もうすぐ在米3年目で振り返る、私がアメリカ行きを決断した理由。

       
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3kki

Mar.28.2016 - 08:09 pm

ベイエリアに引っ越してきてから、2年半が経った。この2年半は思ったよりもあっという間で、当初考えていた「とりあえずはアメリカで3年間様子を見て、その後どうするか考えよう」と思っていた3年間の節目ももうすぐ訪れる。

以前友人と、人生は決断の連続で、大きな決断をどう下していくかということについて話し合っていた。

そこで、今回は私がどうやってアメリカに行くことを決断したのか、そしていつも物事を決断する時にどういうステップを踏んでいるのか、ということを一事例として少し紹介したい。

 

突然やってきた新たなチャンス

私はなぜか中学生くらいの時からアメリカに留学したいという夢があり、大学生の時には交換留学して一年間アメリカに住んだ。

その一年は人生で一番楽しかった年でもあり、またいつかアメリカに戻れればなぁという漠然とした夢を抱いていた。ただ、イメージとしては、多分大学院とかで2年くらいの滞在かな、といった感じだった。

社会人として日本に住んでいた当時、私は社内で新たなチャンスを求めていたものの、はじめからアメリカでのポジションを探していたわけではなかった。

最初は東京オフィスでの仕事を探していて、たまたまアメリカの仕事をちらっと見ていたら同じ部署内の違うポジションをアメリカ本社で採用してることを知った。アメリカのマネージャーに聞いてみると、驚いたことにサポートしてくれたのだ。

しかし、仕事でアメリカで働けるチャンスが突然やってきた時、一時的な転勤ではなく、転籍 ( Permanent Transfer ) だと知った。転籍なため、日本の会社から退職して、アメリカの会社に入社する形になる。

「退職」と聞いた時、アメリカに住むのは夢だったけれど、不安になった。その時の不安は「仕事がうまくいかなかったら日本に戻れなくなるのでは」というものと「20代後半は仕事でもプライベートでも大切な時期かもしれないのに、その間アメリカに行って大丈夫なのだろうか」といったものだった。

それから数ヶ月は結論が出るまでとことん悩んだ。

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家族、友人に相談

決断に困った時には、最初は周りに相談して客観的な意見を求めた。まずは、家族。色々な物事を客観的に見て、自分に良いような決断を促してくれる。アメリカ行きは快くサポートしてくれた。また、何人かの友人にも相談して意見を求めた。ここでも大体の意見は「やりたいことだったら飛び込んでもいいんじゃないか」という意見だった。

 

メンターに相談

私にはいつも人生の節目で大事な決断を下す時に、毎回のように相談しているメンター ( 助言者 ) のような友人がいる。そのメンターはとてもポジティブで、相談する度に不安が少しずつ解消していく。当時は「年齢なんて気にすることはない。遅すぎることは全くない、余裕だよ!」という意見や「アメリカ行きはずっと夢見ていたんだから、そんなことで悩めるなんていいね」などという意見をもらった。

 

最悪の事態を考える

先に挙げた、仕事がうまくいかなかった時と、年齢的な不安について、最悪の事態になった時のことを考えてみた。

例えば、仕事がもし上手くいかなくなったとしたら、日本に帰ってまた仕事を探せばいい。とりあえず3年様子を見てみたらどうだろうか。3年だったら、まだやり直しがきくだろうし、仕事も帰国してからおそらく探せるだろう。そう考えると、意外と悪くないかもしれない。そうやって、「とりあえず3年」という考えを持つことになった。

 

今までやりたかったこと、今後の展開を考える

逆に、今後アメリカで仕事を続けるようになったらどうなるのか?ということも考えてみた。

アメリカのオフィスだと、今までずっと興味があった分野のポジションもあるし、プロダクト ( 提供する製品 ) の範囲も広い。もし3年後、5年後も働く場合、その興味がある分野にいけるチャンスや機会が増えるかもしれない。また、アメリカで働くチャンスを提示されることは今後ないかもしれない。

 

色々な文章、引用を参考にする

私は前から、気に入った文章や引用があればどこかに留めて、時々見返したりしている。見ていると不思議なほど勇気をもらえたりするからだ。

例えば、こんな引用だ。

“You have to be a bit scared when you take the new challenge. If not, that does 
not mean it is really a challenge for you.”
“Change is never comfortable at first, but it is necessary if you want to change 
the outcome you’ve been getting.”
“The only way you are ever going to be happy with your life is to create the 
situations that make you happy. No one can do that for you.”
“A leader, a visionary, does what she or he feels is best and right, unafraid to 
fall, and always gets back up and moves forward again.”
“Every life experience is valuable, each person has a lesson for us if we are 
willing to learn, even bad encounters. Have no regrets, ever.”
“Anyone who has never made a mistake has never tried anything new.”
 

最後に決めるのはやはり自分

どんなに周りに相談しても、他人から意見をもらっても、最後に決めるのはやはり自分。上記を踏まえた上でとことん納得が出来るまで悩み抜き決断をした。

最後に決め手になったのは、「今までやりたかったこと」と「今後の展開」を考えた時だったと思う。

もしうまく行った場合、そこには多くのチャンスがあり、自分の興味がある分野に携われるかもしれない。そして、アメリカに住んで働くのはきっと良い経験になるだろうし、いつかアメリカに戻ってきたいという夢もあったので、チャレンジしてみてもいいんじゃないか。その考えが後押しをして、アメリカ行きを決断した。

人生は決断の連続だが、自分が納得いくまでとことん悩めば、後は信じて突き進むしかないと思う。

結果的にはこの2年半は驚くほどあっという間で、その後社内で1年前に異動して当初来た時の仕事とは全く違う仕事をしている。新たなことを学び続けられる環境に感謝して、これからもチャレンジし続けていければと思う。

 

シリコンバレー在住・IT企業勤務のライター個人ブログ「My Life In The Bay Area」。こちらも是非、ご覧ください。

       

3kki

アラサー女子、日本育ち、一年間の交換留学経験有り。2013年に仕事 (IT関係) でベイエリアに引越してきました。職場での奮闘や日常生活について発信しています。自身のブログhttp://ameblo.jp/3kkibayarea/も更新しています。