体毛から考える日米の文化の違い

       
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Madoka

Aug.07.2014 - 10:51 pm

アメリカに来てから気がついたことのひとつに、女性の体毛って別にそのまま生やしていてもいいんだっていうことがあります。脇、陰部、脚、腕、顔…女性も男性も体中の色々な場所に毛が生えていますが、日本に生まれ育った数十年間、脇毛をそり残しではなく、ナチュラルに伸ばしている女性を実際に見たことはありませんでした。

暮らしている地域や文化圏にもよるのだろうけれど、例えばカリフォルニアで温泉に行くと、脇も陰部も毛を伸ばしている人が割と普通にいます。体毛の存在について考えるとき、しばらく前にニューヨークのAmerican Apparelのショーウィンドウに登場した陰毛をつけたマネキンを思い出します。知人の女性がFacebookでシェアしていたのですが、彼女のウォールに「毛はセクシー!」「前は脇毛好きで伸ばしてたけど匂いが強くなるから、マッサージのクライアントが息しやすいように今は剃ってる」といったコメントが寄せられていたのが印象に残っています。

夫(アメリカ人・30歳代)に体毛についての意見を聞いてみると、「ティーンの頃はたぶんメディアの影響で女性の脚や脇はツルツルなのがいいと思っていたけど、今はどっちでもいいかなー。でも陰毛は生えている方が好き。ないと子どもみたい。」と言っていました。けれど、映画『ウルフ・オブ・ウォールストリート』ではディカプリオ演じる主人公が「陰毛ないんだよ、つるっぱげ!(意訳)」みたいな感じで彼が買った娼婦のことを興奮して説明していたので、おそらく人によるんだと思います。

よく見ると脱毛サロンの広告だったりもするんだけれど、日本の雑誌やWebマガジンで「陰毛もきちんとケアするのが欧米の常識」って書かれている記事をここ数年よく見かけます。とは言っても、アメリカは広いし、移民国家で色々な背景を持っている人が集まっているから、人によって常識はまちまち。しかも、ヨーロッパも広いし。北と南で随分違うだろうし。

とりとめのない文章になってしまいましたが、体毛を「処理」するのは「身だしなみ」という価値観に対するひとつのアンチテーゼとして。自分の身体のことは、常識ではなく自分で決めたいと思います (・ω<)

写真: Karoly Czifra

       

Madoka

バークレー3年目。好きなものは、コンタクトインプロビゼーション、絵、DIY、植物、庭、畑、デザイン、アート。何か楽しいことを書いていきたいです。