がありませんが、送ってほしい場合は連絡先が手紙に書いてあります。
真ん中には今までに送った&届いたはがきの数、総移動距離など表示されています。
このプロジェクトに参加して10ヶ月が経過しましたが、今までに送ったポストカードは34通。受け取ったポストカードは16通。送り先はなぜかロシアばかりですが、受け取ったポストカードは知らなかった国からも送られてきました。
ポストカードの内容は自分のことや自国のことなどトピックは自由です。プロフィールにどんな絵柄のはがきを送ってほしいとリクエストも可なので、ユニークなはがきや切手をみることも、楽しみのひとつ。特別な切手を貼ってはがきを送ってほしいとリクエストをする人もいます。
手紙を通じて自分の興味があることの情報交換ができ、異文化を学べて楽しいです。私のプロフィールには旅行が好きだと記載をしているので、観光スポットの紹介がされていることも。そのため、今後○○○に行ってみたいなと思うことが多々。
残念なことは、宛先不明で届かないこともあります。そのため、自分が送る前に宛先を読み返すこと、そして自身の住所変更がある場合は早めに情報を更新する必要があります。
Postcrossingを始めると、いつ次のはがきが来るかと楽しみになってきます。私は旅行に行く時にはがきをお土産に買うので、その思い出とともにはがきを送ることもあります。
はがきと切手以外は一切お金がかかりません。手順はアカウント登録をしてから簡単に始めることができますので、ぜひ試してみて下さい。